大阪市公館は水辺空間に恵まれて
大阪市のゲストハウスは、大阪城北詰・網島に建つ。大阪株式取引所等の作品で知られる竹腰健造の設計により、1959年に竣工した。モダニズムを基調としつつ、レリーフテラコッタを配する外観にアールデコ風の家具や照明が華やか。広大な回遊式庭園と中ノ島本庁舎に見立てたニ水亭と名付けられた茶室も設けられている。
屋上から大阪城、大川が望めるが、遠景はもはや雄大ではない。
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コメント
>つどいさま
1959年の建物が歴史的価値を持つようになったのですね。また,キリンプラザも建て替えとか。ブラックレインも遠くなりました。龍平さんと翔太さんどっちがかっこええやろか。
投稿: とみ | 2008年6月28日 (土) 22時01分
>藤十郎さま
1959年頃は,川の水質も悪く,煤煙の街でした。河岸も整備されていませんでしたし…。
しかし,この川が湾曲し集まってくるロケーションが,大阪ならではの愛着を持てるスポットですね。
それにつけても,駅の真上です。また,中之島線もこの秋開通。さほど不便ではなかった地域ですが,至便になりすぎかも。
投稿: とみ | 2008年6月28日 (土) 21時56分
以前は確か,市長公舎とか言ってたものですね.
これまでは,一度も行ったことがなかったのですが,近年お邪魔することがあります.
応接室からのお庭の眺望は,木々が周辺のビルを隠してくれるので,大変に素敵なものですね.
晩秋の頃が最高かなと思います.
経費の節減も大切でしょうが,こうした施設を可能な限り開放することで,大阪文化を発信することが大切かと思う私です.
投稿: つどい | 2008年6月28日 (土) 20時48分
藤田美術館はすぐお隣、小春治兵衛の大長寺も遠からぬところですね。
周りはさほど風光明媚でもないのに、いきなりドカンと立派なものが目に飛び込んでくる、という感じでしょうか。
竹腰さんは北浜もゆかりの人ですよね。
投稿: 藤十郎 | 2008年6月28日 (土) 18時37分