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2008年7月

2008年7月29日 (火)

ラ・アルプ8月号煌めきの瞬間に福井晶一さんが登場

現在,ウエストサイド物語・トニー役で京都劇場に出演中の福井晶一さんの記事が4ページにわたって掲載されている。ライターはあさかよしこさん。フォトは神泉苑で撮影されたものだ。硬派で古風なルックスが神泉苑の風景に馴染んで素敵だ。
そないに不器用とか,修行僧のようと書かんといてほしいわ。けど,京都の女は一徹な男はんが好きなんえ。

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2008年7月27日 (日)

子供のためのシェイクスピアカンパニー・シンベリン

子供のためのシェイクスピア
今年は山崎清介さん他7人のメンバーで、ロマンス劇シンベリン。24日に東京千秋楽を済ませ、韓国も含めた長旅の初日とか。8人は複数の役と犬や鷲まで演じられる。
小田島雄志訳をデフォルメ&リズミカルに潤色した脚本は感動はそのままでストレートに子供に届く。子供たちには少し滑りメのギャグも大人なら愛敬と許容出来る。
限りない夢と想像力を道連れに行ってらっしゃ~い。

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「かもめ」を見た

「かもめ」を見た
チェーホフのかもめだ。藤原さんでも、美波さんでも、麻実さんでもなく…。
登場人物たちは,与えられた才能と運命に納得せず、自我に拘泥し、不相応な愛や泡沫の成功を望み、叶えられないといっては自棄になったり,力関係で勝てる相手に八つ当たりする。本人とっては大悲劇でも,第三者からみればただの喜劇にすぎない。年齢も身分も性別も異なりながら,連鎖的に見事に同じことをしている愛しい人たちだ。
重かったが,とにかく見た。ゆっくり考え生涯反芻するんだ~。

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2008年7月26日 (土)

26日(土)文楽夏休み特別公演第2部

文楽夏休み特別公演第2部
文楽夏公演は、大夫三味線の麻裃、人形遣いさんの麻の装束が涼しげで、演目も夏を意識し、耳に心地よい旋律のラインアップだ。昼の部は,チケットが好調のようで,超下手花道横のお席とあいなりました。
ほんまもんは初めての鑓権!
油壺から出すようなしんしんとろりと見とれる男。近松の筆力と簔助さんが遣われる源太の首にうっとり納得。源太は不義の閨の先陣争い圧勝。
文雀さんのおさゐは、観客のおぢさんが「何ちゅう女や」とお怒りになる程いけない女だった。政岡,定高,重の井,玉藻の前の母とか,舞台を支配する凛とした首が,美男に狂った性悪女になっておられて,何だか凄い。
妙なところで感心してはいけないが,茨の垣根を酒樽をトンネルにして1体+3人でくぐるのは笑えました。

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今日は大阪松竹座春調娘七種幕見から

今日は大阪松竹座春調娘七種から
26日(土)は、文楽2部&かもめでマチソワの予定。しかし,嬉しいことに、お江戸からcocoさまが来られ,スキップさまも満を持しての昼の部観劇と承り,行き掛けの濃いめのモーニングティーとして,菊様の花の顔を拝見に大阪松竹座に立ち寄りました。
おかげて,楽しいランチタイムが持てました。
昨夜の天神祭の名残か、道行く人々のお顔が晴れやかに見えます。それにつけても昨日は暑かった~。
長時間観劇は,心にも体にも良くないんでしょうが,こういうときに,日頃の長時間労働で培った体力,多様な会議の連続差配の気持ちの切り替えスキルが役立っております。トホホ…。

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2008年7月23日 (水)

崖の上のポニョ

ポ〜ニョポニョポニョふくらんだ~まんまるおなかのおんなのこ
いかん,歌が頭の中から離れないぞ♪

あらすじ
小さな漁村で暮らす保育園児の宗介は5歳。父親は船長,母親は老人デイサービスの職員だ。ある日,宗介は,ビンに頭を突っ込み困っている金魚を助けた。ポニョと名づけて育てようとするが,何者かに海に連れ戻される。しかし,ポニョは,人間の女の子になって,波に乗り,崖の上に戻ってきた。

宮崎駿監督・ハウルの動く城以来の新作。現代版人魚姫の可愛らしいお話。CGを使わず手書きというこだわりが素敵。荒れ狂う海の表現が魚になっていたり,水の透明感を敢えて無視した色使いも新鮮だ。ポニョのたくさんの妹たちの泳ぎも楽しい。
実は設定やストーリーがよっく分からなかった。ポニョの父は元人間のフジモト,母は巨大な観音さま。津波はなぜ起こってどのような危難が迫り,なぜ宗介とポニョおかげで危機が回避されたのか…。ま,メルヘンなので何にも分からなくとも充分楽しめたからいいのだ!純粋な心だけが世界を変えることができるというよいお話だった。

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2008年7月21日 (月)

玉様はお化けがお好き・夜叉ヶ池と高野聖の水系

風知草(フウチソウ)ならぬ放置草(ホウチソウ)状態(草茫々で草迷宮…そんなええもんかいと突っ込みを入れられそう)になっている(^^ゞ。
7月11日(金)に観劇したままになっている歌舞伎座七月大歌舞伎のまとめだが,夜の部の分を一旦アップする。例によって賛否両論受けて立ちますの付言を添えて…。拙稿の主題は,今年の上演にあたって,玉三郎丈が,「高野聖」をどう読み解き,「夜叉ヶ池」とどのようにカップリングし再構築されたかという一点に絞る。
なお,玉三郎丈は,イヤホンガイドさんの幕間インタビューで,鏡花作品の主題とモティーフについて,言及なさっておられ,その読み込みの深さに驚嘆したことも合わせて延べさせていただく。
Tamasaburou said.
1 鏡花先生は,自然の力を畏敬し,女性が内包する神聖と魔性を自然に近いものとして憧れ尊敬しておられた。
2 女主人公は,妖怪或いは人間に関わらず「水」を支配する。「夜叉ヶ池」の白雪,「義血侠血」の滝の白糸
3 物語を動かす場面では「歌」がキーアイテムとなる。「高野聖」の次郎,「夜叉ヶ池」の百合,「天守物語」,「海神別荘」
4 主人公カップルの肉体或いは精神的結びつきの成立は「馬」に象徴される。「夜叉ヶ池」では牛,「海神別荘」では龍馬。
5 鏡花先生は,様々な事象を妖怪の仕業に仮託されるが,その心根に私は惹かれてやまない。
6 上演時間が長くなるが,
「恋女房・吉原炎上」は手掛けてみたい。
7 「夜叉ヶ池」と「高野聖」は対の物語で,短歌の上の句と下の句のように見立てることができ,そのように演出した。

以下,ワタクシなりの感想と,山津波二部作の読み解きである。

夜叉ヶ池
大正2年3月(1913年)「演劇倶楽部」初出,監修:坂東玉三郎,演出:石川耕治,美術:中島正留,照明:池田智哉
百合/春猿,萩原晃/段治郎,山沢学円/市川右近,白雪姫/笑三郎,湯尾峠の万年姥/上村吉弥,剣ヶ峰の使者鯰入/猿弥,鯉七/猿三郎,蟹五郎/弘太郎,穴隈鉱蔵/薪車
二年前のマイ感想→恋には我がの生命もいらぬ(白雪)

春猿丈の百合は,矢絣の拵えが磨きがかかって益々臈長け,聖魔境界線上の女であることを示された。笑三郎丈の白雪姫は,パワフルで豪奢で,歌舞伎味に満ち,玉三郎丈の期待に応える役作り。ハイ,対峙する吉弥丈の乳母は,姫が聞き分けが無くなった分,さらにパワーアップ。火を吐くような台詞,山津波のような気迫,姫をお守りするという情愛と責任感で舞台を支配しておられた。数百年前には,姫に勝るとも劣らない美貌と確信しましたぁ!
「水は,美しい。何時見ても……美しいな。」(晃)
幕開き第一声,連歌の発句に当たる段治郎丈の台詞の清々しいこと。全編の主題を凝集したこの一言で,一気に歌舞伎座がヒンヤリした。
「熊に乗って,黒髪を洗いに来た山女の年増がござった。裸身の色の白さに,つい,とろとろとなって,面目なや,…」(鯰入)
愉快な好色鯰の鯰入和尚さんの猿弥丈。もしかして,元は人間で,山姥に鯰にされてしまったのでは…。しっかり山姥,金太郎伝説している。怒り狂う剣ヶ峰の若様は海老蔵丈のイメージだが,門之助丈かな。
細かいが,主題に関わることなので気になった点が一つ。百合が村人に捕縛され牛の背に乗せられる場面で,ト書きと違うことが起きた。歌舞伎ではトランス状態になれば,お三輪や清姫は鬘を捌き,超人的な力を得たことを象徴する。巻き髪のままの百合さんは人間として死を選んだようだ。
ああれ。と悶ゆる。)胴にまわし,ぐるぐると縄を捲く。お百合背を捻じて面を伏す,黒髪颯と乱れて長く牛の鰭爪に落つ。

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2008年7月20日 (日)

盆と正月がいっぺんに来た目出度さ・七月大歌舞伎 in 大阪松竹座

大阪冬の陣と夏の陣が一度に来たような…。それではあっという間に落城であきませんので,恵比寿さんと天神さんを同時に楽しませていただいたといえましょうか。要所要所は御大方がしっかり押さえ,花を添えるのはきらーんと菊様,はんなり孝太郎丈,目も覚める美声の亀三郎丈,松也丈と耳目の正月~

春調娘七種
舞いの上手のお三方。視覚的にも,やんちゃくれの松緑五郎,卒倒ものの美しさの菊之助十郎,かいがいしい孝太郎静御前と一年の始まりに相応しい並びだ。

木村長門守
お侍がずらーと居並ぶ台詞劇。えーと,二条城の加藤清正の木村長門守版で,徳川家康に対峙する敗軍の将の美学を詠い上げる。主演のお三方は勿論,並びの侍・亀三郎,亀寿,松也の良いお声に聴き惚れる。しかし,舞台のすんごい緊迫感に集中力の継続は難しかった」\(TT。)ハンセイ・・・。

伽羅先代萩
実は,通しは初めてで,こんなお話だったのかと納得。これくらい分厚い座組でないと実現は不可能なので,心して拝見する。
花水橋ではお殿様姿の菊様,力士姿の愛之助丈で\(^O^)/
竹の間と飯炊きは飛ばして御殿
貫禄の藤十郎政岡さまと烈女仁左衛門八汐さまの対決は火花が散り,詰めの甘い秀太郎栄御前がほっこり良い感じ。
床下は,松緑男之助,仁左衛門弾正でヽ(*^。^*)ノ。この場の主演の鼠さんも素敵。
門注所対決は不覚にも沈没。初めて見る場面なのに…。供侍方は平伏し控えておられるので,最大の敬意を…。。
刃傷は老齢の渡辺左記左團次と怪人弾正仁左衛門。知らなかったとはいえ,弾正は妖術使いではなく,生身の人間だったことが意外だった。見られて良かった。

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2008年7月19日 (土)

七月大歌舞伎 in 大阪松竹座19日(土)昼夜・付30万ヒット御礼

七月大歌舞伎 in 大阪松竹座昼夜
今年の七月大歌舞伎は、顔見世と見紛うばかりの分厚い座組と手堅い演目揃えで、歌舞伎の魅力を堪能できた一日だった。
菊様の花の顔と月宮殿の天女のようなお声に拝謁し、抜群の延命効果が…♪
また、本日、昼過ぎに30万を踏んで頂き、つどいさまから、おとみの原風景3でというお題を頂戴しました。物語を探すレトロスペクティブは、むしろ新発見のトラベル。行って参りま~す。

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2008年7月18日 (金)

宝塚雪組でカラマーゾフの兄弟

年末,シアタードラマシティ公演で「カラマーゾフの兄弟」
しかも雪組ですゾ!!!!
◆梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ公演:2008年12月13日(土)~12月25日(木)
ミュージカル『カラマーゾフの兄弟』
原作/ドストエフスキー
脚本・演出/齋藤吉正
亀山郁夫訳 光文社古典新訳文庫「カラマーゾフの兄弟1~5」を参照
仮想キャストで盛り上がって卒倒しそう。強欲おやじ,自堕落なドミートリィ,シニカルなイヴァン,敬虔なアレクセイ,破滅型のスメルジャコフ…。今の雪組に似合いそう♪
センセ方,頑張ってくださいませ~。

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まもなく30万ヒット!リクエストエントリ承ります!(BlogPet)

おとみさんの「まもなく30万ヒット!リクエストエントリ承ります!」のまねしてかいてみるね

キリ番を何てことない風知草→
カウンターを上げてデカ字にしました♪
恒例ですが,御親告くださいませ~。お題を頂戴し,レポ承ります。

*このエントリは、ブログペットの「獅子丸」が書きました。

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まもなく30万ヒット!リクエストエントリ承ります!

Nec_0147_2←何てことない風知草
19日(土)午前中にも30万ヒットです。カウンターを上げてデカ字にしました。恒例ですが,キリ番を踏まれた方から,不肖おとみではございますがリクエストを承ります。
お題を頂戴し,演劇のパーソナリティゆかりの地を取材し,レポを書かせていただきます。
しょーもなーと仰らず,なけなしの知性&感性を総動員し,強引な見立て,凝りに凝った修辞に心掛けて書きますので,御親告くださいませ~。

みほん
 俊寛   25万(俊寛謀議の地・鹿ヶ谷山荘跡を訪ねてトレイル)
 おとみ  20万(直木三十五の原風景・内安堂寺町へ)
 知盛   15万(新中納言知盛の潜伏地・大物へ)
 京の男  10万(在原業平屋敷跡へソッコー)
 大坂の男 5万(亀屋忠兵衛在所を訪ねて新ノ口へ)

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2008年7月17日 (木)

放下鉾の辻回し・17日は祇園祭山鉾巡行

祇園祭の山鉾巡行
勇壮な辻回しに挑む町衆と若衆。見入る御見物衆。暑さや憂さを晴らし、童心に還って楽しんで頂きたいもの。
京女の美を支えてくらはるのは京の男衆なんえ。
さて,京都の夏はこれからが本番。意外にひっそりとして、自分らしい体験型の遊びに向いている季節と思う。あ~梅雨明けや。
あづ〜。

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2008年7月16日 (水)

やっと表参道ヒルズに行けました

Nec_0132_2Lw435_4オープン2年になるが,12日,やっと訪れることができた。
同潤会青山アパートの安藤忠雄氏によるコンバージョンプロジェクト「表参道ヒルズ」!
1927年築の同潤会青山アパートは,80年を経て現代のファッションビルに姿を変えたが,坂道にショップが並ぶ東京の原風景を内包する素敵な空間だ。下り坂と昇りエスカレーター,上り坂と下りエスカレーターの組み合わせが,エッシャーの絵の中の迷宮のようで,永久に彷徨い続けることを企図している(と,ワタクシは読んだ)。

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旧芝離宮恩賜公園で小休止

旧芝離宮恩賜公園で小休止
浜松町駅前の旧芝離宮恩賜公園。東京のマイタノシミのひとつは庭園&洋風建築探訪としている。12日の真昼に立ち寄ったが,泉水回遊式庭園は猛暑にも涼しげだ。
旧芝離宮は,江戸初期に大久保家が築造し,幾人かの所有者を経て,幕末には紀州徳川家の芝御屋敷となり,明治初頭に有栖川宮家から宮内省が買いあげ芝離宮となった。関東大震災の直後,東京市に下賜されたという経歴も,怒涛の都市史を物語る。

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2008年7月14日 (月)

ウーマン・イン・ブラック~黒い服の女 13日(日)千秋楽

ウーマン・イン・ブラック
原案・原作/スーザン・ヒル,脚色/スティーブン・マラトレット
演出/ロビン・ハーフォード
出演/上川隆也,斎藤晴彦
上川隆也と斎藤晴彦の共演で絶賛されたロンドン発ゴシック・ホラーの決定版が、5年ぶりに再々演。秋にはロンドン公演も決定している。

怖かったよ~(涙)
老弁護士が若いころ経験した、世にも忌まわしい物語、「黒い服」をまとった女性に遭遇した怪奇体験を,語ることにより自らの恐怖から逃れようと,若い俳優に指南を受ける。俳優が若い頃の弁護士を演じ,老弁護士が何人もの人物を演じ分ける。
イギリスの人里離れた片田舎の屋敷に住んでいた身寄りのない老婦人が亡くなり、弁護士は遺産整理のために出向くが,果たして黒い服の女の亡霊が出没する。

怖いの何の,視覚に訴える怖さではなく,台詞と音響で恐怖を増幅するお芝居なので目をつぶっても怖い。観客はリピーターさんが多いのか,心の準備がよろしいのか,あまりヒエーの声は聞こえない。おまけに,物語は完結しなく,恐怖はおうちにお持ち帰りとなる。書いたら助かるやろか。書いたらもっと怖くなるし…。わーん。

うだる暑さの大阪,凍りつくシアタードラマシティ。上川さん,ぶっ飛ばしの燃える熱演で,開場はオールスタンディングのカテコとなった。

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2008年7月13日 (日)

「私の一日メーカー」を試してみました。

Img_1f998a5478aa8cdea11b2b2229604d2 KOROPPYの本棚のKOROPPYさまに教えて頂きました。私の一日メーカー
前日ボタンを押すと,見たい日の一日を表示してくれます。行動パターンとして,「レストランで機動隊と死にかける」,「広場で阿部さんと半身浴」,「喫茶店で老人と大喧嘩」剣呑な憂さ晴らしが多いようです。逮捕されないようにしなくては…。そうでなくても人相が悪いのでよく職質されます。
「踊場で恋人と花火」がうれしいですね。踊場ですることと言えばトゥナイトの二重唱!トニ~♪トニ~♪

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2008年7月12日 (土)

思い出を売る男12日(土)マチネ

思い出を売る男12日(土)マチ
1953年、劇団四季創設の5ヵ月後に35歳で夭折した劇作家・加藤道夫の詩的な戯曲を、55周年記念公演のひとつとして上演中。12日は前楽にあたる。
主人公の思い出を売る男は、加藤本人とされている復員兵の詩人でありサキソフォン奏者だ。誰もが戦争の深い傷を負っている時代、詩と音楽で思い出を甦らせようとする男の前を、花売り娘、広告屋、GIの青年、街娼、乞食、闇市のボスが通りかかる。

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キャッツ12日(土)ソワレ

キャッツ12日(土)ソワレ
何と、マンカスが荒川さん。硬派&端正な西門さんから、チョイ悪親父な荒川さんに変われば、舞台全体が変わる。マンカスはリーダーだが真面目である必要はないんだ。
ガールズは、秋さん、レベッカさん、増本さん、高倉さんと世界の完璧スタイル美女揃い。
それでも大地を鳴動させる早水グリザベラに持っていかれるのもお約束。心の準備はしていても噴涙…。

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東京国立博物館・対決巨匠たちの日本美術

東京国立博物館・対決巨匠たちの
始まって最初の週末にしては楽に入館出来た。お上りさんに嬉しいええとこ取り、分かりやすい展示に、日本美術の精華を効率よく回れた。
永徳vs.等伯、長次郎vs.光悦等対比がスリリングだ。光琳杜若カン入りクッキーをお土産に購入した。

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2008年7月11日 (金)

七月大歌舞伎 in 歌舞伎座11日(金)夜の部

七月大歌舞伎 in 歌舞伎座夜の部
玉三郎丈気迫の泉鏡花越前山津波二部作がかかる夜の部も大盛況だ。高野聖は、戯曲ではないが、ダイアローグで進む小説なのでそのまま上演とか。また、珍しく観客を喜ばせて頂く趣向が凝らされていて驚く(◎-◎;)。
鏡花作品のそのお役のために同座された役者さんたちの確かなお仕事にパチパチ。
音楽がキーアイテムのお芝居の鍵を託された右近ちゃんにブラボー!

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七月大歌舞伎 in 歌舞伎座11日(金)昼の部

七月大歌舞伎 in 歌舞伎座昼夜
昼の部は完売の大人気。運良く、立ち退かなくて良いお席で、2メートルくらい真上を、何もかもビッグな海老蔵源九郎狐さんが、喜びを目一杯光らせて飛んで行くのを拝見。
玉様静御前は、お姉さまらしく見守っておられた。
義太夫の演奏のみで、人形浄瑠璃の原典を踏襲したプリミティブな吉野山も、通しではいい感じ。

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小石川植物園内の東京大学総合研究所博物館小石川分室

小石川東京大学総合研究所博物館
鏡花芝居を鑑賞する前のアペリティブに立ち寄った。
「でも、あなたは、あなたは私を知りますまい!」
「忘れません!」
そのときの二人がさま、あたかも二人の身辺には、天なく、地なく、社会なく、全く人なきがごとくなりし。
青山の墓地と、谷中の墓地と所こそは変りたれ、同一日に前後して相逝けり。

これこれ。東京大学小石川植物園は、泉鏡花の短篇小説「外科室」の舞台に設定された薬草園だ。坂東玉三郎氏監督、吉永小百合氏主演で映画化されている。ツツジの季節なら「外科室」ごっこも可能だか、今は水辺の植物勢いが勝る。広大で整備の行き届いた園内は、自然の野に遊ばせてもらっているかのような植物の息吹きが…。瑞々しいひんやり感だ。
さて,小石川植物園の深い緑の中に移築された小石川分室は、元は明治9年の創建で擬洋風木造二階建て建築。重要文化財に指定されている。簡素ながら和風の装飾と赤色塗装が東京医学校の意気を示す。展示も研究器材や標本、模型等をシンボリックに配し、学究の誉れを見せている。

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2008年7月10日 (木)

控えめお江戸遠征します。

明日から慎ましいお江戸観劇ツアーに参ります。以下のとおり歌舞伎座と劇団四季に特化です。
七月大歌舞伎昼の部,夜の部
思い出を売る男,Cats
時間と暑さの許す限り,東博,白山,五反田などの西洋建築の見物も目論んでいます。字数を吟味し,携帯からこまめに更新しますが,つぶやきネタでしょ!しかし,コメントにはいつもより早くレスしま~す。

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おとみさんもほしいかな(BlogPet)

獅子丸はバウホールがほしいな。
おとみさんもほしいかな?

*このエントリは、ブログペットの「獅子丸」が書きました。

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2008年7月 9日 (水)

ウエストサイド物語5日ソワレ

きょう~いちにち~めぐり合えた奇跡はきみ~ トゥナイト~

観客のワタクシも歌以外に目を向ける余裕が少しは出来てきた。

つかみの曲・サムシングカミング「何かに会える~今宵に~」で,重く垂れ込めた雲も晴らすお声でイッキにトニーの世界へ誘ってくれる。齢重ねた女には,若い頃にちゃんとした目を持っていたら見逃さなかったはずの愛しい青年が目の前に…,若さに驕りセレブ系以外目に入らない娘にはワーキングプアの中にも素敵な人がいるかも…と思わせてくれる。
ポーランド移民の子のトニーは,ウエストサイドの零細ドラッグストアの配達係。アメリカ社会では低層階級だが,アメリカ国籍を所持しているから,定職には就けた。閉塞感と焦燥感を懸命に振り切り,人生に意義と希望を見出そうと歩き始めたどこにでもいる青年だ。恋に落ちてからも,理想のラバーにたちまち変貌するわけではなく,「君のいうとおりにするよ。」と努めるどこまでも真摯な奴だ。
トニー役者にしてはセレブ系過ぎるがお役に生きてしまう阿久津さん,さわやか笑顔で存在そのものがトニーの鈴木さんに比べ,福井さんは,恋に不器用な役づくりが,本当に演技が不器用に見えてしまい,贔屓目に見ても苦戦は否めない。

しかし,福井ファンは熱い!土曜の夜はリピーターが多いようだ。二階席は特に!応援団モードのカテコが続き,ラダメスとアイーダのようにはけてゆかれた。

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2008年7月 8日 (火)

レンブラントの夜警

518gwmgvsol_sl500_aa240__3いつものミニシアターですべりこみ鑑賞。
監督:ピーター・グリーナウェイ
出演:マーティン・フリーマン,エヴァ・バーシッスル,ジョディ・メイ
あらすじ
1642年の経済が沸騰するオランダ。36歳で既に一流の画家としての成功を収めていたレンブラントは,アムステルダムの紳士集団・市警団から集団肖像画を依頼された。仕事の最中に団長は銃撃により絶命する。驕るレンブラントは,モデルとなった人々の隠された素顔を暴き,陰謀を告発する暗喩を絵に書き込む。絵の完成を見届けるかのように,最愛の妻サスキアが病死し,クライアントの面々の陰惨な復習が始まった。

英国出身の巨匠ピーター・グリーナウェイ監督が,不朽の名画「夜警」に秘められた謎に迫る。光と闇のマジシャン・レンブラントの光の使い方を駆使した絵画的で演劇的な画面は美しいが,人間のあらゆる欲望を容赦なく光の下に暴き出す。絵画の謎解きが思いのほか,暗喩ではなくあからさまだ。当然,ぼこぼこに痛めつけられるが,滑稽味を醸し出すマーティン・フリーマンの芸風に似つか わしい。

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2008年7月 6日 (日)

「岩佐又兵衛」文芸春秋カラー新書

映画「山中常盤」を見そびれたので,書籍なりと購入。しばらく楽しめそう。以下公式より。

9784166606290_2伊藤若冲よりも妖しい、江戸時代随一の美
岩佐又兵衛(イワサマタベエ)
浮世絵をつくった男の謎

カラー新書 辻惟雄


血腥く華麗なる画を遺した画家の劇的人生。『日本美術の歴史』の辻先生が心血を注いだ、図版70点収録、全頁カラーの豪華絢爛江戸絵巻

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2008年7月 5日 (土)

みやこで義太夫を楽しんだ

京都造形大の京都劇場で素浄瑠璃の会が開催された。浴衣姿の大学生さん,舞妓さんや芸妓さん,お着物姿のご婦人と客席もみやこらしく華やか。
人間国宝・綱大夫さんと清治さんが出演,精鋭豪華メンバーによる「近頃河原の達引」だ。
近頃河原の達引 堀川猿廻しの段
  豊竹呂勢大夫,鶴澤清治,鶴澤清志郎
切 竹本綱大夫,鶴澤清二郎,鶴澤清志郎


先に,綱大夫師匠と,京都造形芸術大学芸術学部教授田口章子氏との対談があった。綱大夫師匠は,同大学で,浄瑠璃の講座の非常勤講師をされているとか。学生さんが羨ましいゾ。恥ずかしながら,お話が難しすぎて敢えなく撃沈。お元気なご様子にホッ。睡蓮さまにご挨拶できました。

前半,老母とおしげの掛け合いは清志郎さんが加わる。お目当ては清治師匠の三味線。切っ先の鋭さ,鋭い気合い,表情一つ変えず,汗もかかず。残響時間が短く,音がクリアな劇場に冴え渡る響きは,音楽というより,百発百中のスナイパーの武器の発射音だ。低音は客席の椅子に沈められるよう,高音は総毛立つようだ。
片や清二郎さんは,劇画でめらめらと炎が身体から発しているかのイメージで,重く残響時間が長い音だ。義太夫本来の情と感動を表現する三味線で,大熱演。清志郎さんは,猿回しの曲から加わる。華やかで切ない連れ弾きだった。
呂勢さんのおつると老母はほのぼのと,綱さんの与次郎にはたっぷり情愛がこもっていた。

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2008年7月 4日 (金)

おとみの原風景Ⅱ「大大阪の時代」の記憶を留める道修町界わい

Nec_0011Nec_0011_2唐突に思い出した。30万ヒットの前祝に,おとみの原風景シリーズPartⅡを勝手にアップする。
おとみと谷崎の春琴抄のヒロイン春琴(フィクションではあるが)の共通点は、生家の店が大阪船場・道修町ということだ。ということは、同じ小学校(明治初等に開校していた元集英小学校)の学童のはず(ほんまかいな)。
小説の舞台に設定された道修町界隈では、明治の豪商の店構えを今に残すのは、小西儀助商店だけだか、大正末期から昭和一桁の「大大阪の時代」を今に伝える様式建築の宝庫だ。
写真は,明治36年築の儀助商店と昭和5年築の元生駒時計店。

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2008年7月 3日 (木)

文楽特別公演・人間国宝4人そろい踏み!阿古屋だ~

平日の夜の1回公演だがチケットは手に入った。見逃すまいぞ!

文楽特別公演~豪華! 人間国宝4人そろい踏み~

壇浦兜軍記 阿古屋琴責めの段
艶容女舞衣 酒屋の段

出演 竹本住大夫,鶴澤清治,吉田簑助,吉田文雀他
平成20年11月27日(木)18:00,神戸新聞松方ホール
ヽ(^。^)丿

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2008年7月 2日 (水)

宝塚宙組公演「殉情」−谷崎潤一郎作「春琴抄」より−29日ソワレ

スカピンの勢いで,バウホールで上演中の宙組若手公演を拝見。
バウ・ワークショップ『殉情(じゅんじょう)』
−谷崎潤一郎作「春琴抄」(中公文庫版)より−
脚本・演出:石田昌也

今年は,バウホール開場30周年ということで,過去の人気作品を,若手生徒さんの競演により継続して上演中である。この作品は,1995年と2002年に,絵麻緒ゆうさんの主演で谷崎潤一郎の「春琴抄」をミュージカル化したもの。拝見したのは,早霧せいなさん主演版。
あらすじ
明治の大阪船場道修町の薬問屋を舞台に,盲目の娘・春琴と奉公人佐助との壮絶な愛の物語。郷土史家が,春琴と佐助の墓参をするところからはじまるという枠組は,谷崎の原作と同じだが,これに現代のカップルが絡む。
鵙屋のこいさん春琴と奉公人の佐助は,主人と奉公人,琴の師弟,相弟子,女と男と幾重もの絆で結ばれていた。驕慢で吝嗇な春琴は,人の恨みを買い,顔を傷つけられてしまい,佐助にだけは顔を見られとうないと荒れ狂う。佐助は迷わず,自らの視力を捨てる。

主演の早霧せいなさんは,長身小顔のすっきり寂しげな男役さん。真摯な芸風に,ヘタレ系のお役がとてもフィット。ヒロインの和音さんは,明るい丸顔と晴れやかな声で,お嬢らしさがいっぱい。大阪出身とかで,船場ことばのイントネーションもばっちり。妄執,呪縛,共依存という宝塚らしからぬテーマには迫れなんでも,二人は末永く幸せに暮らしたというバリバリのハッピーエンドは,ようようわかって,ええもん見せてもらいました。

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2008年7月 1日 (火)

宝塚星組公演「スカーレット・ピンパーネル」29日マチネ

翻訳ミュージカルで大作そうということで観劇することに…。

原作:バロネス・オルツィ「スカーレット・ピンパーネル」
脚本・作詞:ナン・ナイトン,音楽:フランク・ワイルドホーン
潤色:小池修一郎
1997年にブロードウェイで初演。1998年には、トニー賞の作品賞、脚本賞、男優賞にノミネート。全米やヨーロッパ各国において上演中の人気作品。
あらすじ
フランス革命後,急進派の恐怖政治の時代,元貴族というだけで処刑されようとする人々を亡命させる「スカーレット・ピンパーネル」という秘密結社があった。その首領は,神出鬼没のうえ変装の名人で正体不明だが,元貴族や革命政府に失望している民衆からは救世主のように尊敬され,革命政府は躍起になって追い続けていた。実は,普段はお気楽な遊び人の英国貴族パーシーがそのスカーレット・ピンパーネルで,新婚の妻マルグリッドにも,真実を明かしていない。二人の心の隙間に付け入るマルグリッドの元カレの革命政府の要人ショーヴラン。3人の愛と政治の駆け引きが華麗に開幕する。

血沸き肉踊る西洋活劇。小池センセの潤色が大成功で,パリの町並み,コメディ・フランセーズの舞台,あっという間にドーバー海峡を渡るシークエンス,貴族や民衆の衣装が美しい。何より,主演の安蘭さんのために新しく作曲されたパッショネイトな主題曲「ひとかけらの勇気」をはじめ,流麗かつ豊穣な楽曲と星組の生徒さんの歌唱が素晴らしい。
様式美溢れるラブトライアングル,華やかなチャンバラ,楽しい変装,粋な大団円(若干,遠山の金さん)。革命劇にしては死者は最小限。非の打ち所の無い仕上がりとなっている。
お約束が過ぎると笑わば笑え。女性客の願望を全て叶える,これが宝塚。

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