松風村雨堂・謡曲「松風」,歌舞伎舞踊「汐汲」の舞台を訪問
昨日の阿古屋塚だけでは片手落ちなので,今日は神戸市須磨区須磨寺に程近い「松風村雨堂」を訪ね,松風さんにお参りした。
立ち別れいなばの山の峰に生ふるまつとし聞かばいま帰り来む
小倉百人一首に含まれるこの詩と烏帽子,狩衣を残し,配流の解けた在原行平朝臣は都へ戻った。行平の寵愛を受けた松風と村雨の姉妹が残され,松風は形見の装束をつけ狂い舞う。
写真の左の祠が,行平が衣を掛けた松「きぬかけの松」とされていた木の切り株だ。
秀山祭九月大歌舞伎では,村松風二人汐汲(むらのまつかぜににんしおくみ)のお題で,松風を玉三郎丈,村雨を福助丈が演じられる。
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