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2008年2月16日 (土)

エリザベス ゴールデン・エイジ

監督:シェカール・カプール
出演:ケイト・ブランシェット,ジェフリー・ラッシュ,クライヴ・オーエン,ジョルディ・モリャ,アビー・コーニッシュ,サマンサ・モートン
1585年。エリザベスは,生涯を国家に捧げ,イングランド女王の責務に没頭していた。しかし,国内では旧教徒の不満が渦巻き,国外からは強国スペインの内政干渉が続く。さらに,スペインの支援を受けるスコットランドのメアリーは,幽閉の身ながら,エリザベス暗殺を画策していた。相も変わらず縁談に辟易するエリザベスの前に,新世界から帰還したばかりの航海士ウォルター・ローリーが現れる。自由な心を持つローリー卿に興味を持ったエリザベスは,お気に入りの側近ベスを近づける。

1998年,ケイト・ブラシェットの名を世界に知らしめた映画『エリザベス』の続編。カトリック勢力の陰謀,メアリー・スチュアートの処刑,スペイン無敵艦隊との決戦など,ゴールデンエイジを築くまでの苦悩が描かれている。
内憂外患に向かう安らぎのない日々,宮廷人に辟易していたエリザベスが,ウォルター・ローリーに傾倒してゆくプロセスは納得。嫉妬に狂うが直ぐ立ち直るところもエリザベスらしい。
衣装や美術には陶然となる。ドレス,甲冑,刺繍,レース,アクセサリーどれをとってもお似合いでエリザベス映画であることを満喫させてくれる。無敵艦隊との開戦も手を抜かない映像美に大満足。海岸防衛線の兵士達に「諸君と生死を共にする」と激励する勇姿はお約束とはいえ感涙。
これが,後にシェイクスピアの「ヘンリー五世」に繋がるのだろう。もし,晩年の第三作があるとしたら,主演はディム・ジョデイ・デンチだろうか。

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