風知草のベスト10
一年の締めくくりにアクセス解析を活用して,風知草のエントリの客観的評価を発表します。アクセス順に並べたベスト10です。ご高覧本当にありがとうございました。
2006年5月18日以前の記事は反映されていませんが上位に割り込むことはないと推定されます。
1 オレステス
2 「染模様恩愛御書・細川の男敵討」ボーイミーツボーイ!
3 あわれ彼女は娼婦
4 メタルマクベスに酔いつぶれた日
5 瓜生山歌舞伎「市川亀治郎の挑戦」
6 お待ち,この天守は私のものだよ。(富姫)
7 恋には我が身の命もいらぬ(白雪)
8 第16回上方歌舞伎会
9 書く女・二兎社 in Otsu
10坂田藤十郎襲名披露興行七月大歌舞伎
当然のことながら,公演の人気でなく,ライターおとみがどう記述したか,見切ろうという気迫と劇評としての完結性が如実に順位に表れています。
しかしながら,賛否両論あったものが上位に並んでいるのも,リベラル・博愛おとみの面目躍如と気を良くしております。
結果を謙虚に受け止め,考察の切れ味を高め,曇りのないまなざしと感謝の心で,グレードにこだわり綴って参ります。
ご高覧頂きまして「そうそう」,「いえいえ」等々ございましたら,どうかお気軽にコメント頂けますようお願い致します。
芝居浄瑠璃玉菊マンカスの風知草と標榜していながら,歌舞伎蜷川玉染しのぶとなりました。尾上菊之助丈,福井晶一さん,文楽に関連するエントリが一件もベスト10入り出来なかったことは看板に偽りありと深く深く反省しております(m_m)。
尾上菊之助丈は資金不足(^^ゞ,「鹿鳴館」は思い込み(``)/゙オマイナァ!!,「文楽」は勉強不足(._.) φ メモメモが結果に表れていますので,蓄財,情報収集及び学習に努めて参ります。よろしくお導きのほどお願い致します。
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コメント
>木蓮さま
自分のベスト10を記述されている方が多いなかで,木蓮さまは評価を他者に委ねておられましたのでトラコメさせて頂きました。検索キーワード集計はしていなかったのですが,いざトライしますと,文楽と風知草が,オレステスを引き離し僅差で一位二位でした。気持ちが引き締まりました。
早めの情報とチケット争奪戦完全勝利の木蓮さま,来年もよろしくお願い致します。
投稿: とみ | 2006年12月31日 (日) 20時40分
>ぴかちゅうさま
議論にも参加頂き盛り上げて頂きました。いつも,味方ありがとうございます。ぼこぼこのご意見にたじたじとなっていたら援軍があったり楽しゅうございました。
実は5回鑑賞したのが鹿鳴館。ほとんど生活習慣です。なんでそうなったのか自己分析不能です(;^_^A アセアセ…。
投稿: とみ | 2006年12月31日 (日) 20時27分
こんにちは~
アクセス解析、やっぱりメディアに露出部分が多い方の
ランクが上いなりますよね~~
来年は歌舞伎にも手を出したいところですが・・・
既に来年9月まで行きたい公演(演目)がズラリ!
チケットは4月分まで届きつつあります(笑)
やはり今年同様、財政圧迫で来年も
貧困まっしぐらの私です。
どうぞ来年もよろしくお願いします。
投稿: 木蓮 | 2006年12月31日 (日) 16時41分
私の方もブログを始めてから初の一年の観劇のまとめをいたしましたのでのぞいていただくと幸甚に存じます。アクセス解析などもできないし、芸がないので書き出して振り返っただけでお恥ずかしくは存じますが(^^ゞ
http://blog.goo.ne.jp/pika1214/d/20061231
今年はお世話になりました。来年もどうぞよろしくお願い申し上げますm(_ _)m
投稿: ぴかちゅう | 2006年12月31日 (日) 14時26分
>スキップさま
スキップさまにもご議論に参加頂けたものがずらっと上位に並んでいます。ご存じかと思われますが,ちゃんと書けたものの順,正しく見た順です。
対策は事前の情報収集と選別,チケット争奪戦の戦略,最期は時間確保のための効率的な職務の遂行!
避けるぞ休日出勤!
投稿: とみ | 2006年12月31日 (日) 11時09分
とみさま
こうして並べてみるとどれも力作揃いですね。
特に「オレステス」のコメントの盛り上がりは、それだけで1冊の劇評集ができそうでしたので、さもありなんという感じです。
「歌舞伎蜷川玉染しのぶ」はケッサク(笑)。
来年も期待しております!
投稿: スキップ | 2006年12月31日 (日) 05時38分
>藤十郎さま
ご覧頂きありがとうございます。
しょぼーんとしましたのが検索キーワード順は,文楽,風知草,オレステスとなることです。つまり,文楽というキーワードで来られているにもかかわらず,期待ハズしているということです。なんとも厳しくフェアな結果です。
自己評価と本当の他者の評価には乖離があり,どんなに謙虚になってもなりすぎることはありません。
もうすぐ国立初日,楽しみです。
投稿: とみ | 2006年12月31日 (日) 00時30分
2位にはなんとなく納得のいくものがありました。
でも、オレステスがトップというのは私の風知草観を改める必要がありそうです(笑)。
二兎社がなんだかうれしい・・・。
投稿: 藤十郎 | 2006年12月30日 (土) 23時21分
>つどいさま
都市に関するコラムは,心してネタ探しにまちに出向くしかグレードをあげることはできません。このカテゴリの記事の執筆能力を維持及び発展させるためにも少なくとも月一のちゃんとしたエントリと観劇途上の小ネタも書き留めるように致します。
これに懲りませず,ご指導及びご鞭撻の程お願い申し上げます。
投稿: とみ | 2006年12月30日 (土) 11時26分
「都市と芝居を楽しむための日々の精進」の都市分野もアクセスが少ないのは,少し残念に思う部外者の私です.
ただ,この分野はコメントなども書きにくいことも事実だし,一気に盛り上がるパワーはお芝居系には絶対勝てないし,まあ仕方がないなあと思う都市系住民でした.
お芝居的エントリーを含めて,来年も楽しみにしています.
投稿: つどい | 2006年12月30日 (土) 11時10分