あれは宝塚歌劇の植田先生だった
1月3日、国立文楽劇場、第二部「国性爺合戦」を御覧になっていた演劇界の重鎮らしきパースンは、宝塚歌劇の植田紳爾氏であることを突然思い出した。
思い出す努力を怠るとこんなものだ。
夢と妄想は勝手なのでたのしみにさせていただくが、月組公演、宝塚グランドロマン「愛の波濤・国性爺合戦より」作・演出・植田紳爾。主演・霧矢大夢でどうざんしょ。
組は、活劇、剣劇向きのスターさんが揃い、霧矢さんの、恐れ知らずの芸風はぴったりだ。
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コメント
>藤十郎センセ
夢と妄想のエントリにコメント頂戴し,恐縮です。
物語は,オリジナリティの価値はもとよりですが,伝説や人口に膾炙されたものを,本歌取りにより,より高い芸術性や,人々の欲望を巻き込んでゆくべきものと信じております。
最近,最もおおっと思ったのが,「摂州合邦辻」が印度説話を原典とし,東に流れ「俊徳丸伝説」,西に流れギリシャ悲劇「パイドラ」と「ヒッポリュトス」,近代フランスでラシーヌの「フェードル」となったことを知ったことです。似てるな~,パクリやろか~,子供(マセガキ)の頃の疑問が氷解しました。物語は文字どおり三千世界を駆けめぐります。
投稿: とみ | 2008年1月12日 (土) 18時45分
植田さんもおとみさんと同じこと考えていたかもしれませんね。
いや、確実に考えていたと思いますけどね。
ここはこうなって、ここはこう変えて、と頭の中では女の園が華やいでいたのではないでしょうか。
インスパイアというのはそういう時に起こるものなのでしょうか。
投稿: 藤十郎 | 2008年1月12日 (土) 10時12分
>hitomiさま
何気に批評家さんがおられますと,かってにこう書くだろうとシミュレーションします。国性爺合戦は,お衣装と装置のストックはあるでしょうし,問題は,ファミリーランドが無くなって,虎さんがいなくなったことでしょうか。
投稿: とみ | 2008年1月11日 (金) 23時51分
玉三郎の「夕鶴」行きましたらOSKのトップがスグ近くで観劇してました。
筧忠治はご存知ですか。その美術展に行ったら玉三郎丈からの胡蝶蘭が飾ってありました。今、自宅近くのこもれび書房ギャラリーで展示即売してます。母の像や自画像の迫力は一度観たら忘れられません。玉三郎丈もお買い上げだそうですね。
投稿: hitomi | 2008年1月11日 (金) 23時21分