七月大歌舞伎 in 歌舞伎座11日(金)夜の部
玉三郎丈気迫の泉鏡花越前山津波二部作がかかる夜の部も大盛況だ。高野聖は、戯曲ではないが、ダイアローグで進む小説なのでそのまま上演とか。また、珍しく観客を喜ばせて頂く趣向が凝らされていて驚く(◎-◎;)。
鏡花作品のそのお役のために同座された役者さんたちの確かなお仕事にパチパチ。
音楽がキーアイテムのお芝居の鍵を託された右近ちゃんにブラボー!
優しいなかに強みのある、気軽に見えても何処かに落ち着きのある、馴々しくて犯し易からぬ品のいい、如何なることにもいざとなれば驚くに足らぬという身に応えのあるといった風の婦人…
謎だらけの玉様に、宗朝さんはもちろん、観客皆ええように翻弄されました。
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