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2007年9月

2007年9月30日 (日)

秀山祭九月大歌舞伎23日夜の部リライト

Main←本買うたしぃ…。画像の借用お許し。
23日,夜の部のみ,唯一度の観劇をさせて頂いた。皆様から,「はよ書かんかい!」という檄を頂戴して,イッキにまとめたので,お目汚しになるかどうか…。
評の締めを迷った。“無心のアーティストとしての筋を通し切った”か,“二人だけの愛の世界を創りあげた”かである。玉様についてのエントリは,後々,謎が解け,加筆することが多い。皆様の暖かい突っ込みをお待ちする次第である。
一、壇浦兜軍記 阿古屋
遊君阿古屋   玉三郎
榛沢六郎     染五郎
岩永左衛門   段四郎
秩父庄司重忠 吉右衛門

平家は壇ノ浦で滅び,鎌倉方は,平家残党・悪七兵衛景清の行方を探索していた。景清の馴染みの阿古屋を捕らえて尋問したが,知らぬ存ぜぬばかり。姑息な代官岩永左衛門は拷問を主張するが,主格の秩父庄司重忠は,琴,三味線,胡弓を順に弾かせ,音の曇りで,彼女の心のうちを推し量ろうとする。

阿古屋は,舞台上で3曲を演奏しながら,行方知れずの夫を慕う心を細やかに表現しなければならない女方の大役だ。当代では,玉三郎丈のみが継承しておられる。また,情理併せ持つ捌き役を演じれば,こちらも当代一の吉右衛門丈が初役で重忠に取り組まれた。
岩永は,人形振りで,眉毛も動きコミカル。重忠は,白塗り生締め。榛沢は,腿だちをとり,美脚モロ見せ>*0*<キャアアッ。浄瑠璃は大夫4人に三味線4丁の豪華な備え。
阿古屋は,花道から前後に3人づつ捕り手を並べ登場する。捕り方も玉三郎丈の一部,長身イケメン揃いで麗姿を引き立てる。上方の花魁の拵えで,平家ゆかりの揚羽蝶と牡丹の金糸の打掛,孔雀一羽の俎板帯。伊達兵庫に絢爛豪華な櫛こうがい,びらびら簪が光りを添える。
花道七三で捕り手たちと揃って見得を切れば,客席は早くも最高潮。
情に厚い重忠との台詞のやりとりが,真情溢れ,「いっそ殺してくださんせ」と,階に身を投げ出して決まる形の美しさ。ここでも息を持ってゆかれた。
3曲の演奏は,超絶技巧,景清を思う旋律もさることながら,合間の台詞の応酬が鳥肌ものの艶やかさだ。琴の後の恋の馴れ初めは一言も聞き落とせない。
「三味線弾け」,「ええっ」も,意外性があって可愛らしい。都落ちの切ない別れ,もう会えないと,儚い縁を嘆く表情の痛々しさと,すすり泣く胡弓のカデンツァに,魂を全部持ってゆかれる。
琴,三味線,胡弓は,恋の始めから終わりまでを奏でる組曲になっている。阿古屋の思いも,意地と張りから,激しい思慕と身を切られる別れ,そして彼方の景清への変わらぬ心だけとなり,思い人に届けと虚空に舞う。お裁きの最中でありながら,二人だけの世界だ。終わらないでと願わずにはいられない。曲の終わりの静寂が白洲の現実に引き戻す。
演奏が終わると,重忠は彼女に無罪を言い渡す。判決を聞くまでもなく,客席はもう無罪を確信して緊迫感が薄れているが,ここで,きっちり物語を締められた重忠は立派。
裁判劇という視点で冷静に考えれば,被告人は,絢爛豪華なお衣装に,百媚のかんばせ,玲瓏たる美声,琴,三味線,胡弓の三種の武器と,したい放題。阿古屋独り勝ちに作劇されているにもかかわらず,緊迫した法廷劇となっているところが,役者さんたちの並々ならぬ位取りの力の確かさと改めて感じ入る。

昨日から急に涼しくなった。弦楽器は明らかに音が変わる。僭越ながら,わが凡器でもそれと知られる。これまで,酷暑の阿古屋は上演記録にはなかったようだ。玉様にも,楽器にも万全のコンディションで,また,聞きたいものである。

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中之島物語

Nec_0136平成20年度の京阪中之島線の開通に向けて,中之島(大阪市)の歴史,文化,未来へのポテンシャルを見直そうと,社会実験イベントが開催される。企業,アート,芸能etc.様々な分野のイベントだ。企業主導というのがよさげだ。
昨日は,これとは別に開催された,京阪電車主催の文化フォーラム「中之島の橋・端・梯」に参加した。夙川学院短期大学教授高島幸次氏,東京大学教授木下直之氏の講演と桂米二さんの落語と盛りだくさんだった。
中之島の橋といえば,近松門左衛門の心中天網島の道行きに登場する。近いところでは,宮本輝氏の「泥の河」の冒頭,
堂島川と土佐堀川がひとつになり、安治川と名を変えて大阪湾の一角に注ぎ込んでいく。その川と川がまじわる所に三つの橋が架かっていた。昭和橋と端建蔵橋、それに舟津橋である。
が,思い出される。当代の現役世代の心象風景は,決して輝かしいものではなかったが,訪れるたびに,見たことのない栄光の時代の姿に修復され,水都の誉がとり戻せそうな鳴動を感じる。

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2007年9月29日 (土)

さらば、ベルリン

さらば、ベルリン The Good German
監督:スティーブン・ソダーバーグ
出演:アメリカ人記者ジェイク/ジョージ・クルーニ,謎の女レーナ/ケイト・ブラシェット,運転手/トビー・マグワイア
1945年7月のベルリン。早くも戦後の展開に主導権を握ろうとする米ソの諜報戦が始まっていた。アメリカ人記者ジェイクは,特派員として戦後のベルリンに戻った。そして,戦時中に赴任していたときの愛人レーナに再会し,未練が募る。しかし,女は,生き残るため,旧ナチスの機密を手みやげに国外脱出を画策していた。

モノクロ映像で,廃墟同然のベルリンを舞台に,存在感ある男と,美貌の女がノスタルジックな軍事ミステリーとも,ラブサスペンスとも形容できる物語を繰り広げる擬古風エンタテイメントだ。映画評は,からきしのため,カサブランカと似ているなど気の利いたことは書けないが,抑制が効いていながら芳醇な香りが立ち込める。謎の女に翻弄されたい願望の方にオススメ。

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2007年9月28日 (金)

京都劇場でウエストサイド物語

公式に来年2月~4月,劇団四季京都劇場でウエストサイド物語,上演決定とあった。
京都劇場は,むしろ小さめ!
コーラスラインやウエストサイドに程よい大きさ!

アサリさんに,麻薬中毒患者・依存症とバカにされても通うゾ!
求められる良質なお客と誉めていらんしー
京都:京都劇場
2008年2月11日(月・祝)~4月27日(日)公演分(予定):
12月2日(日)一般発売開始
(11月24日(土)「四季の会」会員先行予約開始)

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風知草の日々はこんなもの

PhotoPhoto_2rikaさまがチャレンジなさってましたので拙宅も…。
カレンダーメーカーで風知草を解析してみると,月2回の合コン以外は買物三昧で破産は必至。本名に至っては,完全に社会からドロップアウトだ。

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2007年9月27日 (木)

今日から劇団四季公式ページに前日のキャストが掲載

標題のとおり。
今日から,前日のキャストが掲載されることになった。これで,福井さんの消息は確認できる。もはや是非もない。

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2007年9月26日 (水)

今年も京都きものパスポートが始まるヨ。

Passport_2 京都きものパスポート2007が,10月1日から12月25日まで開催される。公式HPも開設され,携帯からもアクセス可能だ。着崩れレスキュースポットもあり,至れり尽くせりの内容だが,現在のところ,特典が若干シブめ。
追々増えるのに期待しよう。
←A6サイズでとってもかわいい!

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2007年9月24日 (月)

ウエストサイド物語・浄書

23日マチネ,バルコニー席で観劇した。
この日のキャストは以下のとおり。トニー,エ二イ・ボディズ,影ソロが,初日と変更になっている。
ジェット団
リフ/松島勇気         グラジェラ/高倉恵美         
トニー/鈴木涼太        ヴェルマ/恒川愛
アクション/西尾健治      クラリス/駅田郁美
A-ラブ/大塚道人        ポーリン/ソンインミ         
ベイビー・ジョーン/厂原時也 ミニー/荒木舞
スノーボーイ/岩崎晋也     エニイ・ボディズ/磯津ひろみ
ビッグ・ディール/萩原隆匡
ディーゼル/朱涛
ジーター/青羽剛
シャーク
マリア/笠松はる        ベルナルド/加藤敬二
アニタ/樋口麻美        チノ/中村匠
ロザリア:鈴木由佳乃      ペペ/水原俊
コンスェーロ/加藤久美子   インディオ/神谷凌
テレシタ/泉春花        アンクシャス/徳永義満
フランシスカ/大口朋子     ファノ/内御堂真
エステラ/榊原央絵       ニブルス:横山清崇
マルガリータ/室井優
大人たち
ドッグ/立岡晃          シュランク/山口嘉三(劇団昴)
クラプキ/牧野公昭       グラッド・ハンド/青羽剛

ソプラノ・ソロ:久保田彩佳   コンダクター/河合尚市
↓鈴木さんのトニーに肩入れしています。よろしかったらポチッとお願いしますm(_ _)m。

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吉例顔見世大歌舞伎の予告看板・チラシもあり

Nec_0770

お江戸の顔見世は通常価格でラインアップが豪華!
とりわけ土蜘蛛は、仁左さまが番卒太郎。
昼の部
一 種蒔三番叟 三番叟/梅玉,千歳/孝太郎
二 傾城反魂香 又平/吉右衛門,おとく/芝雀
三 素襖落    太郎冠者/幸四郎,姫御寮魁春,大名/左団次
四 御所五郎蔵 御所五郎蔵/仁左衛門,星影土右衛門/左団次
           甲屋与五郎/菊五郎
           皐月/福助,逢州/孝太郎
夜の部
一 宮島のだんまり
           傾城浮舟大夫実は盗賊袈裟太郎/福助
二 山科閑居   戸無瀬/芝翫,小浪/菊之助,本蔵/幸四郎
          お石/魁春,力弥/染五郎,由良之助/吉右衛門
三 土蜘蛛    土蜘蛛の精/菊五郎,番卒太郎/仁左衛門,
         胡蝶/菊之助,源頼光/富十郎,平井保昌/左團次
四 三人吉三巴白浪 大川端講庚申塚の場
           お嬢/孝太郎,和尚/松緑,お坊/染五郎

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2007年9月23日 (日)

秀山祭九月大歌舞伎23日夜の部

Nec_0771
歌舞伎座は、夜の部を只一度だけの観劇だけとなった。
阿古屋!劇場内に存在する全てのものを支配する玉三郎丈のお力を見聞きし、奇跡に触れる思いがした。
身替座禅と加藤清正も豪華な配役。ン、三つとも場面は京都

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ウェストサイド物語・23日マチネ

ウェストサイド物語・23日マチネ
主演のトニーが先発の阿久津陽一郎さんから鈴木涼太さんに変わった。トニーは絶対彼と独り決めしていた表情が豊かな俳優さんだ。M.M.のスカイやファントムのラウルで輝いておられたが、とうとう初めての主演だ。
全ては笑顔が解決!

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原美術館は隠れ家風

Nec_0780

品川界隈は高層オフィス、ホテル、マンションがあっと言う間に建て詰まったが、原美術館の周辺は閑静なままだ。大規模な展覧会でへとへとになったとき、居間で楽しむ感じでアートと向き合える。

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2007年9月22日 (土)

傷だらけの男たち

邦題が恥ずかしかったので見そびれたが,インファイナル・アフェア系好きとしては,ラストチャンスなので走った。L・ディカプリオ主演でハリウッドリメイクも決定しているとか。
傷だらけの男たち 傷城
監督:アンドリュー・ラウ/アラン・マック
出演:ヘイ/トニー・レオン,ポン/金城武,
スクツァン/シュー・ジンレイ,フォン/スー・チー
かつて香港警察の刑事だったポンは,3年前に恋人が自殺し,立ち直れないまま,アル中の私立探偵になっていた。刑事時代の同僚のヘイは,大富豪の娘と結婚したばかり。異なる境遇の二人だが,友情は続いていた。
結婚後程なく,ヘイの舅は執事と共に強盗に惨殺された。強盗二人も仲間割れで死んだ。事件は解決したかに見えたが,妻は何者かに命を狙われていると怯え,ポンは独自に調査を引き受ける。

傷に苦しむ男と傷を生きる糧にする男。愛の最中にあっても,心の傷はそれぞれのもの。男対男の刑事物はこうでなくてはいけない。香港映画らしい叙情感,トニーレオン氏らしいやるせない寂寥と詩情は健在だ。金城武氏のポンは刑事ものの若い方の刑事の典型,暴走気味で自虐的な若者を熱演しされている。定番ものは定期的に配給をお願いしたい。リメイク版も見るぞ。

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2007年9月21日 (金)

平 幹二朗さん・ウィキより抜書き

リア王のチラシにナイジェル・ホーソーン卿と比肩して書かれてあったので,とーぜんと思いながらも気を良くして…。また,奇特なトラバもいただきましたので転載させていただきます。
平 幹二朗(ひら みきじろう)
1933年(昭和8年)11月21日
日本の俳優。広島県広島市小網町(現中区小網町)出身。
長男は俳優の平岳大。
広島県立上下高等学校卒業後、俳優座養成所に5期生として入所。同期に木村俊恵・今井和子・藤田敏八(後に監督)ら。1956年俳優座座員となり、同年『貸間探し』で初舞台。以後、『千鳥』『四谷怪談』『ファウスト』などに出演。端正な容姿と、スケールの大きさを感じさせる演技で注目され、仲代達矢とともに同座の若手ホープと目される。

1963年テレビドラマ『三匹の侍』にレギュラー出演。五社英雄演出によるリアルな殺陣シーンで、テレビ時代劇の流れを大きく変えたこの作品で、ニヒルな浪人役が人気を集めた。お茶の間にもお馴染みの顔となり、時代劇を中心に多くの主演ドラマを持った。1968年フリー。同年劇団四季の『ハムレット』で主役を演じ、各界から高い評価を受ける。続く『狂気と天才』などの演技も高く評価され、日本を代表する舞台俳優の一人となる。テレビドラマでは、1970年『樅の木は残った』、1973年『国盗り物語』とNHK大河ドラマで2度に渡って主演。大河ドラマではその後も助演として出演。1988年放送の『武田信玄』では、武田信虎役で横暴な支配者と失意の流浪者という全く相反する姿を演じている。1992年放送の『信長 KING OF ZIPANGU』では織田家をかどわかす架空の祈祷師・加納随天役で、不可解さと迫力に満ちた演技を見せつけた。

1976年に蜷川幸雄演出『近代能楽集 卒塔婆小町』に主演。以降、『王女メディア』『近松心中物語』『NINAGAWAマクベス』,『タンゴ・冬の終わりに』,『テンペスト』,『グリークス』など数多くの蜷川演出作品に主演、海外公演でも高い評価を得る。1993年には、東京グローブ座でシェイクスピア全37作品上演に挑戦するという壮大な計画を発表。以後『マクベス』(1993年)、『ハムレット』(1994年)、『オセロ』(1995年)、『十二夜』(1995年、1998年)、『リア王』(1997年)、『テンペスト』(2000年)など、着実に実行している。1970年に女優の佐久間良子と結婚し、一男一女に恵まれたが、1984年に離婚している。

代表作は前記の他に、舞台『シラノ・ド・ベルジュラック』,『俊寛』,『鹿鳴館』、映画『他人の顔』,『天城越え』、テレビドラマ『新選組始末記』,『義経』,『けものみち』など

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2007年9月20日 (木)

リア王配役が公式に掲載

気も狂わんばかりに楽しみにしているリア王。
公式に素敵な平幹二朗氏のお写真が…。平幹氏の娘になりたい。

2008年1月19日(土)~2月5日(火)全18回公演
彩の国さいたま芸術劇場・大ホール
2008年2月22日(金)~24日(日)全4回公演
梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ
配役
リア王/平幹二朗
コーディリア/内山理名,リーガン/とよた真帆,ゴネリル/銀粉蝶
エドマンド/池内博之,エドガー/高橋洋
オールバニー公/渕野俊太,道化/山崎 一
グロスター伯/吉田鋼太郎,ケント伯/瑳川哲朗
道化が山崎一さんというのが期待大。エドマンドv.s.エドガーの対立軸がくっきりし,高橋さんの裸がありそう。


おとみの勝手配役予想…恥ずかしながら外しまくりました。グロスターとケントが逆,高橋さんの道化に過剰に期待しました。etc.

道化/高橋洋,コーンウオール公/山崎一
グロスター伯/瑳川哲朗,ケント伯/吉田鋼太郎
エドガー/?

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2007年9月19日 (水)

この命誰のものの主演は味方さん

YOMIURIONLINEに,開幕した劇団四季「この命誰のもの」の劇評が掲載されている。
主演の味方さんのお写真も,ええお顔に写っている。
味方さんといえば,コーラスラインのポール,夢醒めの夢の配達人,マンマのハリーなど,夢と現の狭間を飄々と歩んでおられるイメージがある。スレンダーで長い手足が,影法師のよう。典型的な足長おじさんキャラと独り決めしている素敵な俳優さんだ。
わーん。味方さんが主演なら,何としても拝見するスケジュール組むのだった…。うらみに思うゾ。

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2007年9月18日 (火)

藤原竜也さん主演で「かもめ」

藤原竜也さん主演で,チェーホフの「かもめ」が,2008年6月中旬~7月中旬,赤坂ACTシアターで上演決定という情報がアップされていた。

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2007年9月17日 (月)

「エレンディラ」16日マチネ

大阪城公園のシアターBRAVA!で,「エレンディラ」を観劇した。前評判も,あまりに壮大な演出プランで公演が1年延期になった,3幕構成で上演時間4時間…等々,期待はいやがうえにも高まる。
原作: ガルシア・マルケス
「無垢なエレンディラと無情な祖母の信じがたい悲惨の物語」 鼓直 訳 新潮社刊「ガルシア・マルケス全小説」より
脚本:坂手洋二,演出:蜷川幸雄,作曲:マイケル・ナイマン
美術:中越司,照明:原田保,衣裳:前田文子
キャスト
ウリセス/中川晃教,エレンディラ/美波
祖母/瑳川哲朗
作家/國村隼,語り部/品川徹,語り女/山本道子
ウリセスの父/石井愃一,ウリセスの母/立石凉子
写真家/あがた森魚
あらすじ
南米のとある村に,翼のある息も絶え絶えの老人が倒れていた。天使か悪魔か。老人はエレンディラという女の名を呼び続ける。その瞬間,老人の魂は美しい少年の姿となって現れ,過去を語り始める。
強欲な祖母に売春を強いられ,テントで旅する美少女エレンディラ。ある日無垢な少年ウリセスに出会い,二人はたちまち恋におちる。ウリセスは不思議な力を持つ少年だった。
引き裂かれても阻まれても,求め合う二人の魂は,二人を結び合わせる。とうとう,祖母を殺害し,共に逃げようとしたが,エレンディラは砂漠に走り去り,行方知れずとなった。
語り部の語るこの地方のエレンディラ伝説を小説にまとめている作家は,この物語の真実を探ろうとする。

乾いた大地,たまさか降る雨,遠い海,井戸を求めて彷徨う祖母と孫。熱い血がたぎり,売春,強盗や殺人が日常的な,地球の反対側の南米。エレンディラの長い長い苦行を表すため,発端の失火,務めの開始,修道院への軟禁,軍隊による逮捕などと脱走と殺人未遂が交互に回り続ける。信じがたい悲惨な売春暮らしを続ける美しい少女の前に,無垢な少年が現れ,当然のように恋が始まる。もう独りでは生きられないほどの狂おしい恋。恋は奇蹟を呼び,ウリセスは内に秘められていた力に目覚める。
シニカルかつアイロニカルな現実に引き戻されそうになりながらも,基本は無垢な魂の飛翔と,魂の美しさだけが生きる全てという極めて真っ当な主題である。
蜷川さんは,これまで成功した演出を全て盛り込む。いちいち,あれはあのときの…,これは,異ジャンルの演劇のこの部分の導入,あれは某演出家の…と書き連ねることに意味があろうとも思えないので,まとめると,出来ること全てなさったということだ。
ワタクシ的には,蜘蛛女がツボ。駝鳥さんもシュール。


シンガー&ソングライター,ミュージカルスターの中川晃教さんは,台詞の声から美しく,エキゾチックなマスクとスレンダーな肢体の美波さんは,世界を救世する美しさ。邪悪を体現する瑳川さんの老婆の演技と朗々たる歌唱には参った!,ひとりまともな日常性のある作家の國村さんが異星人のようだ。

ナレーターが,ウリセス,語り部,語り女,作家とリレーされ,凡婦は混乱した。小道具の使い方がお上手なのは分かるが多すぎないか。興味深いので,ついじーと見てしまう。全部暗喩があるはずだ。紗幕,カーテン,テントの布の使い方が手慣れて綺麗だ。フライングは意味のあるときにしか使ってはならないという見本のようなエンディング。

↓お芝居は,重厚長大がよろしい。よろしかったらポチッとお願いしますm(_ _)m。

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2007年9月16日 (日)

宝塚雪組公演『星影の人』,『Joyful!! II』初日ソワレ

梅田芸術劇場で,雪組公演全国ツアー「星影の人」&「Joyfull!!Ⅱ」15日ソワレを観劇した。この演目は,2月の中日劇場公演の際,水夏希さんと白羽ゆりさんのために選ばれた往年の名作と,雪組の財産のショーだ。あれから半年,人気作品「エリザベート」を成功させ,より優しさを増した水さんと,美しさに確信が備わった白羽さんの大阪凱旋&壮行公演となる。

ミュージカルロマン『星影の人』-沖田総司・まぼろしの青春-
作/柴田侑宏,演出/尾上菊之丞
新撰組隊士・沖田総司と,祇園の芸妓・玉勇は,それぞれの使命に折り合いをつけながら,心を通わせていた。しかし,池田屋騒動が勃発した頃から,総司は病を得,余命2年と知るところとなる。土方の苦悩,山南の切腹,桂との邂逅と,懸命に生きる若者たちに,急転する時代は,苛酷な運命を強いる。主人公カップルの美しい心根だけでなく,二人をとりまく人々,それぞれの物語も散りばめられ,青春群像劇としても香気あるものとなっている。
水さんは,心配りができる謙虚な努力家という麗質が隠しきれないところが,ワタクシメがファンをさせて頂いている理由だが, この作品では,周囲まで明るくしてしまう底抜けの明るさが,沖田総司役者としての適性にぴったりと嬉しくなる。お声も表情も明るい。
白羽さんは,美にパワーが備わり,向かうところ敵なし。扇を落としたのはエリザ後遺症?

音月さんの土方は,深いお声が,泣きの入る哀切な平尾メロディにフィットするだけでなく,組を束ねる副長のものだ。デンジャラス感を加味し,戻ってきていただけることだろう。
ぼろぼろのお衣装で潜伏する桂さんを演じた柊さんも剛毅でマル。
煌めく青春の輝きと痛ましい死との対比が残酷すぎて,心弱いワタクシは,イマイチのめりこむことができないが,「今夜の私は強いですよ。」,「よかった。沖田はんより先に死ねて…。二年たって独りになってしもうたら,どないしょ思うてましたんや。」などの名台詞は聴かせていただける。大劇場で,フルメンバーの隊士や芸妓を揃え,盆フル回転で尾上菊之丞さんに腕をふるっていただきたいところ。
↓水夏希さんにのめりこんでしまいました。よろしかったらポチッとお願いしますm(_ _)m。

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2007年9月15日 (土)

蝉しぐれ・大阪松竹座15日マチネ

15日(土),大阪松竹座で,「蝉しぐれ」を観劇した。
原作:藤沢周平,脚本:池田政之,演出:河毛俊作
配役
牧文四郎/片岡愛之助,お福/相田翔子  
小和田逸平/松村雄基,島崎与之助/野田普市
牧助左衛門/高橋長英,登世/星由里子  
鍛治織部正/長谷川哲夫,犬飼兵馬/安藤一夫
里村左内:近藤 洋介,藤井宗蔵:松山政路,矢田淑江/松岡由美

日本海を臨む小藩海坂藩普請組牧助左衛門の養子・牧文四郎は,父母を敬い,一平と与之介という無二の友にも恵まれ,剣の道に励んでいた。隣家の娘・お福を意識しながらも,まだ恋と気付いていない。
文四郎15歳の夏,運命は変転する。小禄の下級役人でありながら正義漢の助左衛門は,世嗣を争うお家騒動に巻き込まれ,咎人として切腹させられた。捨て扶持を与えられ長屋住まいとなった母子。一方,お福は,江戸詰めの父について江戸屋敷に奉公に出ることとなる。
その後,文武に励んだ文四郎は,道場の師範代に抜擢され,郡奉行支配も命ぜられる。一方,お福は藩主のお手つきとなり,男子を出生する。お福と若君を巡り,新たな陰謀が動き始めた。
友に支えられ,文四郎は巨悪に立ち向かう。それは,父の汚名を濯ぎ,お福を守るための全てを賭けた戦いだった。

貧しい小藩で,真っ当に生きる人々を情感豊かに描き,かけがえのない青春を愛おしむ藤沢作品の最高傑作。
舞台は,藤沢文学のテイストを損なわないよう,忠実にストイックに進行する。緻密な筆致も,リリカルな自然風景の映像もない舞台という戦場では,勝負は役者の演技のみだ。
名場面は,きっちり抑えられて客席の涙を絞り,主演の片岡愛之助丈が歌舞伎役者として培われた見得に近いポージングが小気味よく決まる。
若者の熱さ,見守る大人達の暖かさと渋さのバランスもよく,心洗われる舞台だ。
藤沢文学は圧倒的に男性に人気がある。無骨で不器用だがピュア,与えられた運命を受け入れながらも自己の信念を貫きたいという男達の願望がぎゅーぎゅーに詰まっており,格好良すぎない日本人らしい主演が舞台に立っている。是非,中高年ご夫婦で観劇して頂きたい。
男も女も同じ夢をみることができるかもしれない。↓よろしかったらポチッとお願いしますm(_ _)m。

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2007年9月13日 (木)

体内メーカーで,風知草の健康状態を見てみました。

Photo_2  「風知草」の体内 - 体内メーカー
激務に耐えてクリーンなようだ。
肺/健,胃/毛・辛,大腸/美,膀胱/若
ちなみに,本名でトライしてみると,胃にただ一文字「美」だった。粗食と充分な水分が健康の秘訣かも…。

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2007年9月12日 (水)

蜷川幸雄演出で「ガラスの仮面」を舞台化

蜷川幸雄の演出により,埼玉の彩の国さいたま芸術劇場で,美内すずえ先生の代表作「ガラスの仮面」が2008年8月に音楽劇として上演されるという。
脚本は,劇団☆新感線の新作を手がけられた青木豪氏。
今回の舞台化にあたり,北島マヤと姫川亜弓,主演2人をオーディションで選ぶことも発表された。オーディションからもうドラマは始まるようだ。

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2007年9月11日 (火)

「身毒丸 復活」も「リア王」も大阪公演あるんや~

シアタードラマシティの公式に,リア王と身毒丸・復活の大阪公演の日程が掲載されていた。年末年始から年度末の方針を考えるに嬉しい情報だ。ワーイ。
08/2/22(金)~08/2/24(日)
彩の国シェイクスピア・シリーズ第19弾「リア王」
演出 蜷川幸雄 作:W・シェイクスピア
出演 平幹二朗、内山理名、とよた真帆、池内博之、吉田鋼太郎、嵯川哲朗 他
全席 11,500円
窓口発売 12月9日(日)

08/2/27(水)~08/3/4(火)
「身毒丸 復活」
演出:蜷川幸雄 作:寺山修司/岸田理生
出演 藤原竜也、白石加代子 他
全席 11,000円
窓口発売 12月1日(土)

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2007年9月 9日 (日)

子供のためのシェイクスピア・夏の夜の夢・山崎タイテーニア&福井オーベロン!

先週はびわ湖ホールに盆と正月が一度に訪れた華やかな一日だったが,今週は重陽の節句。黄色の花が咲いた中ホールだ。
山崎清介さんが率いる子供のためのシェイクスピアカンパニーが、今年はびわ湖ホールに来てくださった。今日が千秋楽、ツアーの上がりで,これから韓国遠征に行かれる。例により、開幕前のイエローヘルメッツのパフォーマンスは健在。
なんと、山崎さんがヒポリタ&タイテーニア。長身痩身の中高年女性といったところで、笑いはとりにいかない。シェイクスピアドールは,ヒポリタの連れ子と,タイテーニアのお気に入りの印度の少年(カレーの王子さま)だ。
福井貴一さんのシーシアス&オーベロンの当たり前が、異様に見えてしまう。
リズム感と展開の早さがいいんだなー。演劇に必要なミニマムがここにある。演劇とは、俳優と観客とのいい関係とは…と、目を覚まさせてくださる。来年は、シンベリンとか。

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2007年9月 8日 (土)

クィーン

クィーン THE QUEEN
2006年/イギリス、フランス、イタリア
監督:スティーヴン・フリアーズ
脚本: ピーター・モーガン
出演:ヘレン・ミレン,マイケル・シーン,ジェームズ・クロムウェル
第79回アカデミー主演女優賞にヘレン・ミレンが輝いた話題作。
1997年8月31日,元英国皇太子妃ダイアナは,フランスのパリでパパラッチ達に追われ,恋人とともに事故死した。世界の様々な憶測や思惑に対し,クイーンとして誇りと使命感をもって毅然と沈黙を守ったエリザベスであったが,英国王室は国民から孤立する。そんなエリザベスに敬愛をもって客観的な進言を行ったのが首相に就任したばかりの若きブレアであった。

政治劇にも愛憎劇にも陥らず,天命として全てを国歌と神に捧げた謙虚な女性の苦悩を,ストイックに品位を持って映像化したヒューマンドラマだ。
物語中,クイーンは,美しい牡鹿が狩人に射殺された姿をダイアナに仮託し,肩を震わせる。女神ダイアナはエンディミオンを牡鹿に変え弓矢で射殺すが,ダイアナ妃は,マスコミという狩人たちに追われ無惨に果てた。あからさまに感情を見せないよう自己に課してきた魂の気高さを象徴的に表現した作り手の良識が素敵だ。
ダイアナ妃の葬儀の映像は本物。ルチアーノ・パバロッティ氏のお姿も見うけられた。合掌。

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蜷川「リア王」に平さんが主演

平幹二郎さんがが蜷川「リア王」で主演!
なーんか,順当すぎる見出しだが,蜷川作品にご出演は久しぶりだ。それぞれのお役に相応しい最高のキャスティングのようだ。

以下@ぴあより
シェイクスピア悲劇の最高峰「リア王」が、彩の国シェイクスピア・シリーズ第19弾として登場。蜷川幸雄の演出で、"老い"と"家族の愛憎"をえぐる現代的作品としてよみがえる。リア王を平幹二郎,コーディリアには内山理名を配する。

【演出】蜷川幸雄 【作】シェイクスピア 
【出演】平幹二朗/内山理名/とよた真帆/銀粉蝶/池内博之/高橋洋/渕野俊太/山崎一/吉田鋼太郎/瑳川哲朗/他

2008年1月19日(土)~2月5日(火)
(月)(水)(木)(日)1:00PM (火)(金)6:30PM (土)昼12:00/6:00PM
※1/19(土)6:00PM。2/5(火)1:00PM。
※休演=1/21(月)・28(月)。
彩の国さいたま芸術劇場 大ホール

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2007年9月 7日 (金)

「吉田玉男文楽藝話」発売と公式に掲載!

『吉田玉男文楽藝話』発売!!
明日は吉田玉男一周忌追善公演の初日だ。これに合わせて,国立劇場小劇場ロビー売店にて9月8日(9月文楽公演初日)より,「 吉田玉男文楽藝話」が先行販売される。大阪は,国立文楽劇場ロビー売店にて,11月3日(11月文楽公演初日(なんでや?))より発売とか。
故吉田玉男師の貴重な藝談を、森西真弓氏を聞き手に迎え、厳選の名作三十二演目について舞台写真付きで収録。
初日をご覧の方は情報よろしくお願いします。

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2007年9月 5日 (水)

上村吉弥丈の公式に秋の予定が一挙にアップ!お国だ!紙治だ!おとくだ!

少しずつ喜んでいたが,今日は一気にわーいだ。
源次郎情婦お国,紙屋治兵衛,合邦女房おとく!!!!
上村吉弥丈の10月~11月の予定がアップされた。
あんまり嬉しくって泣きそうとはこのこと…。
合邦女房おとくは,そうなったら嬉しいな,秀太郎丈が羽曳野やからそうかもしれへんと思うてたらほんまやった~。劇場がぜーんぶ大阪でないこと以外,言うことあらしまへん。ムンパリさま,ありがとうございました。気張っていきましょ。いっぺん,近鉄沿線の高安の郡や俊徳道も行ってみたいし,合邦庵室と天王寺さんへもお参りせんならんし忙しー。

10/2~26 
歌舞伎座「芸術祭十月歌舞伎」夜の部 4時半開演
通し狂言 怪談 牡丹燈籠(かいだん ぼたんどうろう)
[配役]
伴蔵             仁左衛門
三遊亭円朝・船頭・馬子久蔵  三津五郎
萩原新三郎         愛之助
お露             七之助
女中お竹・酌婦お梅    壱太郎
お国            吉弥☆☆☆☆☆
宮野辺源次郎       錦之助
お峰             玉三郎

10/27(土)3時開演 尼崎ピッコロシアター
楽劇フェスティバル参加『心中天網島』
[出演]
紙屋治兵衛:上村吉弥☆☆☆☆☆
小春:古澤侑峯
近松門左衛門(語り) 玉井敬友
義太夫:豊竹英大夫
三味線:鶴澤清友
尺八:福本卓道
音楽:ヤススキー

11/3~26 国立劇場
通し狂言「摂州合邦辻(せっしゅうがっぽうがつじ)」
[出演]
坂田藤十郎(玉手)
片岡秀太郎(羽曳野)
坂東三津五郎(俊徳丸)
中村翫雀
片岡進之介
上村吉弥(合邦女房おとく)☆☆☆☆☆
片岡愛之助
中村扇雀
坂東秀調
坂東彦三郎
片岡我當(合邦)

6日追記:9月23日(日)は徳島でワークショップをなさる。
15日追記:10月歌舞伎座は昼の部・赤い陣羽織のお代官の奥方も…。

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2007年9月 4日 (火)

松竹大歌舞伎中村信二郎改め 二代目中村錦之助襲名披露2日びわ湖ホール

平成19年(社)全国公立文化施設協会主催 西コース松竹大歌舞伎
中村信二郎改め 二代目中村錦之助襲名披露
2日(日),昼の部を,至近のびわ湖ホール中ホールで鑑賞。本公演でもめったに揃わない素晴らしい演目をそろえて来られた。梅枝丈と隼人丈も来はったし~。3月中旬に情報を得て,待つこと約半年,待ちに待った甲斐のある充実と暖かさのある公演で寿命が延びた。

一 正札附根元草摺(しょうふだつきこんげんくさずり)

   曽我五郎時致/玉太郎改め松江,小林妹舞鶴/梅枝
五月人形のように華やかな拵えの曽我五郎時致と,素襖に力紙,紅白梅の飾りつきの烏帽子姿に太刀をはいだ小林朝比奈妹・舞鶴。時蔵丈が梅枝さんの時代が思い出され,美しさと清新さで潤々になった。こんなんやったんや~。表情に硬さはあるが,所作の切れ味が良く,颯爽,すっきり,上品,クラシカル。名のとおり,ほころぶ白梅のようなかぐわしさ。
松江丈は血気に逸るという印象が薄めの方だが,華やかな立ち姿で映りもよろし~。
二 二代目中村錦之助襲名披露口上
  信二郎改め錦之助,幹部俳優出演
  時蔵,隼人,松江,錦之助,梅玉,松緑,梅枝,錦吾,東蔵

座頭が梅玉丈なので,おっとりほんわかとした口上となった。 松江丈のご披露でもある。これだけ,各ジェネレーションのオトコマエを揃って一度に見る機会は無いゾ!
幼くして花の盛りのお父上を亡くされた萬屋兄弟を,親代わりとして育て上げられた先代の功績とお人柄をしのぶ麗しいものだった。もちろん,新錦之助丈は,錦絵から抜け出したようなまばゆさ。一回見たら忘れない!

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2007年9月 3日 (月)

キャストボックスは終了したそうな

劇団四季の公式ページからキャストボックスが消えた。大抵のことには,是非もないと記する大甘,日和見,穏健,冷静のおとみだが,これは納得できない。

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2007年9月 2日 (日)

沼尻竜典指揮NHK交響楽団&村治香織

びわ湖ホール芸術監督就任記念沼尻竜典指揮NHK交響楽団
2007年9月2日(日)15:30開演【大ホール】

ギターに村治佳織さん,管弦楽にNHK交響楽団を迎え,指揮者・沼尻竜典氏のびわ湖ホール芸術監督就任記念コンサートだ。1800席の大ホールは完売。
プログラム
R.シュトラウス  交響詩「ドン・ファン」Op.20
ロドリーゴ     アランフェス協奏曲
ツェムリンスキー 交響曲「人魚姫」
 
(アンデルセンの童話によるオーケストラのための幻想曲)
以下公式より
就任記念コンサートは,リヒャルト・シュトラウスが作曲家としての地位を確立した作品、交響詩「ドン・ファン」で華やかに幕を開けます。理想の女性を追い求めるドン・ファンの姿を描いていきます。
ギター・ソロで迎える村治佳織は、生前のロドリーゴをマドリードまで訪ね、名匠から「強靭なテクニックと感受性に満ちた解釈がもたらす魅惑的な特質」と賞賛されるという忘れがたい経験を持っています。憂愁の影にとらわれたフランシス・デ・ゴヤと18世紀スペインの宮廷の姿を反映したという名曲「アランフェス協奏曲」を、村治佳織と沼尻竜典指揮NHK交響楽団という理想の組み合わせで演奏します。これは聞き逃せません。
プログラムの最後は、近年、再評価が著しいツェムリンスキーの「人魚姫」です。ツェムリンスキーはウィーンで生まれ、20世紀の前半の中央ヨーロッパで活躍した作曲家ですが、ナチスに追われ、アメリカで不遇のうちに亡くなりました。アンデルセンの童話に基づき、人魚姫の運命を3楽章で描く大作を100名にも及ぶオーケストラで存分にお楽しみ下さい。

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