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2007年6月24日 (日)

アイーダ6月23日ソワレ・アイーダ新キャスト

Nec_0159_1 23日,ジェリロ等を中心に演じておられた秋夢子さんのアイーダに会えた。
アイーダ/秋夢子アムネリス/五東由衣ラダメス/阿久津陽一,メレブ/中嶋徹,ゾーザー/大塚俊,アモナスロ/石原義文,ファラオ/前田貞一郎,ネヘブカ/石倉康子
男性アンサンブル/谷本充弘,黒木豪,塚下兼吾,川東優希,海老沼良和,深堀拓也,富澤和磨,影山 徹
女性アンサンブル/伊東恵,松下沙樹,杏奈,市川友貴,上延綾,須田綾乃,オ ユナ

大塚さんのゾーザを中心とするイケメン軍団が,更に若くスレンダーに!もう少しダンスを揃えて欲しいところ。ヌビアの娘達の腹筋は,強化されてきた。
さて,秋さんのアイーダは,登場から,美しさと気高さで独自の雰囲気を醸しだし,掴みオーケー。捕虜になったとまどい,軽率な行為で国民を失望させたことの自戒もよろしい。声量は安定しておられるが,高音域が伸びないのか,微妙にアレンジを変えてあり,劇団の配慮がうかがえる。細かい点は全て消し飛ぶ。長身,すっと通った鼻筋,壁画のようなメイクが似合うきりっとした目,優雅な立ち居振る舞いで主演オーラがあることに尽きる。役の解釈も確かなため,終幕の迷いつつリプライズで客席をドボ泣きさせておられたところが素敵だ。
五東さんのアムネリスは,劇的におやせになられ,完璧スタイルに向け驀進中。二の腕の震えが無くなった。らぶりーな透明感のある歌声と誠意ある立ち居振る舞いそのままに,歌に悲しみが加わった。イイゾ!
ラダメスを演じる阿久津陽一郎さんは,相手役が変わったため,優しくなっておられ,これはこれで愛の人でマル。はじめから優しいので変わる節目が見えにくいか。垢すりの後,アイーダの歌唱中,桶やボディブラシを,ご自分でお片づけがツボ(笑)

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実は,観劇のための演目拘り拵え(マイ観劇グッズ)もおとみの楽しみのひとつ。自慢は信条とするところでないので,これまで,1~2回しか紹介したこと無いが,アイーダに感動したので,久々に登場させた。
写真は,メトロポリタンミュージアムグッズの古代エジプト・山羊頭のペンダントだ。公式グッズのホルスの目ペンダントより自慢できるので気に入っている。ローズピンクのアイーダ色のシャツでキマリだ。
ちょっと分かり易す過ぎるかも。

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コメント

>みかん星人さま
アイーダデビューに心からお祝いを申し上げます。スター性のある方にどしどしチャンスを…。そうでない方にはさらにチャンスを…と思わずにはいられません。
ひさびさにアイーダで劇場が泣いているのに遭遇しました。
ウィキッド!ワタクシももうすぐです。

投稿: とみ | 2007年6月24日 (日) 22時20分

TBありがとうございました。

秋アイーダ、、、観たいですねぇ。
我が家としては「あの方」が戻らないと、なかなか、なのですが(笑)

余談ですけれど、、、
似たような女性対立構図を持っている『ウィキッド』ですが、
『アイーダ』に痺れてしまった者にはかなり物足りないものでした。
改めて、アイーダとアムネリスの「友情」に想いを馳せるおぢさんでした。

投稿: みかん星人 | 2007年6月24日 (日) 12時12分

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