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2007年8月

2007年8月31日 (金)

吉弥丈が舞い,英大夫さん&清友さんが語る「心中天網島」

上村吉弥丈が紙屋治兵衛を舞われると伺っていた「心中天網島」の全貌が河内厚郎さんのHPに掲載されていた。
楽劇フェスティバル参加『心中天網島』
<万華鏡、筒の中には義太夫と歌舞伎役者と地歌舞と元劇団シアタースキャンダルの…>
 日時:平成19年10月27日(土)15:00開演(14:30開場)
 会場:尼崎ピッコロシアター
 総合監修・キャスティングプロデューサー/河内厚郎
 原作/近松門左衛門,脚色・演出/玉井敬友
 キャスト等
 紙屋治兵衛/上村吉弥,小春・おさん/古澤侑峯
 近松門左衛門/玉井敬友
 義太夫/豊竹英大夫,三味線/鶴澤清友,尺八/福本卓道,音楽/ヤススキー

異ジャンルコラボのようだ。近松のまち尼崎で上演というのも河内さんらしい企みだ。もとより鑑賞する予定だったが,益々楽しみになってきた。
紙屋治兵衛/上村吉弥デス。

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2007年8月30日 (木)

大阪・大手前の超高層マンションの母校歌碑

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大阪市中央区谷町2丁目に完成した超高層免震構造39階建て「ビオール大阪大手前タワー」は,元大阪市立船場中学校の敷地に建つゴージャスなマンションだ。開発公園には,校歌が石碑になっていた。隣には大阪市中大江東尋常小学校跡の石碑もあった。
百折不倒の伝統という歌い出しだったが,伝統はいずこに…。

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南座當る子歳「吉例顔見世興行」情報のメルマガが来ました。

速報!南座12月公演「吉例顔見世興行」概要が決定!
メルマガが届いた。歌舞伎美人HPは9月初旬にアップの予定とあるが,失礼して出演者と演目のみ(._.) φ メモメモ
京の年中行事 當る子歳吉例顔見世興行 東西合同大歌舞伎
                    二代目中村錦之助襲名披露

公演日程 11月30日(金)初日~12月26日(水)千穐楽 
開演時間 昼の部:10:30 夜の部:16:20
出   演 坂田藤十郎,中村富十郎,尾上菊五郎,松本幸四郎,
       片岡仁左衛門,中村梅玉,片岡我當,市川左團次,
       片岡秀太郎,中村錦之助他
<昼の部>
 将軍江戸を去る
 勧進帳
 義経千本桜 すし屋
 二人椀久
<夜の部>
 梶原平三誉石切 鶴ケ岡八幡社頭の場
 寿曽我対面
 坂田藤十郎喜寿記念 京鹿子娘道成寺
 河内山 質見世より玄関先まで
 上 三社祭
 下 俄獅子

仁左衛門丈の椀屋久兵衛は拝見したいナ。

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2007年8月29日 (水)

宝塚月組公演「MAHOROBA」&「マジシャンの憂鬱」

長い一日のあがりは宝塚大劇場。26日(日)ソワレを観劇した。
スピリチュアル・シンフォニー
「MAHOROBA~遥か彼方YAMATO~」 謝珠栄作・演出
イザナギ・ヤマトタケル/瀬名じゅん,イザナミ・オトタチバナ/彩乃かなみ,サルメ/霧矢大夢,サダル/大空祐飛,アマテラス/出雲綾,オオヤマツミ/遼河はるひ,龍神/嘉月絵里,伊吹山の山神/桐生園加
ヤマトタケルの物語を,日本各地の民謡をアレンジした音楽や津軽三味線にのせて,ダンスで綴るエンタテイメント。
棒踊り,平太鼓を打ちながらの踊り,傘踊りなど小道具を使った難度の高いダンスも,霧矢さん,桐生さん,星条さん,遼河さん,青樹さん,龍さんなど活きの良いダンサーがダイナミックに見せてくれる。
謝珠栄さんが得意とする布を使った装置,電光掲示板を活用した幻想的な背景もライブ風でマル。
時間が短く感じられた。ロケットや大階段を使ったダンスは欲しい。謝センセが,「凱旋門」で見せてくださった,羽根を使って大階段を白鳥が飛び立つ演出で泣かせて欲しかった。

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2007年8月28日 (火)

移情閣・孫文記念館

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26日は,舞子駅で下車し,舞子浜に移築された明石海峡大橋の袂にある孫中山記念館・移情閣に立ち寄った。
現存する国内最古のコンクリートブロック建造物で,重要文化財に指定されている。
建物は正八角形の三階建てで八方に窓があり,それぞれの窓からは六甲山,大阪湾,紀州,淡路島,瀬戸内海,播磨など様々な風景を見ることができ,それぞれ異なった趣を持っていることから移情閣と呼ばれるようになったとか。これに,海峡大橋の眺めが加わり絶景だ。
元は,神戸で活躍していた華僑の貿易商の別荘「松海別荘」の一部で,中国革命の父と仰がれる孫文(孫中山)を支援し,1913年(大正2年)に孫文が来日したときには移情閣へ招いて歓迎会を開きました。
今は,孫文を顕彰し,日本とのゆかりを示す記念館として公開されている。

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2007年8月27日 (月)

宝塚音楽学校の生徒さんは阪急電車に一礼をなさいます。

昨日は,玉三郎丈のお役の舞台となったご当地を訪ねて西へ飛んだが,終着駅を宝塚大劇場とした。このため,今津線からのアクセスとなった。おとみは見た!
宝塚音楽学校の生徒さんは,阪急電車に一礼をなさるというのは本当だった!
今津線の電車内で拍手した。

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2007年8月26日 (日)

松風村雨堂・謡曲「松風」,歌舞伎舞踊「汐汲」の舞台を訪問

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昨日の阿古屋塚だけでは片手落ちなので,今日は神戸市須磨区須磨寺に程近い「松風村雨堂」を訪ね,松風さんにお参りした。
立ち別れいなばの山の峰に生ふるまつとし聞かばいま帰り来む
小倉百人一首に含まれるこの詩と烏帽子,狩衣を残し,配流の解けた在原行平朝臣は都へ戻った。行平の寵愛を受けた松風と村雨の姉妹が残され,松風は形見の装束をつけ狂い舞う。
写真の左の祠が,行平が衣を掛けた松「きぬかけの松」とされていた木の切り株だ。
秀山祭九月大歌舞伎では,村松風二人汐汲(むらのまつかぜににんしおくみ)のお題で,松風を玉三郎丈,村雨を福助丈が演じられる。

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お天守の下の往きかいには,誓って礼拝をいたします。(図書)

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今朝は姫路へ。
鷹匠姫川図書之助は,天守の富姫のもとを辞する際に,このように誓ったが,人間界にもどることなく天守の住人になってしまった。
姫路城は,どこから仰いでも美しさに息をのむ。天守までの計算され尽くしたシークエンスは礼拝ものだ。
富姫,千姫,お夏,お菊,姫路城と姫路ゆかりのヒロインたちに思いを馳せながら登城する。全部を演じた役者さんは,当代では坂東玉三郎丈だけだろうか。
次週は,梅玉丈と時蔵丈の番町皿屋敷♪(/゚)/ ̄ハィ♪

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2007年8月25日 (土)

京都納涼スポット・六道珍皇寺「小野篁出入りの井戸」

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六波羅羅蜜寺、六道珍皇寺のある六道の辻(京都市東山区轆轤町一帯)は,野辺送りの経路で,冥界の入り口にあたるとされ、8月7日から10日には、六道まいりの参拝客で賑わう。
平安初期の宮廷人・小野篁は、武人でもあり、地獄の閻魔大王に仕え、ここから冥府と往復したとか。境内の閻魔堂には,小野篁作と伝わる恐ろしげな閻魔大王像と,等身大の小野篁像が合祀されている。
写真は境内地の井戸。

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阿古屋塚のある六波羅蜜寺に参拝

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外に出て猛暑にくらっときたが,何が何でもお参りせにゃならぬわいなぁ。
平家の残党・悪七兵衛景清の行方を探索するため、(京都市東山区)五条坂に住む景清と深く言い交わした白拍子・阿古屋を,鎌倉方の代官畠山重忠が探題に連行した。重忠は,尋問のため弾かせた三味線、琴、胡弓の曇りのない音色に感動し,阿古屋を釈放する。
当代一の女形・坂東玉三郎丈の舞台は2日が初日だ。

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あこやが心のにごり水今しも呑むやと覚悟のてい~

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2007年8月24日 (金)

玉男さん追善公演の成功祈願・道明寺天満宮

24日,日経新聞朝刊に,玉女さんの菅公と文雀さんの覚寿のお写真入りで,成功祈願の様子が掲載されていた。モノクロの小さいお写真でも,後光が射すような覚寿,端正な菅公のお姿が際立つ。公式にもまもなく掲載されることだろう。
以下全文
文楽人形遣いの吉田文雀さんらが,23日,大阪府藤井寺市の道明寺天満宮に詣で,国立劇場での九月文楽公演第二部の成功を祈願した。
昨年9月に亡くなった人形遣い・吉田玉男さんの一周忌追善公演。演目は「菅原伝授手習鑑」,登場人物の菅原道真を玉男さんは当たり役とし,文雀さんは相手役を9回勤めた。

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2007年8月23日 (木)

国立文楽劇場11月文楽公演「吉田玉男一周忌追善」記者会見の様子が公式に掲載

国立文楽劇場11月文楽公演「吉田玉男一周忌追善」記者会見が8月3日に行われたようだ。第一部「近江源氏先陣館」と第二部「曽根崎心中」を吉田玉男一周忌追善として公演。
お写真を拝見すると徳兵衛の主遣いを玉女さん,左に入っておられるのは,簑助さんだ。なんだか不思議。

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2007年8月22日 (水)

宝塚歌劇2008年前半のラインアップが発表

定例により,半年分が一挙に発表された。マイ関心事は,次の雪組公演だ。今年は初春公演なので,なおさら力が入る。是非もない。(以下公式ページより抜粋)
雪組
宝塚大劇場:2008年1月1日(火)~2月4日(月)
ラブ・ロマンス『君を愛してる-Je t’aime-』
作・演出/木村信司
ショー・ファンタジー『ミロワール』-鏡のエンドレス・ドリームズ-
作・演出/中村暁
主な出演者・・・(雪組)水 夏希、白羽 ゆり

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2007年8月21日 (火)

坂東玉三郎が語る天守物語・第2版

9日,調布グリーンホールで拝聴してから2週間過ぎたが,保ちの良い玉三郎丈の舞台の記述はいつでも可能と,暑さと忙殺でエントリも亀の歩みだ。物忘れは酷くなる一方だが,玉三郎丈のお言葉は絶対に忘れないのが,我ながら不思議だ。
昨年の大阪松竹座では,丈は富姫の扮装し,一門のみなさんと上演なさったが,そのとき,すっぴんは恥ずかしかったと述懐しておられた。今回は敢えてすっぴんにリベンジなさるので,すべての雑用を前倒し(なぎ倒し)て,お江戸遠征に踏み切った。

朗読と音楽で綴る言の葉コンサート
坂東玉三郎が語る泉鏡花作天守物語
播州白鷺城の妖しくも優艶の美

朗読/坂東玉三郎,ト書き朗読/山本昂尚,笛/籐舎名生
拵えは,ベージュ系の紋付袴ですっぴん。タイトな七三分け。装置は,花器に生け花と薬玉の打掛(一幕及び二幕とも)。タイトル,サブタイトルが長い理由は分からなかった。

玉三郎丈は,オープニングに,天守物語を様々な上演形式で幾度も演じ,これからも演じ続けてゆきたいと語り始められる。鏡花先生をこよなく敬愛なさっておられることがじわーんと伝わる。

今年の朗読会は,ト書き部分を山本さんが語り,全台詞を一人で語る形式を採用した。2時間余り,ト書きも含めて一人で進めると,リスナーが混乱することを避けるためである。昨年も大緊張したが,今回も緊張している。語りのプロではないので,俳優として演じる。
鏡花先生は,芸術至上主義と恋愛至上主義で,恋する美しく純粋な者達と,妨げる醜く邪悪な存在を対立的に物語に登場させる。そして,前者は度々,あやかしの者・妖怪変化の類であり,後者は欲にまみれた人間である。対立する世界を飛び越えるのが,魂の美しさゆえ,俗世にいられなくなった恋に生きる人間と,恋人達を救済する芸術の神である。
芸術の神といっても,この物語では,獅子頭と牡丹の花飾りのある櫛を彫った工人で,鏡花先生の芸術家が果たす役割についての考えが伺える。


なるほど,なるほど…。鏡花先生の御父君は,金沢の彫金師。御母堂は江戸の能楽師の息女。美のクリエーターとしての工人を尊敬し,美の体現者が起こす奇跡を信じておられる。芸術家とは,「職人としての職能を基盤とし,彼岸と此岸を往還できるとともに,結界を超えようとする者運び去り,美しい者を救済できなければならない。」というお考えらしい。まさに,丈は,このお考えを実践しておられる。玉三郎教の教義がまたひとつまとまった。

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2007年8月20日 (月)

第17回上方歌舞伎会19日夜の部・我當丈と仁左衛門丈の舞台挨拶も!

早版
第17回 上方歌舞伎会
国立文楽劇場青年歌舞伎公演
歌舞伎俳優既成者研修発表会
関西元気文化圏共催事業
会場・国立文楽劇場

一條大蔵譚 大蔵館奥殿
片岡仁左衛門 片岡秀太郎=指導
一條大蔵長成/松次郎,吉岡鬼次郎/松三郎,八剣勘解由/千蔵,勘解由妻成瀬/當史弥,鬼次郎女房お京/松之,常盤御前/扇之丞
双蝶々曲輪日記 道行 乱朝恋山崎
山村若振付
藤屋吾妻/千壽郎,占師/松四朗,山崎屋与五郎/千志郎
新版歌祭文 座摩社 野崎村
片岡我當 片岡秀太郎=指導
久作娘お光/純弥,油屋娘お染/りき彌,油屋丁稚久松/鴈祥
百姓久作/鴈大,山家屋佐四郎/千次郎,山伏法印妙斎/佑次郎,浪人鈴木弥忠太/當吉郎,ならず者勘六/松三郎,百姓畑作/和之介,後家の供の男/當次郎,油屋下女およし/翫之,油屋後家お勝/比奈三,油屋手代小助/松之助

野崎村のラブトライアングルにおやじどんまで加わっての「4人の涙8つの袖」は圧巻だった。
終演後のカテコでは,出演者が居並ぶなか,片岡我當丈,片岡仁左右衛門丈,山村若さんのご挨拶があった。お三方ともスーツ姿。短い稽古期間で作品を創りあげたお弟子さんたちの健闘を讃えておられた。

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2007年8月19日 (日)

舞妓Haaaan!!!まにおうたぁぁぁぁ!!!

6月16日にリリースされて行ったのが今日。それでも京都で禄を得ているものかと突っ込まれそうだ。
宮藤官太郎氏脚本,阿部サダオさんが主役!堤さん,生瀬さん,柴崎さん,伊藤さん,真矢さん,Mr.オクレ,植木さん…。芸達者で一癖も二癖もあるキャラが登場する。
それでも,主演の阿部さんのテンションの高さはどうだ。思い込みと思い違いではた迷惑を顧みず驀進だ。
十分楽しかったが,前半の考えられないシュールなミュージカルシーンや,当たり前の町並みにとんでもないキャラクターをもっと登場させて欲しかった。字幕,擬音のアニメ字,画面の装飾も多い方が華やかになる。微妙な時代考証,撮影箇所に一切拘っていないところもマル。

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2007年8月18日 (土)

11月国立・摂州合邦辻の続報がアップ

国立劇場公式ページに,11月歌舞伎公演「通し狂言摂州合邦辻」上演の続報がアップされている。定番の構図のチラシも掲載されており,出演者と主な配役も…。このまま大阪松竹座で上演していただきたいもの(合邦庵室だけで我慢するしー)。国立文楽劇場では通しに期待する。
さすが国立らしく物語の原典が印度の説話にあり,西に伝わり「フェードル」,東に流布して「合邦」に練り上げられたと,記載されている。昔から,酷似が気になっていたが,積年の疑問が解けた。ラシーヌの「フェードル」は,ソフォクレスの「パイドラ」,エウリピデスの「ヒッポリュトス」,「合邦」は,「弱法師」,「愛護の若」とプロセスがあり,近くは折口信夫や寺山修司の「身毒丸」までたどれる。何だかよく分からないが凄い。正に三千世界を翔るとはこのようなことを言うに違いない。物語の力だ。
もとい!
玉手/藤十郎,合邦/我當,羽曳野/秀太郎,俊徳丸/三津五郎
翫雀,進之介,吉弥,愛之助,扇雀,秀調,彦三郎ほか
浅香姫,高安左衛門,次郎丸,奴など重要かつ魅力あるお役もあり,豪華キャストで,重厚なものになることであろう。
吉弥丈のお役は?

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2007年8月17日 (金)

ウィキッド・8月10日マチネ

Nec_0299_2上方に居ながら早くも2度目の観劇を済ませた。10日マチネの印象を手短に…。
←写真は,調達したマイウィキッドグッズ。爪がそれらしいコウモリ型ヘアクリップとアメジスト色エメラルド色のキラキラヘアゴム。
メインキャスト
グリンダ/沼尾みゆきマンチキン国総督令嬢エルファバ/濱田めぐみ,エルファバの妹ネッサローズ/小粥真由美,学長マダム・モリブル/森以鶴美,ウインキー国王子フィエロ/李涛,マンチキン国小人ボック/金田暢彦,山羊・ディラモンド教授/武見龍磨,オズの魔法使い/松下武史
あらすじ
シズ大学の新学期,マンチキン国総督令嬢ネッサローズとその姉エルファバが入学した。エルファバは緑の肌,孤独で意志の強い娘。正反対にセクシーで人気者のグリンダとたちまち対立する。ウインキー国王子イケメンのフィエロがシズ大学に転入してきた。軽薄で調子の良いフィエロに,グリンダは急接近する。程なく,エルファバとグリンダは誤解が解け,親友になれそうな予感が…。
平和に見えるかのシズ大学とオズの国だったが,ひっそりと異変が起きていた。まもなく,山羊のディラモンド教授は放逐され,動物たちは言葉を奪われ檻に入れられる。
魔法の天分を学長に見出され,オズの魔法使いに会いに行けることになったエルファバは,フィエロとの仲が進展しなく凹んでいるグリンダと共にエメラルドシティに向かう。

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2007年8月16日 (木)

ロマンス・こまつ座&シス・カンパニー

ロマンス
こまつ座&シス・カンパニー公演
作/井上ひさし,演出/栗山民也
キャスト
オリガ・クニッペル(ドイツ系女優・チェーホフの妻)他/大竹しのぶ
マリヤ・チェーホワ(チェーホフの妹)他/松たか子
壮年チェーホフ他/段田安則
青年チェーホフ他/生瀬勝久
少年チェーホフ他/井上芳雄
晩年チェーホフ他/木場勝己
スタッフ
演奏/後藤浩明,音楽/宇野誠一郎,美術/石井強司,照明/服部基,音響/秦大介,衣裳/前田文子,振付/井手茂太,歌唱指導/伊藤和美,舞台監督/三上司
あらすじ
チェーホフ家は,ロシアの田舎町のはずれで食料品店を営んでいたが,一家は破産して夜逃げ。少年チェーホフは置いてゆかれ(>_<)ゞグスッ,苦学の末,モスクワ大学医学部に入学し,卒業後,開業する。常に献身的に兄を支える妹マリヤが側にいた。稼業の傍ら,劇作を続け,ヴォードヴィルによる作劇を夢見続ける。
病苦と貧しさも豊かな人生の輩と笑い飛ばしながら,モスクワ芸術座で,仲間達と演劇活動を続けていたとき,生命力に溢れた女優オリガと出会う。「かもめ」,「ワーニャ伯父さん」,「三人姉妹」など立て続けにヒット作を書き上げるなか,オリガと結婚し,最後の戯曲「桜の園」に取りかかった。
晩年のチェーホフは,オリガとの愛と泣き笑いの日々を過ごしながら,自分の意図と,実際に上演された演劇とのギャップをアイロニカルに見つめていた。

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2007年8月15日 (水)

東寺でA・ロイド・ウェッバー3作品の主人公たちが13日に集合

劇団四季が関西で上演中又は上演予定のミュージカル「エビータ」,「オペラ座の怪人」,「ジーザス・クライスト・スーパースター」などの主演俳優たちが13日,扮装姿で東寺に現れ,参拝客らを驚かせたと京都新聞に掲載されている。
A・ロイド・ウェバー氏の3作品連続上演のプロモーションだ。
エビータの井上さん,チェの芝さん,ファントムの高井さん,ラウルの北澤さん,クリスの苫田さん,ジーザスの柳瀬さん,マリアの高木さんと思われる。

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2007年8月14日 (火)

八月納涼大歌舞伎初日第三部

終日通しは観劇トライアスロン。第三部は,4時間近くあるので,第三部だけ別の日に行かれることをお勧めしたい。イヤホンガイドも,お嫌いでなければ借りた方が良いように思う。
帰りの列車の都合で,三幕目までの観劇となった。で,表どう収拾されたのか分からない(わーん)。
通し狂言 裏表先代萩(うらおもてせんだいはぎ)

配役
足利頼兼/七之助,力士絹川谷蔵/亀蔵,下女お竹/福助
家主茂九兵衛/家橘,下男小助・乳人政岡・執権仁木弾正/勘三郎
医師大場道益・横井角左衛門/彌十郎
八汐/扇雀,沖の井/孝太郎,松島/高麗蔵,栄御前/秀太郎
荒獅子男之助/勘太郎,倉橋弥十郎・細川勝元/三津五郎
渡辺民部/松也, 山中鹿之助/新悟,渡辺外記左衛門/市蔵
あらすじ
時代狂言「伽羅先代萩」の世界を「表」に,世話物「小助の悪事」を「裏」の物語として加えた趣向がお楽しみだ。
序幕 花水橋の場
足利家転覆を目論む仁木弾正らは,廓通いにうつつを抜かす頼兼を花水橋で襲撃する。
二幕目 大場道益宅の場
弾正らは,世子鶴千代を毒殺しようと,医者・大場道益に,二百両の報酬で毒薬の調合を依頼する。好色な道益は,日頃から横恋慕していた隣家のお竹に,借金のかたに言い寄るが袖にされる。下男の小助は,道益を殺して金を奪い,縁の下に隠すがちょっとした手違いが…。
三幕目 足利家御殿の場 同 床下の場
政岡は,一子千松と共に幼君鶴千代を守り奥殿にこもっている。そこへ上使・栄御前が来訪し,見舞いと称して持参した毒入り菓子を鶴千代に勧めるが,間一髪千松が菓子を奪う。弾正の妹八汐は,悪事が露見しないよう千松を刀で殺害する。平然と幼君を守る政岡を味方と思い込んだ栄御前は連判状を手渡す。
しかし,その連判状を鼠がくわえて逃げ,一度は家来の荒獅子男之助がとらえるものの,結局取り逃がしてしまう。鼠の招待は…。

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2007年8月13日 (月)

八月納涼大歌舞伎初日第二部

開幕前に完売になっている第二部。渡辺えり子さんへの期待の高さがうかがえる。これは,「今昔桃太郎」の完全勝利と中村勘三郎丈の新しい試みへの期待に他ならない。開幕前に勝負は決したのだ。
運よく初日,拝見できることとなったので,心して鑑賞し,ネタバレなしで書ききる。
一、ゆうれい貸屋(ゆうれいかしや)
配役
桶職弥六/三津五郎,辰巳芸者のゆうれい・染次/福助,家主平作/彌十郎,ゆうれいお千代/七之助,魚屋鉄造女房・お勘/右之助,隣人・魚屋鉄造/秀調,弥六女房お兼/孝太郎,ゆうれい又蔵/勘三郎
あらすじ
桶職の弥六は,怠け者で,働き者の女房に去られた。目覚めると粋な姐さんが家屋内に居る。女は,辰巳芸者・染次のゆうれいで,弥六に惚れたので女房にしてほしいと言う。生来の怠け性に叶った暮らしをさせてもらえるので,夫婦同然の暮らしを始めるが,さらにゆうれい貸屋という儲け話を思いつく。恨みを持った人に幽霊を貸し出そうというものだが,屑屋のゆうれい又蔵や浮気娘のゆうれい千代など,とんでもない連中が集まり,商売は大繁盛するが…。

山本周五郎原作のシニカルなブラックコメディ。歌舞伎では,48年ぶりの上演とか。福助丈の粋な辰巳芸者のゆうれいという役どころが,このうえなくはまるので,たっぷり楽しめる。貸し出されるゆうれいの老人の権一丈,隣家の魚屋夫婦など,素敵なキャストが江戸情緒を盛り上げてくださる。

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八月納涼大歌舞伎初日第一部

11日(土),歌舞伎座初日第1部を観劇した。いずれも2度目の上演で,さわやかな気分になること確実。暑い日には歌舞伎座に行ってみよう。
一、磯異人館(いそいじんかん)
配役

薩摩藩のガラス職人・岡野精之介/勘太郎,人質となっている琉球国の王女・琉璃/七之助,薩摩藩士外交方・五代才助/猿弥,精之介の弟で武闘派・岡野周三郎/松也,英国人技士・ハリソン/亀蔵,薩摩藩士・折田要蔵/家橘,薩摩藩士集成館総裁・松岡十太夫/橋之助
あらすじ
明治維新前夜。生麦事件を引き起こした薩摩藩士・岡野新助の長男精之介は,藩の御用工場・集成館で働くガラス職人だ。弟の周三郎は,集成館の警護役で,武芸で身を立てようと考えている。琉球国の王女・瑠璃は人質として集成館総裁・松岡十太夫の養女の身分で,精之介に心を寄せていた。
精之介は,藩で外務を担当する五代才助から,薩摩切り子のパリ万博出展と精之介のヨーロッパ留学を勧められ,瑠璃王女に夢を語る。
しかし,イギリス人技師のハリソンから,瑠璃を妻にという話が持ち出され,二人の恋はあっけなく引き裂かれる。

集成館を舞台に,激動の時代を懸命に生きた若者達を描く,骨太で清冽な作品だ。装置が,集成館の居間,工房,テラス,玄関とよく出来ているうえ,回り舞台としてのセオリーに忠実な回し方が良心的だ。
何より,主人公が,勘太郎丈のために書かれたようなはまり役。健気で正直,ひたむきでピュア。七之助丈も光っている。ヒロインが琉球の王女という設定のため,お衣装があでやかな黄色の紅型。これが痩身の七之助丈に似合う。あんたが悪い!短気な弟の松也丈も長いおみ足と美声で可愛いから許す。猿弥丈は説得力,忍耐,胆力,先見性のある好漢を好演。
気持ちよく泣けるよう作劇されているので,勘太郎丈ファンなら,あっさり降参して泣こう。日本手拭い一本分は泣ける。

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2007年8月12日 (日)

金刀比羅宮書院の美-応挙・若冲・岸岱

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いったい何回若冲を見たら気が済むのかと突っ込みを入れながら,9日朝,上野の東京藝術大学大学美術館で開催中の表記の美術展に立ち寄った。谷中と根津に向かう行きがけの駄賃であり,東京ツアーの序幕だ。
おなじみの虎に会えるが,丸い顔で猫に近くふかふかして可愛い。さぞ暑苦しい書院だろう。
「金刀比羅宮書院の美」を鑑賞すると,もれなく大学所蔵のコレクション展「歌川広重《名所江戸百景》のすべて」が,豪華絢爛のおまけとして付いてくる。
上野駅から此処まで,西洋美術館,東博など誘惑は多い。お芝居などの予定を後に入れずに行きたいものだ。

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キャッツ・8月10日ソワレ-うさぎ目&パンダ目の客席

平日夜の猫劇場は初めてだ。キャッツという生活習慣病にかかった常連客さんばかりのようで客席が良い。
猫たちは、若く美しいメンバーになっているのか遊び足りていない。どんなときにも遊べるジェリクルキャッツを目指せ。ターンブルブルースが大人の穏やかな元悪猫というたたずまい。素敵!
全てを帳消しにし、感動で沈黙させるのが、早水小夜子さんのグリザベラ。30秒で涙腺が緩み、1分で決壊。間奏でヒクッとなり、絶唱では自分が泣いていることも忘れる。広い音域全てで響き豊かな彩りだ。23匹を説得する主演の真価を聴いた。

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2007年8月11日 (土)

芸術祭十月大歌舞伎は牡丹灯籠

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圓朝イヤーの今年、更にビッグイベントが…。怪談牡丹灯籠を通し狂言で上演。歌舞伎座で片岡仁左衛門丈と坂東玉三郎丈がご共演\(~o~)/
お江戸納涼怪談ツアー最大の土産話がこれだ。あちこちお参りしてよかった。8/13加筆,9/15加筆

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築地本願寺と築地界わい

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伊東忠太設計の築地本願寺。エキゾチックな仏教寺院を彷彿とさせるたたずまいは、暑さも手伝って日本であることを忘れる。
築地では、朝から豪華まぐろ丼をいただこう。

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2007年8月10日 (金)

エメラルドシティはこんなところ

P1010173カレッタ汐留のウィキッドを上演中の劇場前のサンクンガーデンでは緑色のイルミネーションが設けられ、光のショーが行われている。また、亀の甲羅のオブジェから、定時にミスト噴射の後、本水が出る。

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累塚がある祐天寺

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累塚がある目黒区祐天寺。怪談めぐりはここまでで、羽生は断念。ここも、しっかりと地域が息づいていると感じられる素敵なまちだ。

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東京都庭園美術館で舞台芸術展

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アールデコの館に相応しく20世紀初頭の舞台美術や衣裳の展示が印象的。一画は涼しい。

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坂東玉三郎が語る天守物語

9日、調布市グリーンホールで上演された標記の朗読会を拝聴した。共演は、笛に籐舎名生さん、ト書き朗読に山本昂尚さん。丈の拵えは、ベージュ系紋付袴にすっぴん。装置は、生け花と打ち掛けのみ。
今年の試みとして、一人で2時間語っていると、誰か分からなくなるので、ト書きの部分を山本さんにお願いなさったようだ。
また、衣裳を付け、装置を備えて上演しても、主人公を危機から救出する老人の登場が唐突で、理解しにくいと気に掛けておられ、最初に、鏡花先生への敬愛とともに、天守物語への思い入れを語られる。

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2007年8月 9日 (木)

東急世田谷線はプリティフェイス

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三軒茶屋には路面電車を利用した。初めて訪ねる劇場は入場までも楽しい。こまつ座のロマンスに今から向かう。

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谷中界わいは圓朝まつりの最中

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怪談ゆかりの地はまず此処。谷中全生庵は、真景累ケ淵、怪談牡丹灯籠などの作者・三遊亭圓朝の菩提寺だ。命日の8月11日には供養のまつりが営まれる。応挙の幽霊画のコレクションもある。菊様ポスター当然あった。↓根津神社も訪ねた。Nec_0873   

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2007年8月 8日 (水)

お江戸納涼ツアーに出発

明日からお江戸観劇ツアーに参ります。
当初予定は以下のとおり雑食系らしくバランスのよいラインアップ。
坂東玉三郎天守物語朗読会,ロマンス
Wicked,Cats
八月納涼大歌舞伎第1部,第2部,第3部

時間と暑さの許す限り,東京藝術大学美術館,根津神社,谷中全生庵等も目論んでいます。ハイ!怪談ご当地探訪で涼を取ります!
出発に幸先良く,本日より携帯用の可愛らしいテンプレートがリリースされ大満足。花火 ( ^-^)ρ--―--*・:゜.゚.。 字数を吟味し,こまめに更新しますし,コメントにはいつもより早くレスしますので,見てやっておくれやす。

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瓜子姫とあまんじゃくも大人気

木下順二作の童話の読み聞かというテイストだ。三味線の和声が古典と異なり耳新しい。
瓜子姫の機織歌
きちんこたんの,きんぎりや,くだこアなくてからんころん,
きちんこたんの,きんぎりや,くだこアねっちゃ,ばんばなや

瓜子姫の機織音
キコバタトントン,カランコカランコ
瓜子姫(ガブ)に化けたあまんじゃくの機織音
ドジバタドジバタ,ドタバタンドタバタン,ドッチャライバッチャライ

このような擬音の語りが実に楽しい。
散文部分は標準語。台詞はどことも知れない方言というのが,昔テレビで拝見した人形劇のようで,完全な童心モードとなる。
お子さんへのサービスは,ミニタオルと技芸員さん&主要キャラとの写真撮影。

実は今週,放心したらきちんこたんのきんぎりやと口ずさんでいる。

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2007年8月 7日 (火)

第2回「若伎会」も行て退けましたで!

文楽夏休み親子劇場で童心に返り,バックステージツアーで舞い上っても,忘れしまへん。ちゃーんと「若伎会」千穐楽は見てきましたで~。
若伎会は,上方歌舞伎塾卒塾生の台詞劇の習熟ため,坂東竹三郎丈が発起人となり,昨年立ち上げられた勉強会だ。師の片岡秀太郎丈,坂東竹三郎丈,片岡愛之助丈,兄貴分の坂東薪車丈が特別出演で,浪花情緒を添える。
今年は,ならぬ堪忍するが堪忍・35年ぶりの「神崎東下り」,43年前に若手のために書き下ろされ,竹三郎丈がいつか再演をと暖めてこられた「露地の雨」,舞踊詩「あやめ浴衣」の三本立て。いずれも,より高い技術を必要とし,人間性をさらけ出して勝負しなければならない難関であったが,より美しくよりさわやかに,より味わい深く見事にクリアーしただけでなく,作品として観客を感動の渦に巻き込んでおられた。

神崎東下り
忠臣蔵のサブストーリー。神崎がすわ討入とお江戸に向かう道中の三島宿で,ごろつきの馬子の言いがかりに耐えるエピソードだ。
千次郎丈の馬子,佑次郎丈の神崎の対決。笑いがベースだが,胃が痛くなるような緊迫感のあるやりとりが見所の難し~いお芝居だ。
千次郎さんは小汚い拵えで,生きるためにはなんでもするゴマのハエ。なぜか憎まれず宿場の皆にたかって日々を送っている。田舎者風のカモ侍が佑次郎丈。
似合うてんで~。
途中はしんどかったけど,幕切れは気持ちよう泣かしてもらいました。

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2007年8月 6日 (月)

今日の石坂線はケーブルカー擬装

今日の石坂線はケーブルカー擬装
比叡山ケーブルカーと同じ赤と緑のクラシカルなペイントになっている。そういえば夏のライトアップがあった。

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菊さまの「怪談」

原作:三遊亭円朝,監督:中田秀夫
出演:煙草売新吉/尾上菊之助,豊志賀/黒木瞳,お久/井上真央,お累/麻生久美子,お園/木村多江,お賤/瀬戸朝香
煙草売りの若者・新吉と三味線師匠・豊志賀は,夫婦同然の深い仲。しかし,二人の親同士は仇敵の間柄で,結びつきは決して偶然ではなく,因果が巡るものだった。
業病に面相を崩し,持ち重りのする豊志賀の執着に厭気が差した新吉は,お久と下総羽生村を目指して逃げる決意をした矢先,豊志賀は他界する。豊志賀の魂魄は新吉の行くところどこまでも追ってくる。

菊之助丈の美しいご尊顔をアップで堪能できるだけでも,映画館に足を運ぶ価値はあった。深遠な愛憎劇であり,ホラーであり,人間の本質に迫る円朝師匠の最高傑作。豊志賀の死だけしか舞台で拝見したこと無かったが,全貌を知るにつけ,美しいお顔の男に固執する女のメカニズムにそっかとなる。
新吉「顔なんか付いていればいいんだ。」
菊之助丈はこの台詞は言ってはいけないのか,菊之助丈だけが言うことを許されるのか…。
わー綺麗な顔を50回はつぶやいた。

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2007年8月 5日 (日)

文楽11月公演配役発表・玉女さん,冬の陣は佐々木盛綱

夏休み公演中の国立文楽劇場に,吉田玉男一周忌追善11月文楽公演の配役表が置いてあった。
今月,鎌倉三代記(夏の陣)で,佐々木高綱を遣っておられる玉女さんが,昼の部・近江源氏先陣館(冬の陣)では佐々木盛綱,夜の部では曾根崎の徳兵衛だ。文雀さんの微妙も東京の覚寿に続いて楽しみ!
第一部
吉田玉男一周忌追善狂言
近江源氏先陣館
 和田兵衛上使の段
  咲大夫/燕三
 盛綱陣屋の段
 切 十九大夫/富助,奥 千歳大夫/清治
 母微妙/文雀,妻早瀬/玉英,佐々木盛綱/玉女
 小四郎/玉勢,高綱妻篝火/紋寿,北条時政/玉志・幸助他
艶容女舞衣
 
酒屋の段
 中 呂勢大夫/喜一朗,切 嶋大夫/宗助
 嫁お園/簑助,美濃屋三勝/清之助,茜屋半七/清五郎
 半兵衛女房/紋豊,舅半兵衛/玉輝,親宗岸/文吾
面売り
 
三輪大夫・新大夫他,清介・清馗他
 おしゃべり案山子/清三郎,面売り娘/簑二郎

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2007年8月 4日 (土)

文楽夏休み親子劇場大蜘蛛退治

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主演の大蜘蛛。足をたためばコンパクトだが舞台の半分はあった。幸助さんの黒衣は、背中に銀糸で蜘蛛の糸の刺繍が…。宙乗りは鬼童丸で。\(^O^)/

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2007年8月 3日 (金)

公式!「人間国宝に竹本綱大夫,鶴澤清治が認定されました」とある!

公式ページにお二方のオトコマエのお写真が掲載されている。実は最近テレビ受像機を買い替え,「凄い凄い綱大夫さんがオトコマエに映る」と,一家で喜び合えていたが,受像機のせいではなかった。

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