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2008年3月 5日 (水)

亀岡典子さんの「ルーブルで文楽」の記事が掲載

各誌にルーブル美術館で上演された文楽の記事が掲載されている。
産経の亀岡典子さんの記事はこれ。亀岡さんが最も息をのんで見守っておられたようだ。パリの空高く満天の星の下を行くお初と徳兵衛の美しいお写真が掲載されている。天の川を流れる雛のようだ。

雛の季節には置き浄瑠璃がリフレインする。
春を重ねし雛男、一つなる口、桃の酒、柳の髪もとくとくと…
徳兵衛は,おひなさんみたいなええ男はんということがよくわかる。髪フェチのワタクシは,詞だけでもほろほろとなる。

ルーブルで文楽 息飲むパリのファン
【パリ=亀岡典子】人間国宝、吉田簑助が遣うヒロインお初の切ない美しさにパリの人々は息をのみ、ただただ舞台を見つめ続けた-。パリのルーブル美術館で4日夜(現地時間)、史上初めて文楽公演(BUNRAKU au Muse' du Louvre '08実行委員会主催、産経新聞社など後援)が行われ、ガラスのピラミッドの下にあるオーディトリアムホール(約420席)を埋めた超満員の観客を魅了した。

 日仏交流150年周年を記念し、ユネスコの「世界無形遺産」に認定されている大阪発祥の伝統芸能・文楽を同美術館で上演することで、日本の文化、関西の文化を世界により広く発信したいと企画された。

 演目は近松門左衛門の傑作「曽根崎心中」より、お初と徳兵衛が心中する「天神森の段」。この世の名残り、夜も名残り…の名文とともに簑助が遣うお初と桐竹勘十郎が遣う徳兵衛が現れると場内は水を打ったように静まり返り、2人が心中し抱き合ったまま息絶えると、集まったパリ在住の文化人や招待客らの間から、感動の大きな拍手がわき起こった。

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文楽」カテゴリの記事

コメント

>おりんさま
道行きの空か高いことが悠久を感じさせていいただけますね。徳さまの髪を解いてみたい!
床山さんに怒られるやろな~。

投稿: とみ | 2008年3月 6日 (木) 22時40分

>天の川を流れる雛

背景の青がきれいって思ってたのですが、本当にそういう風に見えますね。
素敵ですね~♪

投稿: おりん | 2008年3月 6日 (木) 21時26分

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