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2008年6月22日 (日)

文楽若手会は覇気ありました

文楽若手会はパワフルでした
一徹な五郎助の相子大夫さんと勘緑さん、哀切な大井川の睦大夫さん、激情の深雪の一輔さんが記憶に残った。ご出演の皆さん大熱演で、記憶は完璧。歌舞伎の若手会でも感じる若手会のストーリーの分かりやすさはどこからくるのだろう。
また、藤十郎センセ、やたけたの熊さま、睡蓮さま、あやりんさま、マンテマさまにお目にかかり、ご挨拶も叶い、しゃきーんとなりました。

失礼ながら絵画の左側、文雀師匠のお姿をトリミングしたこと、お許しを。
ロビーには簔助師匠のお姿も…。

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文楽」カテゴリの記事

コメント

>D.D.さま
お天道さまぁがいいですね。徳右衛門さんをどつきたおすのもナイスでした。名作です。
どうしても話を吉弥さんに持って行きたがりますが,主演ねらっておられるようです。阿曾次郎に薪車丈,徳右衛門に竹三郎丈,岩代に千次郎さん,お鍋に純弥さん,関助に佑次郎さんで次の美吉会はキマリです。

投稿: とみ | 2008年6月24日 (火) 23時57分

「大井川」はヤケクソのやけっぱちでなくては、と思っていますので「やっぱり聴きたかったにゃあ」と思いました。
誰も見てないんですし、人がいたとしても彼女には見えないですし、あそこでチマチマと「私はこんなに辛いのよん」って語られては困ります。「っざっけんじゃねえよ」って天に向かって穴を捲くってくれなくては(あ、下品な発言でブログの品位を落としてしまったらごめんなさい)。

投稿: D.D | 2008年6月24日 (火) 23時08分

>あやりんさま
初めまして。藤十郎センセとこの知的センスとウイットに溢れた
書き込みをいつも拝読していますので,初めての気がせえしません。
開き直りの勝利。お人柄がそのまま語りに現れるような素晴らしい舞台でした。
改めて貴宅にお邪魔させていただきます。

投稿: とみ | 2008年6月24日 (火) 00時35分

始めまして。
若手会はお会いできて嬉しかったです。素敵なお着物でしたね。
名刺も素敵でした。
相子さん良かったですね。思い切りが良かったと思います。
2日間しかないから、本公演のような期間だったらもっと変わっていったでしょうね。

投稿: あやりん | 2008年6月24日 (火) 00時21分

>おりんさま
ちゃんとした感想書けてないのに,ご期待痛み入りました。
日吉丸のちび加藤清正もはつらつとしておられましたし,出るなり石の手水鉢の下敷きになるお侍も良かったですよ。
それにつけても,やっぱ,人気演目はいいですね。
阿層次郎,オトコマエでした。

投稿: とみ | 2008年6月24日 (火) 00時04分

行きたかった若手会。行けなくてうじうじしていましたが、とみ様の記事を読んでよかったんだ~と嬉しくなってちょっと気持ちが持ち直しました♪また今度の楽しみにすることにします。
・・・でもやっぱり、行きたかったな~。

投稿: おりん | 2008年6月23日 (月) 23時34分

>マンテマさま
浪花の夏は上方芸能の夏、若手会の夏、夏狂言の夏です。
脂汗と湿っぽく淀んだ空気、一触即発の犯罪都市大阪に相応しい、血沸き肉踊る演目がいいなー。

投稿: とみ | 2008年6月23日 (月) 23時08分

>ハヌルさま
相子大夫さんは解説も絶妙ですが、語りは当然ばしっと決まりました。
何より暖かく情愛あられる芸風で、これからの芯となる方であられることを確信します。

投稿: とみ | 2008年6月23日 (月) 22時46分

>D.D.さま
はい、大井川よかったです。やけくそ感が好感もてました。宿屋の琴と三味線の掛け合いは完璧でしたしー
(足は心許なげな場面ありました。)。大過なく、盛況のうちに終了しました。
素浄瑠璃の若手会あるみたいです。

投稿: とみ | 2008年6月23日 (月) 22時38分

昨日は、お目にかかれて嬉しかったです。
帰りは土砂降りの雨、お着物は大丈夫でしたか?
先週の文楽デーに行った友達が「姪っ子を夏休み文楽に連れて行きたい」というので、チケットを取りました。
私は一緒には行けないけれど、50年後の文楽を見届けてくれるようなファンになってくれればいいなと思います。

投稿: マンテマ | 2008年6月23日 (月) 22時01分

とみさま、こんばんは。
文楽若手会、聴きたかったのですが今回叶わずでした。
何かとご縁のある相子ちゃん(大した縁ではありませんが)が
見台に向かって義太夫節を語る場面になかなか遭遇出来ません。
記憶に残ったとおっしゃったので、ますます聴きたくなりました。
いつか必ず!(苦笑)

投稿: ハヌル | 2008年6月23日 (月) 21時53分

おおお!私が観たい聴きたいと思っていた方のお名前が全部書いてあるではないですか!なんとも嬉しいです!どうしても時間が作れず、見に行くことはかないませんでしたが、とみ様のこの日記で「想像した通りだったに違いない」と確信を得ました。ありがとうございます。とは言え「大井川」だけでも聴きたかったなあ。

投稿: D.D | 2008年6月23日 (月) 18時50分

>やたけたの熊さま
申すまいと思うておりましたが,昨年からどれだけ文楽会の損失となる人材が去られたことか。
しかし,長丁場の宿屋,慟哭の大井川を一人で語る床に座っておられるのは,若いコンビでした。何の不安もあらしません。(足は若干不安かな(笑))
ザンネンなのは,みなさんが人間国宝になられる日を見届けられないことだけです。きっぱり!

投稿: とみ | 2008年6月23日 (月) 12時58分

>一徹な五郎助の相子大夫さんと勘緑さん。
感動しましたね。

>一輔さん、睦大夫さん、清馗さんの、 
大井川も良かったです。ほんとうに20年後が楽しみです。

○○大夫が亡くなったら文楽はお仕舞い、という人がたまにいますが、「文楽は不滅」だと私は思います。脈々と受け継がれていきますね。今回の若手会で、私はそのことが再確認できました。

投稿: やたけたの熊 | 2008年6月23日 (月) 12時02分

>やたけたの熊さま
一輔さん、睦大夫、清馗さんでしたので、清冽ともうしあげましょうか、深雪の絶望と自暴自棄、明日の無さがびしばし伝わりました。20年後を先取りして楽しませていただきました。
上村吉弥丈の鳴神・雲絶間姫で、どしゃぶりの雨のなか、完全勝利に酔いながらの帰路を思いだしました。

投稿: とみ | 2008年6月23日 (月) 08時35分

昨日はありがとうございました。劇場はほぼ満員で、熱気を感じましたね。
蓑助師匠や、富助さんが、さりげなく座席から弟子の舞台を眺めてはりました。

劇場を出たら突然の大雨。最後の舞台が、突然の大雨で川を渡れなくなる「大井川」。なんだか笑ってしまいました。

投稿: やたけたの熊 | 2008年6月23日 (月) 06時45分

>藤十郎センセ
記録撮っておられましたので、床に集音マイク備えてあり、不思議な感じでした。
客席の掛け声や拍手も暖かくいい会でした。ただ、観客は、愛情だけでなく、芸に喝采しておられるいという手応えはありました。
辛抱立役は、文字通り大変なお役というのもよく分かりました。
そういえば、名刺、藤柄でした。

投稿: とみ | 2008年6月22日 (日) 22時08分

おとみさん、お目にかかれて幸いでございました。
風知草の名刺を頂き、その風情の豊かさに私の名刺をお渡しする勇気が出ませんでした(笑)。
私の感想(すべて人形)は明日アップします。でも、かなり共通します。

投稿: 藤十郎 | 2008年6月22日 (日) 19時35分

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