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2007年10月18日 (木)

女帝・エンペラー

地元のミニ・シアターで鑑賞した。いい映画を必ず拾ってくれる頼りになるシネマだが,存続が危ういようだ。
女帝・エンペラー
監督:フォン・シャオガン,原作:W.シェイクスピア「ハムレット」
皇后ワン/チャン・ツィイー,皇太子ウールアン/ダニエル・ウー
新帝リー/グォ・ヨウ,宰相の娘チンニー/ジョウ・シュン

実の兄を暗殺して帝位を奪い,兄の元后を新皇后にしたリーは,甥にあたる皇太子ウールアンを誅殺しようとしていた。皇后が,新帝の后になったのは,思いを寄せる皇太子の命を守り,先帝の殺害の証拠を掴もうとするためだった。陰謀には陰謀を…。愛欲と流血の舞台の幕は上がった。

ハムレットを,中国の五代十国時代に翻案した血と復讐の宮廷ロマンス。プロットは,義母は,皇太子に思いを寄せており,婚約者の宰相の娘に残酷な仕打ちをするというフェードルちっくな趣向を綯い交ぜてある。
これでもかと登場する美男美女。
竹林での幻想的な舞踊。竹の緑,白い衣装と仮面,鮮血の真紅。のっけからみせてくれる。ワイヤーアクション,歌舞,演舞,剣舞,ポロの試合と見所が続く。物量を大量投入の宮廷の調度,衣装,刺客,近衛兵,全てが豪華絢爛。クライマックスは二度設定してある。リー帝とワン后が互いに仕掛けるが,最後に立っているのは誰か。
ま,ポスターとタイトルから結末は読めるが,どんでん返しがある。
チャン・ツィイーは,わけが分からないほど美しかったが,可憐なジョウ・シュンの美しさも宝石のよう。ウールアン役のダニエル・ウーは,チャン・ドンゴン又は市川海老蔵に見えて仕方がない。美男とは似通ってくるものらしい。迷宮のような映画だった。

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コメント

>どら猫さま
木村さん主演でない方のHERO(始皇帝暗殺を題材にしたかの映画),グリーン・デスティニーは超えられないものですね。ワタクシは,中国の映画好きのあさこさまの影響うけているのですよ~。韓流は,未だ先達に出会えていませんので拝見できていません。

投稿: とみ(風知草) | 2007年10月26日 (金) 00時59分

とみ様のエントリに惹かれまして、昨日見てきました。迷宮のような映画というお言葉通りの映画でした。でも、見所の多い映画でちっとも退屈することもなく見ました。こういう豪華絢爛で暗い映画って好きだなぁとあらためて実感してしまいました。
どら猫は新帝がけっこう好きだったりするんですよね。皇太子より魅力的に見えてしまいました。
拙くも記事にしましたので、TBさせて頂きました。

投稿: どら猫 | 2007年10月26日 (金) 00時05分

>hitomiさま
ハムレットにフェードルを綯い交ぜたので焦点が二つになっていました。難しいですね。真田,チャンドンゴンのPROMIS,HEROが懐かしいです。

投稿: とみ | 2007年10月19日 (金) 23時00分

予告編しか見ていないのです。相変わらず、綺麗なチャンですね。

今日、団十郎丈がNHK名古屋昼のトーク番組に娘歌舞伎の櫻香さんと出演されました。

投稿: hitomi | 2007年10月19日 (金) 12時40分

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今日は、お休みだったので映画を見てきた。水曜日にお休みだと映画になってしまう(^ [続きを読む]

受信: 2007年10月26日 (金) 08時02分

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