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2007年2月11日 (日)

合邦庵室,万代池ゆかりの天王寺

合邦庵室、万代池ゆかりの天王寺
仏法最初の天王寺,西門通り一筋に,玉手の水や合邦が辻と古跡を留めけり。
住大夫さん,錦糸さんの大オトシで涙の池に蹴落とされた。文雀さんの玉手は押さえた色香,文吾さんの合邦は愛溢れて充実。これぞカタルシス。

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コメント

>ぴかちゅうさま
えー,渡辺センセと信二郎丈…。良いお席でしっかり(._.) φ メモメモお願いします。綾錦のお言葉,とろけそうな讃辞が聴けそうですね。
大望を果たした直後に死ぬ男の美の抽象化が曾我五郎であり助六というのにはのぼせました。

投稿: とみ | 2007年2月17日 (土) 21時37分

早速のTB返しを有難うございますm(_ _)m
お江戸版も上方版もなんて素晴らしいキャスティング!!錦之助襲名後に是非ともやっていただきたいものです。3/3に襲名前の信二郎丈と渡辺保氏の対談を聞きに慶応大学歌舞伎研究会の講座に行ってまいります。またレポアップするつもりですので、よろしく~(^O^)/

投稿: ぴかちゅう | 2007年2月16日 (金) 22時26分

>ぴかちゅうさま
三連休は名古屋,東京,大阪でした。ノンジャンル,ほとんど阿呆です。
住大夫さんに尽きます。こんな良い演目ですが,拝見したのは亀治郎丈の瓜生山だけです。
本格的な時代ものの義太夫狂言ですので,ベストキャストはこれです(きっぱり)。玉三郎丈の玉手,吉右衛門丈の合邦,吉之丞丈の母,信二郎丈の俊徳丸,芝雀丈の浅香姫,松緑丈の奴。上方バージョンでしたら,藤十郎丈の玉手,我當丈の合邦,秀太郎丈の母,愛之助丈の俊徳丸,孝太郎丈の浅香姫,亀鶴丈の奴。
早う書こうっと。

投稿: とみ | 2007年2月16日 (金) 01時17分

「朧の森に棲む鬼」東京千穐楽の記事に大阪レポ第一弾のTBを有難うございますm(_ _)m
TB返しがうまくいきませんので今後の記事も含めてトライを繰り返すつもりです。
さて東京遠征お疲れ様でした。おとみ様もあちこちと精力的にご覧になったようでなによりです。私も3日連続観劇を1ヶ月に2度もやってしまってヘロヘロしております(体力ないんです(T-T))
文楽一部二部をふうふう言いながらアップしましたのでTBさせていただきました。『摂州合邦辻』は初めてでしたが、これはスゴイ世界ですねぇ。是非歌舞伎でも玉三郎丈で観てみたいです。俊徳丸は海老蔵、浅香姫は菊之助なんて勝手な配役で妄想中.....。

投稿: ぴかちゅう | 2007年2月16日 (金) 00時39分

>おりんさま
文楽好きの輪は広がりましたでしょうか。
ええ浄瑠璃でした。床の大オトシの力業には感服するしかございません。またいこーっと。

投稿: とみ | 2007年2月12日 (月) 01時14分

>向日葵さま
ここにも,池に蹴落とされたお仲間が…。大阪の郷土芸能ですが,情は世界共通。盛り立てましょう。
あんまり泣いてしばらく立てませんでした。ワタクシももう一度といわず二度くらい拝見したいものです。

投稿: とみ | 2007年2月12日 (月) 01時11分

東京遠征お疲れ様でした。
第2部良かったです。

涙ぼろぼろではぁあ幸せでございました~。

投稿: おりん | 2007年2月11日 (日) 23時14分

昨日の国立小劇場、住大夫さんに圧倒、私を含め周囲は涙、涙。文楽、わずか3回目でありますが、良さを実感!はまってしまいそうです。時間と予算があればもう一度見たいです。

投稿: 向日葵 | 2007年2月11日 (日) 22時34分

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» 07/02/12 文楽公演第二部「摂州合邦辻」 [ぴか の観劇(芸術鑑賞)日記]
【第二部】『摂州合邦辻』 この演目は全くの初見。菅専助と若竹笛躬の合作の上下二巻の時代物。世話物が得意だった菅専助ならではの構成という。継母と継子への不倫の恋というモチーフは古くから伝承があって、説経節「しんとく丸」などがある。 歌舞伎では下巻の切の「合邦庵室の段」以外の上演は稀だという。文楽では今回のように「万代池の段」もあわせての上演が多いとのことで、やはり文楽と歌舞伎の両方を観ると作品の鑑賞がより深く楽しめそうだ。あ... [続きを読む]

受信: 2007年2月16日 (金) 00時24分

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