私生活 PRIVATE LIVES
9日(日)千秋楽を観劇。
作/ノエル・カワード、翻訳/松岡和子、演出/ジョン・ケアード
美術/二村周作、照明/中川隆一、音響/本間俊哉
衣裳/小峰リリー、ヘアメイク/宮内宏明
ファイティング/渥美博、演出助手/鈴木ひがし
舞台監督/八須賀俊恵、通訳/鈴木なお、製作助手/竹岸実夏
プロデューサー/小林香、スーパーヴァイザー/田口豪孝
キャスト
内野聖陽/エリオット(シビルの夫、アマンダの元夫)
寺島しのぶ/アマンダ(ヴィクターの妻、エリオットの元妻)
中嶋朋子/シビル(エリオットの新婦)
橋本じゅん/ヴィクター(アマンダの新郎)
中澤聖子ルイーズ/(メイド)
あらすじ
フランスの避暑地・ドーヴィル。眺めの良いホテルで、 エリオットとシビル、アマンダとヴィクター2組のカップルがハネムーン中だ。実は、エリオットとアマンダは元夫婦で、2人は、バルコニーでばったり遭遇してしまい、たちまち駆け落ちを決行する。
さて、パリのアパルトマンに転がり込んだ2人は情熱的に愛し合っていた。しかし、些細な口論から、掴み合いの大喧嘩に発展する。最高潮に達したところへ、ヴィクターとシビルもやってきて…。
劇中劇にも引用されるほどとなった古典の名作。1930年代という時代を全く感じさせない壮絶な男女の本音バトル。この普遍性の前には頭をたれるしかない。最高のスタッフとキャストがそろった贅沢な祭りと思いっきり楽しんできた。
大千秋楽までお怪我がなくてよかったです。みなさまおつかれさまでした。
それにしても、主人公たちのしぶとい学習のしなさ、ぶちギレごもっとものくどさは天晴れである。それぞれの役不足感のバランスも絶妙で、どーしょーもない男女をどないもせんと演じておられた。
観劇後、異常に気が大きくなって周囲とトラブルを起こさないようご注意!
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コメント
>かずりんさま
残念。どちらかといえば、高年齢向けでしたし、こっそり行ってしまいました。
実は、あーおもしろかった以外、あまり感想ないのです。それでええんやと言い切るのも悔しいしぃー。というところです。
投稿: とみ | 2008年11月14日 (金) 18時37分
とみさま、こんにちは!
千秋楽行かれていたのですね!?私もだったんですよ~~♪お会いできなくて残念でした。
千秋楽のカテコ、よかったですね!
加筆・・楽しみにしています♪
投稿: かずりん | 2008年11月14日 (金) 12時15分
>きばりんさま
役者さんの華はお芝居の最高のご馳走ですね。寺島さん、すらりとした手足でも魅せておられました。
もうちょっと加筆します。
投稿: とみ | 2008年11月13日 (木) 01時08分
千秋楽を観劇されてたんですねー♪
私は6日でした。。
内野さんの歌がとっても良かった(*^^)v
メタマクより断然いいよ、声がとっても合ってる合ってる~
投稿: きばりん | 2008年11月13日 (木) 00時36分