京都国立博物館で河鍋暁斎展
京都国立博物館でまもなく,河鍋暁斎展が開催される。
会期は,2008年4月8日(火)~5月11日(日)
公式には,以下のとおり紹介されている画期的な展覧会なので,これは絶対行きだ。ゴールデンウイークには激混みが予想されるので,早く行こうっと。
暁斎を紹介したジョサイア・コンドルの著作で予習したい。
河鍋暁斎(1831~89)は、初め浮世絵を、次いで狩野派を学び、幕末・明治期の江戸・東京で活躍しました。そのユニークな画風は特に海外で関心を呼んできましたが、暁斎の全貌をつたえるような大規模な展覧会は、これまで開催されたことがありませんでした。
この展覧会では、暁斎没後120年を記念し、初期から晩年にいたる暁斎の肉筆による重要作品を選りすぐって紹介します。あっと驚く奇想的な作品はもとより、暁斎の骨格を形づくった狩野派的側面をしめす作品もあわせた、はじめての体系的な展示となります。
京都国立博物館では、伊藤若冲、曾我蕭白と、近世絵画の強烈な個性を紹介してきました。今回の河鍋暁斎も、そのラインナップに加わる画家。単なる奔放ではない、基礎的修練の上に生まれた強靭な個性は、あなたの心をとらえて離さないでしょう。
業務連絡:cocoさまどうなさいます?
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コメント
>つどいさま
ミュージアムはコンサートや落語も上演されることがあるようです。別館の建て替えも決まったとか。遊びが満載ですね。
投稿: とみ | 2008年3月12日 (水) 21時53分
コンドル先生も私淑した河鍋暁斎!春の楽しみイベントです.
うきうき,楽しみです.
投稿: つどい | 2008年3月12日 (水) 17時20分
>火夜さま
この時代の絵師さんたちの作品はエネルギーに溢れ,魂を揺さぶられます。アートもエンタテイメント。遊ぶぞ~。
投稿: とみ | 2008年3月12日 (水) 12時46分
この展示はとても楽しみなんです。
河鍋暁斎の絵はものすごいパワーがあるので、みる時には気合いがいるんですが、たくさん集まったらどんなことになっちゃうんでしょうね。
投稿: 火夜(熊つかい座) | 2008年3月12日 (水) 07時13分