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2008年7月 6日 (日)

「岩佐又兵衛」文芸春秋カラー新書

映画「山中常盤」を見そびれたので,書籍なりと購入。しばらく楽しめそう。以下公式より。

9784166606290_2伊藤若冲よりも妖しい、江戸時代随一の美
岩佐又兵衛(イワサマタベエ)
浮世絵をつくった男の謎

カラー新書 辻惟雄


血腥く華麗なる画を遺した画家の劇的人生。『日本美術の歴史』の辻先生が心血を注いだ、図版70点収録、全頁カラーの豪華絢爛江戸絵巻

2年前に東大出版会から出たベストセラー、縄文からマンガ、アニメまでを全点カラーで辿った『日本美術の歴史』をご記憶でしょうか? あの本の著者・辻惟雄東大名誉教授は、いまや江戸絵画の人気者となった伊藤若冲を広く世に知らせた方でもあります。その辻先生が江戸絵画の真打ちとして瞠目し、愛するのが謎の画家・岩佐又兵衛です。若冲よりも妖しい作品群全80点をカラー図版で紹介し、浮世絵の創始者でもあった劇的な生涯の秘密に迫ります。豪華絢爛、江戸絵巻をお楽しみください。(HH)

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コメント

>花かばさま
薀蓄のあるコメントありがとうございます。
絵金を奉賛する土佐赤岡町に,一度は祭りの日に出かけたいと念願しています。もうすぐですね。すんごく,心が動くではございませんか。どないしましょ。
北川村には睡蓮さんをお連れしないと…。

投稿: とみ | 2008年7月 8日 (火) 18時30分

高知県の香美郡赤岡町(ドロメ祭りが有名です、一升酒をどれだけ早く飲むか競うやつです)
ここに、「絵金」と、地元で呼ばれてる絵師の展示場があるんです(絵金蔵)
小さな提灯を持って、倉の中にある絵を鑑賞します。

地元の人はお盆に道路にその絵を飾るそうですが、何ともおどろおどろしい原色の絵に圧倒されます。

でも地元ではすごく大事にされてました。

ギャラリー見て下さい。

http://www.i-kochi.or.jp/Ekin/

阪神のキャンプ地の「安芸」も近いし。ポン酢の美味しい「馬路村」、モネの庭がある「北川村」と結構楽しめますよ!。

投稿: 花かば | 2008年7月 8日 (火) 10時15分

>おりんさま
どのような語りと曲がついているのか、見そびれた者としては気になります。日本美術の巨匠たちはすごいです。

投稿: とみ | 2008年7月 7日 (月) 18時16分

これ私も本屋さんで見つけて買っちゃいました。
先日見た山中常盤の絵も一杯出てますよね。
義経が盗賊をぱっかーんの絵が面白いので是非見てくださいませ~。

投稿: おりん | 2008年7月 7日 (月) 12時58分

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