ウエストサイド物語京都初日・浄書
11日開幕。京都スタメンは以下のとおり。
オーケストラはなしで録音。
ジェット団
リフ/松島勇気 グラジェラ/恒川愛
トニー/阿久津陽一郎 ヴェルマ/上延綾
アクション/西尾健治 クラリス/駅田郁美
A-ラブ/大塚道人 ポーリン/ソンインミ
ベイビー・ジョーン/大空卓鵬 ミニー/桜小雪
スノーボーイ/澤村明仁 エニイ・ボディズ/石倉康子
ビッグ・ディール/萩原隆匡
ディーゼル/朱涛
ジーター/青羽剛
シャーク団
マリア/花田えりか ベルナルド/加藤敬二
アニタ/団こと葉 チノ/玉城 任
ロザリア:鈴木由佳乃 ペペ/水原俊
コンスェーロ/村上絵里子 インディオ/神谷凌
テレシタ/高橋亜衣 アンクシャス/イギドン
フランシスカ/室井優 ファノ/佐藤雅昭
エステラ/榊原央絵 ニブルス/斎藤洋一郎
マルガリータ/撫佐仁美
大人たち
ドッグ/立岡晃 シュランク/山口嘉三(劇団昴)
クラプキ/牧野公昭 グラッド・ハンド/青羽剛
ソプラノ・ソロ:伊藤志保
↓福井さんのトニーを待っています。よろしかったらポチッとお願いしますm(_ _)m。
![]() ミュージカル |
東京開幕当初に一度拝見したきりだったので,成長のプロセスを見られなかったことが本当にザンネンだ。これから,千穐楽まで見届けるゾ。トニーが福井晶一さんになったらウイークリー,鈴木さんならバイウイークリー,阿久津さん&石井さんマンスリーだ。
プロローグの喧嘩シーンの美しさに涙腺がゆるむ。振付家に付いて踊ることに懸命だったダンサーたちが,団員として先の無い青春を生きておられる。
特にジェット団副将アクションの西尾さんが,団を背負う痛々しい自覚を表現されておられじわーんとなる。
A-ラブの大塚さんとベイビー・ジョーンの大空さんとの仲の良さ,ビッグ・ディール萩原さんの多才さ,真情溢れるエニィボディズの石倉さん。ナイフ使いが上手になられた松島さん。
透き通ったような素敵な声の花田さん,暗い情熱を見せるチノの玉城さん,ハリケーンダンサー・アニタの団さん。樋口さんの華やかさと包み込む姉さんらしさに比べると,若さと意気地のアニタになる。
カテコ(クラプキ〆というらしい。)には欠かせないクラプキの牧野さんも,イメージそのもの。
ウエストサイド物語の凄さに改めて思い至る。ストレートプレイならハムレットに相当するが,創設50年の劇団をも確実に育て上げている。団結と友情,疾走する青春,吐け口のない暴力,階層社会の齟齬,貧困と差別,閃光のような恋,少女から寡婦への激変,少年から青年への不可逆な転換,全ての物語がここにある。
出来れば,若い俳優さんを抜擢し,青春そのものを生きさせてあげていただきたい。もちろん,ベテランの俳優さんも新しい役どころにチャレンジも…。
13年は長い。全盛時にウエストサイドの上演が無く,この間にトニー役者としての旬を過ぎてしまわれた役者さんの存在も気になる。マリアも同じだ(ベルナルドとリフは年齢制限無いらしい(;^_^A アセアセ…)。
福井さん,ラストチャンスが目の前に…。待ってま~す。
P.S.
宝塚歌劇版は訳詞に躍動感があり,危ない翻訳そのまま,ジーンズをはきながら窓から出て行くトニー,バルコニーシーンでは踊場がセンターまで動きお星様キラキラと楽しかった。リフが今際の際に苦しい息の下からトニーにナイフを渡す,グラジェラがリフの形見のジャンパーを2幕では着ているというウエットな部分もあった。今の月組(大空さんがおられたらベルナルド,チノが桐生さんで完璧)なら役者揃っているが…。以下妄想キャストd(^-^)ネ!
トニー/瀬名,マリア/かなみ,ベルナルド/桐生,リフ/霧矢,アクション/遼河,A-ラブ/龍,アニタ/城咲,ロザリア&影ソロ/出雲,ドック/北嶋,クラプキ/越乃
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