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2007年1月

2007年1月31日 (水)

映画バトン・どなたにも回しませんが書きますぅ!

回さなくて申し訳ありませんが,映画も書くぞという決意を込めて…。
1 最後に映画館で観た映画
  ディパーティッド
2 最後に観た映画
  ディパーティッド
3 今,これから観よう,観たいと思っている映画
  ドリーム・ガールズ
  さくらん
  シネマ歌舞伎京鹿子娘二人道成寺
4 今まで観た中で100点満点あげたい映画を1本だけ
  L.A.コンフィデンシャル
5 好きな映画,又はよく観る映画を1~15本まで。
(1)主人公多数・なかなか話が繋がらないサスペンスもの
   クラッシュ,マグノリア      
(2)英国文芸路線 J.オースティン,E.M.フォスター
   プライドと偏見,眺めの良い部屋 
(3)世界10箇国以上から話が始まる重厚長大の軍事ミステリー
   トム・クランシー,F.フォーサイス,ジョン・ル・カレ系 
(4)金満冒険ファンタジー
   ハリー・ポッター
6 次に回す3人
 スルーします。

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2007年1月26日 (金)

初庚申

Yasaka_3 1月26日が今年の初庚申となる。
庚申信仰は,中国の民間信仰の1つで,人間の身体の中にいる三尸という虫が庚申(かのえさる)の夜に,人間が寝ている間に,天帝に60日分の罪過を告げ早死にさせるため庚申の日には寝ずに夜を明かすという信仰である。このため,庚申の夜は,寝ずに庚申堂にこもり夜を明かす。庚申待ちという。この夜が宵庚申である。
日本三大庚申堂の一つが,京都市東山区の八坂庚申堂である。くくり猿という赤い布で作られた猿の人形が魔よけに飾られていて美しい(が,なんかかわいそー)。12時まで境内は開いているが,12時に閉門になり夜を明かす。
毎日が宵庚申の夜がここしばらく続いているが,気晴らしに行ってみよっと。

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2007年1月24日 (水)

劇団四季・京都劇場ではコンタクトと壁抜け男

WIKEDはいつかは行けるとして,劇団四季京都劇場のラインアップは,「コンタクト」と「壁抜け男」に決まったと公式に発表になった。
刺激的な「コンタクト」,パリのエスプリ溢れる「壁抜け男」とバランスもよい。こんなに楽しいこと続きでええのかしらん。

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劇団四季、新作ミュージカルの製作発表会に「ブログ記者」を招待

昨日から公式で発表になっているが,23日に行われた新しく導入するミュージカル「WICKED」新作発表記者会見に,四季の会のメンバーから抽選で選ばれた23人がブログ記者として招待された。うらやましー。
6月17日に東京・汐留の電通四季劇場「海」で開幕する「ウィキッド(WICKED)」!
USJで上演されている短縮版のフルバージョンだ。
少なくとも向こう10年は上演されているだろうが,今年中に見たいもの。
マイ仮想キャストで当分楽しもう。

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サクラサク

K_img_render 梅の開花情報が聞かれるなか,早くも満開になっているのが京都市中京区京都御池中学校敷地にある一本の八重桜。昨年秋にも一輪二輪と咲いていたが,とうとう満開になった。
まもなく,京都は,節分から立春と春を待つ行事が続く。梅の香を追って夜の街を徘徊するのも物狂おしくてよいかもー♪

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2007年1月23日 (火)

「綱大夫四季 昭和の文楽を生きる」山川静夫著

綱大夫四季
綱大夫四季
posted with 簡単リンクくん at 2007. 1.23
山川 静夫著
岩波書店 (2004.6)
通常24時間以内に発送します。
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週刊人間国宝文楽編「人形」

00007860_c_nkokuhou35 先週の大夫と三味線に続き,朝日新聞社刊行の週刊人間国宝の文楽編が,1月23日(火)第35号「文楽人形」として出版された。表紙は玉男さんと蓑助さんの曽根崎心中天満屋の段。ゆっくりみよっと。

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2007年1月22日 (月)

国立劇場第1回芸の真髄シリーズ「文楽太棹」鶴澤清治

5月7日,国立劇場で開催される芸の真髄シリーズの第1回は,「文楽太棹」鶴澤清治ということで,文楽三味線の第一人者,清治さんを中心とする演奏会だ。歴史的な一夜になりそうだ。チケットは完売間近。
プログラムが素晴らしい。
素浄瑠璃
 壇ノ浦冑軍記 阿古屋琴責の段
 竹本住大夫/竹本綱大夫
 鶴澤清治/野澤錦糸/鶴澤清二郎
創作浄瑠璃
 弥七の死
 豊竹咲大夫/鶴澤清治
文楽好み
 三番叟・酒屋・野崎村
 豊竹嶋大夫
 鶴澤清治/豊澤富助/鶴澤清友/鶴澤清介/鶴澤燕三/竹澤宗助
 鶴澤清二郎/野澤喜一朗/鶴澤清志郎/鶴澤清馗/鶴澤清丈`
 吉田簑助

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冥途の飛脚・忠兵衛&禿役替わり

冥途の飛脚・忠兵衛&禿役替わり
14日から忠兵衛は玉女さん,禿は玉誉さんに交替。
21日1部を拝見した。玉女さんの拵えた人形はえらいオトコマエで,ラブストーリーらしい香気があった。その分堪え性のなさや場当たり的な稚拙さは抑え気味。
清二郎さんの三味線が絶好調。傾城たちが,「辛気くそうなってきたし,ここらでぱーと浄瑠璃で気張らししょーか。」。禿に,「三味線の頼母師匠,呼びにいっといで」と言うて,禿は「お師匠さん扇屋にいかはった。うち弟子やし,うちやるしー,三味線とって来る。」と,夕霧の悲恋を謡う。玉誉さんもさることながら,左が冴えておられた。
禿の左はどなたさんでっしゃろ?
禿の浄瑠璃は泣くとこちゃうやろか。泣けましたで!

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2007年1月21日 (日)

国立文楽劇場のにらみ鯛

国立文楽劇場のにらみ鯛
さすが21日となれば黒門市場の鯛もレプリカになっている。お鏡もないが餅花は健在だ。

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フィガロに遊んでもらえなかった

フィガロに遊んでもらえなかった
チェロのお師匠さんのアメショー。うまく○になるものだ。
ライオンのように大の字になって眠っているときもあるが…。

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ディパーテッド

841b465609e23b6b4bd49d088d5a9c33 ディパーテッド THE DEPARTED
監督:マーティン・スコセッシ
出演:レオナルド・ディカプリオ,マット・デイモン,ジャック・ニコルソン,
マーク・ウォールバーグ
トニー・レオン&アンディ・ラウ主演で大ヒットしたインファイナル・アフェア・トリロジーのハリウッドリメイク版。主人公はレオナルド・ディカプリオ&マット・ディモン。舞台は,州警察が組織犯罪との戦いを続けるボストン南部。
犯罪者が多発している不幸な一族ゆえ警察官になったビリーは,理不尽にも潜入捜査官に任ぜられ,犯罪組織のボス・コステロが取り仕切るギャングの一味となる。
一方,貧しい家庭の息子コリンは,優秀な頭脳を見込まれ,コステロに内通者になるよう育てられ,警察学校を卒業後,エリート捜査官の道を歩んでいた。
コステロが大取引をするという情報が舞い込み,それぞれの立場で内通戦を繰り広げる。内通に次ぐ内通は,それぞれの危機を招き,ネズミをあぶり出せと言う命令をそれぞれが受けた。

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2007年1月20日 (土)

ラッキーナンバー7

Calendar ラッキーナンバー7 LUCKY NUMBER SLEVIN
監督:ポール・マクギガン
出演:ジョシュ・ハートネット,ブルース・ウィリス、,ルーシー・リュー,モーガン・フリーマン,ベン・キングズレー,スタンリー・トゥッチ
いきなりの脈絡のない殺人シーン。
場面は変わって,謎の男グッドキャットが,ひとりの青年に昔語をした後,誘拐する。
また,場面は変わって,主人公スレヴン登場。NYへ友人ニックを訪ねてきた彼は,ギャングのボスに拉致され,借金をチャラにする代わりに敵対するギャング一味のラビの息子の殺人を依頼される。解放されたのも束の間,今度は,ラビ一味に拉致され借金の返済を迫られる。
悪いことばかりではない。隣家のリンジーが謎解きの協力者になってくれるが,期限は3日しかない。

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2007年1月17日 (水)

メルマガに第4回浪花花形歌舞伎の演目が記載

メルマガに,第4回「浪花花形歌舞伎」の演目と配役が掲載されていた。
定番と意欲作の組み合わせのようだ。ポスターにも期待!
日程:4月1日(日)~4月8日(日)
第一部:11:00
 敵討天下茶屋聚(かたきうちてんがちゃやむら)
  安達元右衛門/翫雀,人形屋幸右衛門/進之介,東間三郎右衛門/愛之助
  安達弥助/薪車,早瀬源次郎/亀鶴,染の井/孝太郎,早瀬伊織/扇雀
第二部:14:45
 一、雨の五郎(あめのごろう)
  
曽我五郎時致/進之介
 二、色彩間苅豆 かさね(いろもようちっとかりまめ かさね)
  
かさね/孝太郎,与右衛門/愛之助
 三、曽根崎心中(そねざきしんじゅう)
  
天満屋お初/扇雀,平野屋徳兵衛/翫雀
  油屋九平次/亀鶴,平野屋久右衛門/竹三郎
第三部:19:00
 夏祭浪花鑑(なつまつりなにわかがみ)
  団七九郎兵衛/愛之助,お辰/扇雀,一寸徳兵衛/亀鶴
  玉島磯之丞/薪車,おつぎ/竹三郎,お梶/孝太郎
  釣船三婦/翫雀

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週刊人間国宝文楽「大夫と三味線編」

00007849_c_kokuhou34 発売を待っていた朝日新聞社刊行の週刊人間国宝の文楽編が,1月16日(火)第34号文楽「大夫と三味線編」として出版された。表紙は勿論住大夫さん。感動の列伝が楽しめる。次週は人形編だ!

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2007年1月14日 (日)

愛の流刑地

音羽屋贔屓としては外せない。14日鑑賞した。
原作:渡辺淳一,監督・脚本:鶴橋康夫,主題歌:平井堅
出演:豊川悦司/寺島しのぶ/長谷川京子/仲村トオル
    佐藤浩市/陣内孝則/津川雅彦/富司純子他
夏の朝,神宮外苑を望むマンションの一室で,情事の果てに男が女を扼殺した。加害者は,10年来新作を発表せず世間から忘れられた作家の村尾菊治(豊川悦司)。被害者は,エリート会社員の妻で三児の母。取調でも法廷でも,菊治は,二人は心身ともに深く愛し合い,快楽の極みに冬香が殺して欲しいと真摯に懇願したと陳述する。菊治は,罪状や量刑の多寡に執着せず,二人の愛の真実を訴え続けるが…。

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2007年1月13日 (土)

現代劇に挑戦される市川段治郎丈

AllAbot歌舞伎の最新記事に,ストレートプレイにご出演の市川段治郎丈の記事が掲載されている。インタビュアーは五十嵐晶子さん。
緻密に読み込み,一旦ぶっ壊して次に体に叩き込むプロセスの役作りをなさる方とナットクする。過激,過剰,思いが溢れる舞台を見続けたい。いや,今すぐこの舞台見たいゾ。
さて,坂東玉三郎丈との共演についても言及されておられるので,ますます次の舞台も楽しみとなっているが,平常心,平常心。縁があれば見られるという気持ちで…。

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みをづくし難波に咲くやこの花の

タイトルは,淡路町の段の謡いだし
吉田幸助さんが咲くやこの花賞を受賞されたという記事が文楽協会のHPに掲載されている。
この賞は,大阪市が昭和58年から,文化に功績のあった若いアーティストの顕彰制度で毎年行われる。
いつかはお前が王になる~♪。プライドロック(石橋)から跳んだ仔獅子を拝見してから,シンバに見えて仕方がない。

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畳算とはなんぞいな

Photo_6 封印切で,忠兵衛が井筒屋を訪ねると,「川は,なんや畳算をしとる。わてのことやろか。」という台詞がある。果たして,井筒屋おえんと梅川は簪を畳の上に転がしている。
畳算とは占いの一つ。簪やキセルを畳へ投げて,その場所から畳の目数を数え,丁か半か(偶数か奇数か)で。「待人が来る,来ない」と吉凶を占う。
ジゼルの愛している愛していないの花占いと基本は同じであるが,恋の小道具に簪や花は似つかわしい。
↑ワタクシの気に入りグッズ。一つあると畳算に使える。アンティークの赤玉かんざし  

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2007年1月11日 (木)

こんな時間にどうして人が?京都ゑびす神社

P1100005_2P1100004_2日戎から残り福に変わろうとする頃,京都ゑびす神社に立ち寄った。今宮や西ノ宮に比べると小振りだが,京都はここだ。ど,どうしてこんな時間に大勢のお人が?
天満宮ワキの白太夫社にも参った。

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2007年1月10日 (水)

公式より早い産経新聞ENAK情報・宝塚雪組公演制作発表会見

P_elisabeth_kari 宝塚雪組公演「エリザベート」の制作発表記者会見の模様が,いつも最新の宝塚情報満載の産経新聞ENAKにアップされている。今回は新曲はないのか,新トップスター・トート閣下役の水夏希さんは,最後のダンスを歌われたたようだ。
エリザベート初演から出演されていた彩吹さんはとうとうフランツ・ヨーゼフ皇帝陛下に…。エーヤン。

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気になっていたアイーダと鹿鳴館の千秋楽

1月8日は劇団四季アイーダ福岡公演の千秋楽で,5月には名古屋に舞台を移す。気長に待とう。
1月8日は劇団四季鹿鳴館・自由劇場公演の大千秋楽だった。まだ公式には模様は発表になっていないが,さぞや盛り上がったことであろう。無事の終幕を心より祝った。
続いてファミリーミュージカルのあとオンディーヌとか。

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2007年1月 9日 (火)

明日は十日戎

明日は十日戎。ということで,本日は宵戎だ。
京都ゑびす神社は,東山区大和大路四条下るで,南座からすぐ。今宮や西宮に比べると小ぶりであるが,賑わいでは負けていない。夜通し開いているので,仕事帰りに立ち寄りご利益のおすそ分けを願ってみよう。
京都ゑびす神社【開門・閉門時間のお知らせ】
9日(火)宵ゑびす祭 夜通し開門
10日(水) 十日ゑびす大祭 夜通し開門
11日(木) 残り福祭 8時~24時
 

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2007年1月 8日 (月)

小町の関寺は蝉丸神社の隣

Sekidera11 謡曲「関寺小町」の舞台は,滋賀県大津市逢坂にある長安寺(ちょうあんじ)である。舞台装置が見慣れた風景だとおうちに帰った気分となる。
「関寺小町」は僧が,近江の国に庵を結ぶ100歳の老女となった小野小町を訪ねる物語で,落剥した小町をどう表現するかは,能舞台においても至難の技だという。
文楽人形の人間国宝・吉田文雀さんが,今月,文楽初春公演で演じておられる「花競四季寿」秋の巻「関寺小町」は,謡曲「関寺小町」をモチーフとしている。文雀さんは,老いのなかに垣間見せる優美な品格,深い思索,華やいだ恋の記憶,それらを香気と艶を漂わせて演じておられる。
地元民として目指そう関寺小町!失礼致しました。

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2007年1月 7日 (日)

鹿鳴館NHKBS2中継

劇団四季の鹿鳴館はまもなく大千穐楽を迎える。実は,ワタクシが2006年に最も多く鑑賞した舞台は,劇団四季の鹿鳴館だった。見ても見てもまた見たくなり,際限ないので,東京凱旋公演は,福井さん(=゚-゚)ノニャーン♪がお出にならない限り見ないとしゅぱっと諦めた。うれしいことに,1月2日初芝居NHKBS2の放送は,その東京凱旋公演版だったのでお年玉を頂いた気分だ。
で,風知草は,基本的に観賞したもの以外記述しないという主義を一貫してきたが,
「…女は決まった評価,それも自分で作った定評を死んでも壊したくないものです。それを今夜私はこわしてお目にかけますわ。」
そんな大げさなと突っ込みを入れられそうだが…。
ということで,石丸さんの清原永之輔の印象を中心に記述する。私が拝見した石丸さんのストレートプレイは,ハムレット,オンディーヌ,ユリディス,ラ・ソバージュなど,ミュージカルは,数知れずだが,ストレートプレイではユリディス,ミュージカルではアスペクツ・オブ・ラブが最も優れていると確信している。いずれも,野村さんや保坂さんと組み,女性を失望させる役どころがよいと考えている。
2006年の鹿鳴館6回,劇団四季のストレートプレイも,平幹ハムレット,平幹アンドロマック,奥方が影万里江さんの時代から拝見しているので,テレビ中継に論評することを切に切にお許し願いたい。
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文楽初春公演・第二部

P1010101 1月3日,初日の国立文楽劇場の夜の部は封印切をトリとする充実のラインアップである。
←床のお飾り
文楽初春公演第二部
二人禿(ににんかむろ)

 三輪大夫/南都大夫/貴大夫他,清友/団吾/龍聿他
 禿:玉英&和右
京都島原の禿のようだ。おませな女の子が,「おっちゃーん。綺麗なべべ着て気楽そーにみえるけど,うちらかて,人によーゆわんつらいことあるしー。」という踊りだ。そこは子ども,羽根つきであっさりゴキゲンになる。千春ちゃんと澪夏ちゃんでも見たいゾ。

嫗山姥「廓噺の段」
 口 呂勢大夫&喜一朗/切 嶋大夫&清介,清丈
 沢瀉姫:紋秀/局藤浪:清三郎/腰元更科:清五郎(お福)
 腰元歌門(娘):箕一郎/太田太郎:玉志/坂田蔵人時行:和生
 荻野屋八重桐(娘&角なしのガブ):箕助
坂田金時の出生の秘密が解き明かされるお話。語りの聞きどころと人形の見せ場がある近松門左衛門作の時代狂言。歌舞伎と異なり糸萩は登場しない。
廓でライバル傾城と時行を張りあって傷害と器物損壊の大騒動のくだり(廓噺)が楽しく,妹・糸萩が敵を既に討って,あんたは唯の阿呆で甲斐性無しとそしる。それなら,敵の残りを始末するという時行に,間抜けも程々にせいと叱咤し,そこまでゆわんかてと思っているうちに自害させてしまうのだが,箕助さんの遣う八重桐の見所である。おおこわ。いきなり懐妊し,ハイパワーになって大乱闘という,やんややんやで幕。投げ飛ばされるかわいそうなツメ人形たちにも注目!

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2007年1月 6日 (土)

文楽初春公演・第一部

P1010102 1月3日,初日の国立文楽劇場に駆け付けた。例年は三連休の一日に行くが,断然初日が良さそうだ。
←にらみ鯛と亥の凧の飾り。デカイ!
文楽初春公演第一部
 花競四季寿

 万才:大夫:紋豊&才蔵:幸助/海女:清之助+α
 関寺小町:文雀/鷺娘:勘十郎
 津駒大夫/千歳大夫/新大夫他,寛治/喜一朗/清志郎他
四曲で45分程度のオムニバス形式の舞踊で,どれ一つ取っても第一人者が遣う本当に華やかな舞踊詩である。中心を成すのが時代婆の首を人間国宝吉田文雀さんが遣う関寺小町。気品有る婆の首で艶やかな娘の振りは禍々しくも静謐で酩酊しそうとしか申し上げようがない。寛治師匠がリードする三味線陣も結構*結構で鏡割りの御神酒が回る。
清之助さんの鷺娘と勘十郎さんの鷺娘を比べると,しんしんとした清之助さん,風花舞う勘十郎さんといずれも可愛らしい。

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寿初春大歌舞伎・夜の部

2日初日。夜の部は,餅はなし。
壽初春大歌舞伎 夜の部
歌舞伎十八番の内「毛抜き」
 
粂寺弾正:海老蔵/秦民部:右之助/八剣玄蕃:家橘
 秦秀太郎:吉弥/八剣数馬:薪車/腰元巻絹:扇雀
歌舞伎十八番でおおらかな江戸歌舞伎の旋風が大阪松竹座に吹き荒れた。弾正の海老蔵丈の拵えが凄い。三升づくし,絢爛たる海老柄の裃,正に一幅の絵である。タッパはあるし,お声も大音声,悪ガキそのもののスーパーヒーローの姿は幸福感に満ちあふれる。
無敵の海老蔵丈の弾正とはいえ,上方勢も華やかに迎撃する。幕開きは,吉弥丈のええもんのお小姓・秀太郎v.s.薪車丈のわるもんの若者・数馬の立ち回り。思わず力が入るが危なげは全くなし。すんなりすっきりの秀太郎に迫るお茶目な弾正の場面もよろしい。ゴージャス系の巻絹に迫るらぶりーな弾正もしっかり笑わせていただいた。
したい放題の海老蔵丈を見て元気になろう!

仮名手本忠臣蔵「九段目山科閑居」
 戸無瀬:藤十郎/加古川本蔵:我當/大星力弥:翫雀
 小浪:扇雀/お石:秀太郎/大星由良之助:團十郎
忠臣蔵年の昨年。また,二月歌舞伎座は仮名手本忠臣蔵通しと,まだまだ忠臣蔵は健在だ。中でも九段目は,戸無瀬役者を中心に大顔合わせが出来なければあっさり飛ばされる。お正月の大阪松竹座は,この幸福が実現した。
情の加古川本蔵一家と義の大星由良之助一家のバランスも良く,小浪の扇雀丈が小柄な娘に見えるのが収穫。我當丈はええお父ちゃん,團十郎丈も温かい人柄のよき父上であるから,確執が若干早く氷塊した気がしたが,そんなもんはええんや!

上「藤娘」/下「供奴」
 藤の精:扇雀/奴駒平:翫雀
藤十郎が出てこられたかと見紛う扇雀丈の藤娘。大虎にもなられず神妙に舞っておられたのが好感度大。
何をなさっても目出度さと有難味のある翫雀丈の奴で幕が閉まる。あー楽しかった。
そういえば,なにげに扇雀丈奮闘公演になっている。

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壽初春大歌舞伎・昼の部

Nec_0377 1月2日,初日の大阪松竹座に駆け付けた。例年により昼夜通しである。←紅白餅(2日の夜食となった。)
壽初春大歌舞伎 昼の部
彦山権現誓助剱「毛谷村」
 
毛谷村六助:翫雀/微塵弾正:進之介/お幸:竹三郎/お園:扇雀
翫雀丈はお声が良い。太っ腹の好人物,騙されやすいが度量もある六助のイメージそのもので,新年の幕をさわやかに開けられた。扇雀丈はどちらかと言えば大磯の虎のような豪華な拵えがワタクシはお似合いと思っているが,女武道お園のすっきりとした拵えもなかなか。急にしおらしくなるコメディセンスも抜群。かわいそうな弥三松ちゃんは落とされてしまう。市蔵丈の斧右衛門は,悲しくもおかしい場面の芯を手堅くとられ,竹三郎丈の後室お幸が登場するときりっと舞台が締まり存在感を示された。
義太夫は葵大夫。華やかだが緊張感のある語り。

歌舞伎十八番の内「勧進帳」
 武蔵坊弁慶:團十郎/富樫左衛門:海老蔵/源義経:藤十郎
何にも申し上げることがないというのがこの舞台。暖かく舞台全てを包み込むオーラ溢れる團十郎丈の弁慶,硬質な煌めきの海老蔵の富樫,藤十郎丈らしくはんなりと美しい義経。どなたがなさっても勧進帳は良いのだが,このお三方が揃うという目出度さに酔おう。

恋飛脚大和往来 玩辞楼十二曲の内「封印切」
 亀屋忠兵衛:藤十郎/傾城梅川:秀太郎/丹波屋八右衛門:我當
 井筒屋おえん:吉弥/槌屋治右衛門:竹三郎
一転して,ドラマで魅せる上方歌舞伎が空気を変える。我當丈は,河庄の孫右衛門,近頃河原の達引の与次郎など,人情に篤いお兄ちゃんがベストアクトと信じているが,げじげじの八っつぁんもいける。しかし,「冥途の飛脚」の実は義理と友情の人・八右衛門が見え隠れしてしまうのは,先入観有りすぎというののだろうか。絶品の難儀なお人は藤十郎の忠兵衛。頼りなげなじゃらじゃらした秀太郎丈の梅川との相性は抜群で,この二人ではどないもよーせーへんやろなとナットク。それに引き替え,吉弥丈のおえんは知的で上品,且つ明瞭な台詞回し。また,竹三郎丈の治右衛門もすっきりした知的なオトコマエ。若く美しい駄目駄目カップルと大人の夫婦の対比がドラマを際立たせた。

ベストキャストの醍醐味を感じた昼の部だった。

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2007年1月 5日 (金)

彩の国シェイクスピア・シリーズ「お気に召すまま」再演決定!

公式ページに,前回公演の成宮寛貴さん(ロザリンド役)&小栗旬さん(オーランドー役)の麗しいお写真とともに発表になっている。「お気に召すまま」の公式ブログも開設,全国公演もあるようだ。

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2007年1月 4日 (木)

冥途の飛脚MAP

初春興行の大阪松竹座及び国立文楽劇場の両小屋で,「恋飛脚大和往来」v.s.「冥途の飛脚」対決が見られる。
恋飛脚大和往来       冥途の飛脚
「封印切」
            「淡路町,封印切,道行相合かご」
 亀屋忠兵衛 坂田藤十郎  亀屋忠兵衛 桐竹勘十郎,吉田玉女
 傾城梅川  片岡秀太郎   遊女梅川 桐竹紋寿
 丹波屋八右衛門 片岡我當 丹波屋八右衛門 吉田玉也
 井筒屋おえん 上村吉弥   花車 桐竹亀次
 槌屋治右衛門 坂東竹三郎  越後屋の主人 ?
 仲居 上方若衆         仲居 大ぜい
P1010107 決定的な違いが八右衛門の人物像である。梅川を張り合って忠兵衛を陥れる卑怯者が改作の歌舞伎,荒療治が結果として裏目に出る友情に厚い男が原作の文楽となっている。このため,封印が切れるプロセスも,アクシデントで切れる歌舞伎と,本当に横領してしまう文楽という違いが出る。
文楽は淡路町の段から道行までなので,カップルが逃避行に至った経緯がよく分かる。ただし,傾城恋飛脚「新口村の段」ではなく,道行相合かごなので,ペアルックで逃げ,新口村で孫右衛門にまみえるくだりはない。
お勧めは,先に文楽劇場の企画展示室(無償)で冥途の飛脚MAP↑(無償ヨ!)を入手し,わずか一日に起きた忠兵衛の転落の軌跡を把握しておくとより楽しめる。あとは野となれ大和路や…。

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2007年1月 3日 (水)

文楽初春公演

P1010096 1月3日は国立文楽劇場の初日だ。開演前に正面玄関で,幹部あいさつの後,鏡割りと大夫(紋豊さん)と才蔵(幸助さん)による振舞酒が行われ,正月気分が盛り上がった。
舞台は補助席も出る大入満員で,花競四季寿で華やかに幕が開いた。

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2007年1月 2日 (火)

大阪松竹座寿初春大歌舞伎

大阪松竹座初春大歌舞伎
雨模様の道頓堀は新年のまちを楽しむ若者や家族連れで溢れている。
東西大名跡の初めての共演となった大阪松竹座寿初春大歌舞伎・初日の幕が開いた。
取り急ぎ,上村吉弥丈の印象のみを記述する。
昼の部「恋飛脚大和往来・封印切」は,当代ベストキャストのなかにあっての井筒屋おえん役。吉弥丈らしく上品,知的,意気地のあるおえんさんだった。秀太郎丈のおえんさんに見られるじゃらじゃらとした色っぽさと,世慣れた柔らかさも日毎に増してきそうな予感。
夜の部「毛抜」では,幕開きから秦秀太郎でご登場。薄紫の振り袖のすっきりした美しいお小姓の拵えは,やっぱり吉弥丈という上品さ。ふんっも可愛く決まった。
したい放題の海老蔵丈の弾正さんは初日から爆走しておられた。

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2007年1月 1日 (月)

あけましておめでとうございます

Omiki9 2007年が開けました。遅ればせながらおめでとうございます。
ミュージカルは年末年始も上演しています。で,ワタクシは年末年始ノンストップ観劇ラリーの途上ということで,ラブコメを3本(クレージー・フォー・ユー,マンマ・ミーア,宝塚月組公演)拝見し,元気を頂いて参ったところです。年末年始独特のご夫婦や親子連れの客席光景をお見かけしました。子どもたちに何かのインセンティブがありますように,中高年の方にはずっとお芝居を楽しまれるように,そして,ご家族の絆が思い出を共有することにより深まってほしいものと殊勝な心となりました。
みなさまの本年が実りあるものでありますようお祈り致しますとともに,楽しいお話を拝見に寄せて頂きますことをお許し下さいませ。
2日は大阪松竹座,3日は国立文楽劇場です。

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宝塚大劇場月組公演「パリの空よりも高く」,「ファンシー・ダンス」

Eiffel04 宝塚大劇場は元日から公演が始まる。見ないことには年が明けない。
2007年は,月組「パリの空よりも高く」(by 植田紳爾)「ファンシー・ダンス」(by 三木章雄)で幕が開いた。
作家活動50周年を昨年迎えた植田紳爾氏の101作目となる「パリの空よりも高く」は,菊田一夫氏の作品を翻案したもので,パリ万博に沸くパリのホテルに棲むペテン師コンビと,夢多き建築家エッフェルを中心とするミュージカルコメディ。
ペテン師の兄貴分にトップスターの瀬名さん,弟分に大空さんという月組が誇る名コンビに,木訥な建築家に霧矢さん,3人のアイドル的な花売娘に彩乃さんと手堅すぎる設定である。更に,ホテルの女主人に新組長の出雲さん,コメディに欠かせない専科の未沙さんなどで盤石に固める。
瀬奈さんは,長身小顔,さわやか二枚目でありながらコメディセンスに長けた方だ。二枚目半もいける盟友・大空さんとのコンビは息もぴったりで,膨大な台詞をテンポ良く絶妙の間で見せて下さった。このため,ヒロインとの絡みが少ないことや,多くの生徒さんを生かし切れていないという難点とは背中合わせとなる。古色蒼然と切り捨てるのはたやすいが,ほっこりおおどかな古き良き時代の風情があってよろしいとおおみこころでご覧頂きたい。

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