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2007年4月22日 (日)

南座歌舞伎鑑賞教室・吉弥丈の京人形

毎春恒例,南座歌舞伎鑑賞教室第15回目となる今年の演目は京人形だ。進之介丈の左甚五郎,京人形の上村吉弥丈,女房おとくの上村純弥丈の三方が出演。大工の立ち回りは無く,甚五郎と京人形の舞踊が決まったところで幕。
純弥丈は,あと少しおっとりした情感を加味すれば,純真な女房もレパートリーになりそうだ。進之介丈の能天気なマエストロは大過なし。吉弥丈のすっきり綺麗な大人びた京人形は,人形振りの腕を上げられ,笑いと拍手を一身に集めておられた。
もっと見ていたいというところで幕。
上方歌舞伎塾卒塾生の会第二回若伎会のチラシがラックにあった。

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歌舞伎

上方歌舞伎塾卒塾生の会「若伎会」は,「上方歌舞伎会」が舞踊中心なのに対し,台詞劇に挑戦する取組で,昨年は忠臣蔵外伝の通しだった。
日時:平成19年8月3日(金)午後5時
    平成19年8月4日(土)午前11時,午後4時
場所:上方演芸資料館ワッハホール
演目:神崎東下り一幕露地の雨一幕

上方歌舞伎会は8月18日と19日。演目は,義太夫狂言と舞踊だ。ナットク。どちらも楽しみ!
片岡仁左衛門=指導
一條大蔵譚  一幕
  大蔵館奥殿
山村若=振付
双蝶々曲輪日記 道行
  乱朝恋山崎  常磐津連中
片岡我當 片岡秀太郎=指導
新版歌祭文  二幕
  座摩社
  野崎村

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コメント

>美緒さま
教室は,課題になっている学校もあり満席です。解説も定評あるようです。
吉弥丈は舞の名手という訳ではあられませんが,美貌と演技力で上方歌舞伎だけでなく,歌舞伎界を背負って立っておられるお方です。
パリからの凱旋でノっておられます。
継続してご注目あられますよう,不肖ワタクシからもお願い申し上げまする。

投稿: とみ | 2007年5月 5日 (土) 01時19分

こんにちわ~。
この前、歌舞伎鑑賞教室でそちらに伺いました。
京人形役の方の人形らしいカクカクした動きと、女の人らしいしなやかな動きの差に、とても同じ人が踊っているとは思えませんでした!!
解説もとてもわかりやすく、面白く教えていただいてありがとうございました~。

投稿: 美緒 | 2007年5月 5日 (土) 00時25分

追記
配役発表になっている。純弥さんはお光。力入ります。

投稿: とみ | 2007年4月30日 (月) 01時37分

>ハヌルさま
桐箱は少しお窮屈そうでした(^^ゞ。
鑑賞教室は,大阪を中心に十三代仁左衛門丈が取り組んで来られ,我當丈が継承しておられるバージョンが最もお値打ちと思われます。森ノ宮,堺,吹田,池田等あったように記憶していますので,お見逃し無きよう…。

投稿: とみ | 2007年4月23日 (月) 23時33分

今年も観に行けずでした。
京人形も傾城も美しい吉弥さんだったようですね。
ちくしょー。なんて^^;
左甚五郎さんは、こちらでもどうも足を引っ張られたようで・・・。
九雀さんの解説も面白そうだし、来年こそはっ!!

投稿: ハヌル | 2007年4月23日 (月) 22時03分

>るみさま
京人形のお衣装は長身に見えます。それに振りが大胆ですから,よけいに大きく見えました。傾城の振りになるといつものたおやかな吉弥丈に戻られました。
純也さんは,気の良い若女房でエエ感じです。ちょっとせっかちそうでしたが,善良さが◎でした。

投稿: とみ | 2007年4月22日 (日) 18時05分

とみ様、こんにちは。
吉弥さんの京人形、さぞ綺麗だったんでしょうね。
大人びた雰囲気、目に浮かびます。
時間があれば、見に行ったのですが…
残念です。

投稿: るみ | 2007年4月22日 (日) 17時31分

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