タロットカード殺人事件
舞台はロンドン。「タロットカード殺人事件」という黒髪のボブヘアの娼婦ばかりが被害者となる猟奇事件が紙上を賑わしていた。心不全で死亡した特ダネ記者ジョーは,三途の川(洋の東西,宗派を問わずあるんや~)を渡る船の乗船者の女性から,真犯人は,貴族でイケメンの超セレブ・ピーターが犯人で,自分は秘密を握ったばかりに毒殺されたと聞かされる。ジョーは,すわ特ダネと三途の川に飛び込んだ。
さて,ジョーがこの世の情報提供者に選んだのは,老手品師のスプレンディーニ(ウディ・アレン)とジャーナリスト志望の女子大生のサンドラ(スカーレット・ヨハンソン)という合衆国人で英国に滞在中の二人。おかしな二人は,ジョーからもたらされたスクープを追う。
薫り高い英国本格ミステリーを期待して映画館に飛び込んだ。のっけからこけた。
英国風ユーモア溢れるジョークは期待どおりだが,ユダヤ人ネタ,艶笑ネタ,更に米英文化ネタがこれでもかと息もつかせぬ速さで飛び交う。インチキでずっこけのマジシャン,直ぐにベッドに直行の女子大生。
ピーターが真犯人かどうかはもうどうでも良くなってしまった~。
エンディングがシニカルで,決して大団円ではないところが英国風。
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コメント
>hitomiさま
はい,ウッディ・アレンもスカーレット・ヨハンセンも大好きです。
このような勘違い入場たまにしますが,ほとんどが嬉しい間違いで,この作品も大満足で,よい腹筋運動をさせていただけました。
投稿: とみ | 2007年12月 4日 (火) 10時00分
ご覧になったんですね。私はアレン、ヨハンソンが好きなのでとても面白く観ました。
投稿: hitomi | 2007年12月 4日 (火) 07時29分