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2008年7月 1日 (火)

宝塚星組公演「スカーレット・ピンパーネル」29日マチネ

翻訳ミュージカルで大作そうということで観劇することに…。

原作:バロネス・オルツィ「スカーレット・ピンパーネル」
脚本・作詞:ナン・ナイトン,音楽:フランク・ワイルドホーン
潤色:小池修一郎
1997年にブロードウェイで初演。1998年には、トニー賞の作品賞、脚本賞、男優賞にノミネート。全米やヨーロッパ各国において上演中の人気作品。
あらすじ
フランス革命後,急進派の恐怖政治の時代,元貴族というだけで処刑されようとする人々を亡命させる「スカーレット・ピンパーネル」という秘密結社があった。その首領は,神出鬼没のうえ変装の名人で正体不明だが,元貴族や革命政府に失望している民衆からは救世主のように尊敬され,革命政府は躍起になって追い続けていた。実は,普段はお気楽な遊び人の英国貴族パーシーがそのスカーレット・ピンパーネルで,新婚の妻マルグリッドにも,真実を明かしていない。二人の心の隙間に付け入るマルグリッドの元カレの革命政府の要人ショーヴラン。3人の愛と政治の駆け引きが華麗に開幕する。

血沸き肉踊る西洋活劇。小池センセの潤色が大成功で,パリの町並み,コメディ・フランセーズの舞台,あっという間にドーバー海峡を渡るシークエンス,貴族や民衆の衣装が美しい。何より,主演の安蘭さんのために新しく作曲されたパッショネイトな主題曲「ひとかけらの勇気」をはじめ,流麗かつ豊穣な楽曲と星組の生徒さんの歌唱が素晴らしい。
様式美溢れるラブトライアングル,華やかなチャンバラ,楽しい変装,粋な大団円(若干,遠山の金さん)。革命劇にしては死者は最小限。非の打ち所の無い仕上がりとなっている。
お約束が過ぎると笑わば笑え。女性客の願望を全て叶える,これが宝塚。

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ミュージカル」カテゴリの記事

コメント

>スキップさま
革命と愛こそタカラヅカ。こうでなくてはという演目でした。主演のお三方をはじめみなさんの鳴動するような熱唱にも、これ以下のものに感動しては申し訳ないように思えました。
やっぱ、トップスターらしいトップスターはいいですね。シミジミ。

投稿: とみ | 2008年7月 8日 (火) 08時31分

とみさま
七月大歌舞伎の初日をふって(?)こちらを観てきました。
まさしくザ・タカラヅカな演目、これそザ・タカラヅカなヒーロー
でとても楽しめました。
ベルばらみたいに定番にして、また再演していただきたいですね。
♪ひ~と~かけ~らぁの~ ゆうきが~ 
私も頭の中をぐるぐる回っています(笑)。

投稿: スキップ | 2008年7月 8日 (火) 00時37分

>かしまし娘さま
コメントありがとうございます。
期待してください。それでも,期待を超えたものを見せていただけます!心配なのは,一日2公演の熱唱と,関西の猛暑だけです。
女性特化の娯楽は,ヒーローがかっこええこと,ヒロインがええ男たちにもてまくること,ヒロインが社会的成功を修めながら幸福な結婚をすること。リアリティは馬に蹴られよ。死者は最少,地球温暖化知るかの電飾,主演焼け死にそうなピンスポ,嘘でえの貧民たちの奇麗なお衣装…ってところでしょうか。

投稿: とみ | 2008年7月 3日 (木) 19時54分

とみ様、お久しぶりです。
もうご覧になったのですね!
♪ひとかけ~らぁの~勇気が~♪
ワイルドホーンの曲調は同じだ。と評されたりもしてますが、
耳に残るんだから仕方ない。しかもトウコの声で(笑)

>女性客の願望を全て叶える,これが宝塚。
ウキャ~!!気になるなぁ早く観たいなぁ。
毎日スカステでテンションをあげて、私もあと少しで体感出来ます♪ワクワク。

投稿: かしまし娘 | 2008年7月 3日 (木) 11時47分

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» スカーレット・ピンパーネル [地獄ごくらくdiary]
ずーっと昔、松あきら主演(花組)の「紅はこべ」を観たことがあります。 確かマルグリット役のやたらカワイイ北原千琴ちゃんのサヨナラ公演で・・・ストーリー完璧に忘れました。記憶ってうすれるものなのね。・・・という訳で私にとっては完全に新作。 宝塚歌劇星組公演 ..... [続きを読む]

受信: 2008年7月 8日 (火) 00時39分

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