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2007年9月 2日 (日)

沼尻竜典指揮NHK交響楽団&村治香織

びわ湖ホール芸術監督就任記念沼尻竜典指揮NHK交響楽団
2007年9月2日(日)15:30開演【大ホール】

ギターに村治佳織さん,管弦楽にNHK交響楽団を迎え,指揮者・沼尻竜典氏のびわ湖ホール芸術監督就任記念コンサートだ。1800席の大ホールは完売。
プログラム
R.シュトラウス  交響詩「ドン・ファン」Op.20
ロドリーゴ     アランフェス協奏曲
ツェムリンスキー 交響曲「人魚姫」
 
(アンデルセンの童話によるオーケストラのための幻想曲)
以下公式より
就任記念コンサートは,リヒャルト・シュトラウスが作曲家としての地位を確立した作品、交響詩「ドン・ファン」で華やかに幕を開けます。理想の女性を追い求めるドン・ファンの姿を描いていきます。
ギター・ソロで迎える村治佳織は、生前のロドリーゴをマドリードまで訪ね、名匠から「強靭なテクニックと感受性に満ちた解釈がもたらす魅惑的な特質」と賞賛されるという忘れがたい経験を持っています。憂愁の影にとらわれたフランシス・デ・ゴヤと18世紀スペインの宮廷の姿を反映したという名曲「アランフェス協奏曲」を、村治佳織と沼尻竜典指揮NHK交響楽団という理想の組み合わせで演奏します。これは聞き逃せません。
プログラムの最後は、近年、再評価が著しいツェムリンスキーの「人魚姫」です。ツェムリンスキーはウィーンで生まれ、20世紀の前半の中央ヨーロッパで活躍した作曲家ですが、ナチスに追われ、アメリカで不遇のうちに亡くなりました。アンデルセンの童話に基づき、人魚姫の運命を3楽章で描く大作を100名にも及ぶオーケストラで存分にお楽しみ下さい。

村治さんのアランフェス,100人編成のN響,びわ湖ホール大ホール,沼尻さんデビューということで,3列目センターブロック通路側というかぶりつき席を確保し,気力充実で臨んだ。
弦楽四重奏,ピアノトリオ或いは京都コンサートホールで,大友さん指揮,50人編成の京響に慣れている耳にはコンサートが凄すぎて,ぺしゃんこになった。自宅に掛け戻り6時間眠り込んだ。感想は追々…。

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コメント

>hitomiさま
1800人の半数は村治さんのファンでしょう。アコースティックは音量が小さいと予想し,かぶりつき席で拝聴しました。オケもアランフェスの音は抑え気味でした。流麗で哀切で有りながら明るくキラキラしてました。
その後が凄かった。とても日本に居るとは思えない大迫力。コンマスは凄いし,チェロは冴え渡り,オーボエは透明感ある音ですし,華やかでドラマチックでした。音は音圧という文字どおり圧力。乱気流の飛行機に乗っているようでした。
鼓童のアマテラス,鶴澤清治さんの三味線がいずれもぺしゃんこ音圧を発せられますが,N響の物量は…。
体力付けて出直しです。

投稿: とみ(風知草) | 2007年9月 4日 (火) 02時12分

村治さんのアランフェス、いいですねぇ。風景が目に浮かぶようです。

投稿: hitomi | 2007年9月 3日 (月) 21時03分

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