劇団四季の立岡晃さんが29日にご逝去されました。
31日に公式に掲載されていました(以下引用)。
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劇団四季の俳優 立岡 晃さんが3月29日(土)深夜、急性心不全で逝去されましたのでお知らせ申し上げます。78歳でした。
生前最後の出演は、3月29日(土)『ウェストサイド物語』京都公演(京都劇場)のドック役でした。
□立岡 晃(たつおか あきら)プロフィール
1930年3月1日生まれ、京都府出身
1957年、創立間もない劇団四季に入団。『ひばり』で初舞台を踏む。
以来、個性的なキャラクターを生かし、『ハムレット』『オンディーヌ』『ユリディス』『ヴェニスの商人』等、四季の代表的なストレートプレイに数多く出演。『オペラ座の怪人』『夢から醒めた夢』『はだかの王様』等、ミュージカルでも活躍。
一方、劇団の医務委員として、俳優、スタッフ、社員達の健康管理に気を配るなど、劇団の医療面一切の面倒も見ていらっしゃいました。
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最後の舞台となった29日まで,ウエストサイド物語の厳しいながら愛情溢れるドック役を務めておられたこと,ときは春の桜の季節,ご出身地の京都。78歳。まだまだご活躍が期待されましたが,舞台に生涯を捧げられた御方に相応しい終幕であられました。
心よりご冥福をお祈り申し上げます。
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コメント
>hitomiさま
氏の志やお役を生え抜きさんが受け継いで欲しいです。
投稿: とみ | 2008年4月 5日 (土) 23時52分
その日まで舞台御出演だったんですね。ご冥福をお祈りします。役者さんですね。さすがです。
志村さん、服部良子さんが亡くなったのも痛ましいことでした。
投稿: hitomi | 2008年4月 5日 (土) 20時50分
>みゆみゆさま
たくさんの舞台がみな名演。ワタクシ的には、ポローニアスが好きでした。実は、忙しさのあまり、心がそぞろになって父の命日も忘れていましたが、二日違いです。永らえていたら、立岡さんとほぼ同年代。氏のご逝去で父を思い出したのも罰当たりです。これからも、桜と共に毎年御冥福をお祈り致します。
投稿: とみ | 2008年4月 4日 (金) 18時51分
立岡さん、残念でしたが最後の日まで舞台に立っておられたと知り、最後まで役者さんだったんだなぁと感激しました・・・
私もご冥福をお祈り致します。
投稿: みゆみゆ | 2008年4月 4日 (金) 13時13分