11月25日は憂国忌
11月25日の憂国忌に、サド侯爵夫人の観劇記を書くために、霜月廿日は偽勝頼の命日、22日は近松忌、23日は一葉忌と続けた。このままどこまでゆくかと危ぶまれたが、なんとか11月中に収まった(〃゚д゚;A A゚Å゚;)ゝ ゚+:.。篠井×鈴勝コンビに加え、プログラムでも鼎談されている橋本氏のセンセーショナルなこの本についてご紹介する。
第一回小林秀雄賞受賞作。「三島」がさらに面白く読める!
“同性愛”を書いた作家ではなく、“同性愛”を書かなかった作家。恋ではなく、「恋の不可能」にしか欲望を機能させることが出来ない人――。諸作品の驚嘆すべき精緻な読み込みから浮かび上がる、天才作家への新しい視点。「私の中で、三島由紀夫はとうの昔に終わっている」と語って憚らない著者が、「それなのになぜ、私は三島が気になるのか?」と自問を重ね綴る。小林秀雄賞受賞作。
真実か否かは問題ではない。書評という確立されたジャンルの作品として読み応えがあり、篠井×鈴勝は橋本の感性に共鳴したことは間違いない。
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