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2007年1月26日 (金)

初庚申

Yasaka_3 1月26日が今年の初庚申となる。
庚申信仰は,中国の民間信仰の1つで,人間の身体の中にいる三尸という虫が庚申(かのえさる)の夜に,人間が寝ている間に,天帝に60日分の罪過を告げ早死にさせるため庚申の日には寝ずに夜を明かすという信仰である。このため,庚申の夜は,寝ずに庚申堂にこもり夜を明かす。庚申待ちという。この夜が宵庚申である。
日本三大庚申堂の一つが,京都市東山区の八坂庚申堂である。くくり猿という赤い布で作られた猿の人形が魔よけに飾られていて美しい(が,なんかかわいそー)。12時まで境内は開いているが,12時に閉門になり夜を明かす。
毎日が宵庚申の夜がここしばらく続いているが,気晴らしに行ってみよっと。

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文楽

さて,庚申といえば,近松門左衛門の心中宵庚申(しんじゅうよいこうしん)が思い出される。4月には国立文楽劇場で上演される。1722年(享保7年)4月6日,大坂油掛町の八百屋半兵衛と妻お千代が生玉の大仏勧進所で心中し,この事件は,近松最後の世話物として直ちにが「心中宵庚申」として上演され,歌舞伎にも脚色された。
八百屋の養子半兵衛は,女房おちよが留守中に勝手に離婚されたことを知り,連れ帰るが,折り合いが悪い義母に義理立てし,家に入れられず夫婦で庚申の夜,大坂生玉社で心中する。大坂四天王寺の庚申堂も日本三大庚申堂の一つだ。

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コメント

夫婦とか赤い大坂四天王寺と、かわいそ事件などされる
おとみさんは、日本で東山と広い毎日とかを閉門しなかったよ。


投稿: BlogPetの獅子丸 | 2007年1月30日 (火) 15時57分

>藤十郎さま
20年程前たった一度見たTVドラマ,滝田栄さんと太地紀和子さん,乙羽信子さんが主演で凄いと思いました。おさん茂兵衛もよかったー。
ワタクシ的には,鑓の権左や堀川波の鼓と同様,偶然結びついたカップルが燃え上がるストーリーが好きです。配役も決まったようですね。
チラシものぼせそうなエロティシズムあります。
楽しみです。

投稿: とみ | 2007年1月27日 (土) 23時50分

平安時代の話ですが、庚申の日に事件が起こったとか、貴人が頓死したとか、いろいろあったようです。徹夜なんぞするとよくないんじゃないでしょうかね。
庚申の作文(さくもん。漢詩を詠むこと)などもありましたが、普段よりいいものができるんでしょうか?
私など絶対に「悪事を知らされてもいいから寝る!」と逃げると思います。
「宵庚申」老齢の近松らしく、とてもしみじみとしていいものだと思います。保険金のために殺しあう夫婦あれば心中する夫婦あり。どちらにもなりたくないですね。
大阪の庚申堂は竹本義太夫の墓のご近所ですね。

投稿: 藤十郎 | 2007年1月27日 (土) 14時23分

庚申堂へ日付が変わるまで駆けつけることができませんでした。罪業を閻魔様に報告されてしまいそう(涙)。
次は,節分だー♪

投稿: とみ | 2007年1月27日 (土) 00時07分

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