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2008年11月24日 (月)

霜月廿日はわが身代りに相果てし勝頼が命日(本朝廿四孝・十種香の段より)

本日24日は、文楽11月公演、豊松清十郎襲名披露興業の千秋楽。九月から続いた一連の興業の夜の部は大入りの大楽となった。控え目で上品だった姫様が、大胆に媚が全開になっておられた。嶋大夫さん、津駒大夫さんもラブリー度フルスロットル。寛治師匠のきつねさんらしいキュンキュン鳴く三味線もノリノリ。勝頼さまは飛びつきたくなる男前やし、濡衣さんはきっちりおさえるところおさえたはるし、勢い余ったゴールインだった。あー楽しかった。
本朝廿四孝は、文楽の技術の粋を見せる華やかな演目なので、ワタクシのような初心者がはまるきっかけとするに相応しい。現に、それまで年一度程度鑑賞していた文楽に、3年前の本朝廿四孝通し興行以来、毎公演拝見するようになった。一巡するにはあと3年はかかるが、同年代の若手(文楽スタンダードの若手)も台頭しておられるし、彼らが人間国宝になられるまで見続けるゾ。

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コメント

>ムンパリさま
人気演目は、やはり、人形だけが可能な仕掛けありますね。
勝頼さんはふるいつきたくなる美しさでしたし、濡衣さんは、意外にぴしっとしておられましたし、贅沢な一幕でした。
あまり、千秋楽にはこだわらないのですが、今月は初日と楽日に行ってしまいました。

投稿: とみ | 2008年11月27日 (木) 21時47分

>藤十郎センセ
賑々しい楽でした。ほんとうにトランス状態のなかでの力演でした。青い炎立ち上ぼってましたね。センセもよい実習なされましたことでしょう。
ワタクシも、たくさんのお馴染みさまにもご挨拶できました。

投稿: とみ | 2008年11月27日 (木) 21時32分

とみさま。千秋楽、ノリノリのいい雰囲気だったのですね。曽根崎心中の時も大入りで、ほろ酔い気分になったのを思い出しました。
私が観たのは16日でしたけど、文楽の「本朝廿四孝」ってほんと面白いですねー。歌舞伎版より好き♪勝頼さまのかしらは「勝頼」という名前にしてほしいくらい男前でございましたね(笑)。

投稿: ムンパリ | 2008年11月27日 (木) 12時48分

おとみさん、いらしてたんですね。あの満員ではお探ししてもなかなか見つからなかったでしょうが、私も行っておりました。
久しぶりに客席が熱っぽい文楽を見ました。芝居は客が作るということをしみじみ感じました。
関東の文楽ファンの方が、いくら満員になっても東京ではこういう雰囲気はない、とおっしゃっていました。

投稿: 藤十郎 | 2008年11月27日 (木) 10時19分

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