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2006年12月30日 (土)

南座顔見世・夜の部「雁のたより」,「乗合船恵方萬歳」

夜の部は,平家女護ヶ島,口上そして京鹿子娘道成寺と緊張が続く。頃合いを見計らってなにわ王道ラブコメ雁のたよりが始まり,追い出し狂言には景気の良い乗合船恵方萬歳で締めくくる。

雁のたより
髪結三二五郎七:藤十郎/愛妾司:扇雀
若殿前野左司馬:愛之助/若旦那金之助:翫雀/下剃りの安:亀鶴
家老高木治郎太夫:段四郎/花車お玉:秀太郎/乳母お光:竹三郎
上方歌舞伎らしいおおどかなコメディである。台詞ともアドリブともつかない髪結と若旦那の柔らかい上方言葉のやり取りが,江戸歌舞伎を見慣れたお客様に響いたかどうか気になるところだが,此処は南座どすえ。
ほんの子どものときの,十三世仁左衛門丈の三二五郎七を覚えている(O.O;) (o。o;)。

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歌舞伎

乗合船恵方萬歳
万歳:翫雀/才造:橋之助
門礼者:進之介/女船頭:孝太郎/大工:愛之助
通人:勘太郎/芸者:七之助/子守:鶴松  
田舎侍:弥十郎/女白酒売:扇雀
隅田川の渡しで出船を待つ人々が,自己紹介を兼ねた芸を披露する舞踊詩。子守の鶴松丈が大人気。勘太郎丈も可愛らしさ勝負では,鶴松丈に完敗だった。
ラストは七福神に見立てた絵面で幕。
朝一番から追い出しまでご精勤の勘太郎丈,七之助丈,弥十郎丈,愛之助丈他の皆さんお疲れさまでした。

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歌舞伎」カテゴリの記事

コメント

>裕美さま
開設おめでとうございます。ブログは10分もあれば始められますがちゃんとしたサイトはなかなか大変です。
愛之助丈の公式に了解を得られらとか。頑張ってくださいませ。
ひとつひとつのエントリが長くなりすぎないよう心懸けていますので,書ききっていないこと多々ありますが上方歌舞伎の隆盛のため,志を高く挑戦を続けられる丈を応援させていただいております。
よろしくお願い致します。

投稿: とみ | 2007年1月 4日 (木) 22時06分

とみさま、こんばんは。お久しぶりです。
前に、上方歌舞伎のブログを管理していました。
上方歌舞伎のブログはやめてしまいましたが、私が
好きな片岡愛之助さんのファンサイトを作りました。
足を運んでいただきたいですし、この風致草にリンクしていただけるとうれしいな。
よろしくです。

投稿: 裕美 | 2007年1月 4日 (木) 21時05分

>お江戸のおとみさま
上方のおとみの風知草にようこそ。いつもご慧眼に感服致しておりました。上方におりますと,観劇数も情報量も少なく,細々と綴っております。
>上方の歌舞伎はとても味わいがあって、同じ物(神霊矢口渡、仮名手本五、六段)を歌舞伎座でもしましたが、松竹座のほうが良かったです。
昨年一月の大阪松竹座は,仁左さまと玉さまでしたから,格別でした。孝太郎丈と愛之助丈の充実ぶり,周辺の主要キャストを実力も華もある役者さんで固めておられましたし…。
上方は実験的な演目が出ますので,お時間が許す限り遠征下さいませ。

投稿: とみ | 2007年1月 3日 (水) 00時37分

初めまして!

いつもかしまし娘さんやびんちょ♪さんのお部屋でお会いしています。やっと遊びにこれました^^!
京都の顔見世に行きたかったのですが、12月は家を明け辛く・・・そんな時、年末にTV放映がありました。
お節を作りながら、休みながらの観劇、年末に戴いた私へのお年玉でした。
四の切
勘三郎型とでも云うのでしょうか、川連法眼夫妻と荒法師が出てこなく、源九郎狐がすっぽんから勢い良く出てくるのは勘三郎さんならでは、狐の情がしっかりわかる四の切で、仁左さま始め、いつもより義太夫にのった台詞まわしと感じました。

雁のたより
上方の世話物とでも云うのでしょうか、本当に楽しめました。やはり上方生まれなのでとても楽しめました。
藤十郎さんの油の乗っている内に見つづけないといけないなぁ~と思ってしまいました。
去年は一月七月十月と松竹座に行きましたが、箱の大きさがよく、義太夫狂言を楽しめました。
上方の歌舞伎はとても味わいがあって、同じ物(神霊矢口渡、仮名手本五、六段)を歌舞伎座でもしましたが、松竹座のほうが良かったです。
今年も何回か大阪に行けたら良いなぁと思っています。

とみさまにとっても良い年でありますよう!これからも宜しくお願いします。

投稿: おとみ | 2007年1月 2日 (火) 14時26分

>はるはるさま
はじめまして。いつもご高覧頂いてましたとはありがとうございます。
応援団&親心モードで拝見するには,愛之助丈はしっかりしておられ,安心して拝見できますのでつい冷静に書いてしまいがちです。
実のある武将や気骨のある町人等,お役の可能性は無限と思われます。年明けから大役が続き,三月には物語のキーパースンとなりそうな重要人物をなさりそうです。応援しましょう。

投稿: とみ | 2006年12月31日 (日) 20時04分

おとみさま
 
 はじめまして!
 いつも拝見させていただいております。

 今年1月の松竹座公演『義賢最期』は実に素晴らしかったですね!
 今、思い出しても、拍手喝采!!です。
 まさに「上方にらぶりんあり!!!」を印象づけた舞台でございました。
 
 それでは、また来年も訪問させていただきますので、よろしくお願い申し上げます。
 よしお年をお迎えくださいませ。 

投稿: はるはる | 2006年12月31日 (日) 18時16分

>スキップさま
ワタクシは愛之助丈の八右衛門や九平次のような役どころが好きです。端敵の吉野山の藤太も良いです。当たり役を見つけ早くブレイクして頂きたいです。
ベストキャストだった今年の大阪松竹座「義堅最期」を歌舞伎座で演じてお江戸の皆さんをあっと言わせて頂けたらと思います。

投稿: とみ | 2006年12月31日 (日) 11時00分

とみさま
そうどす、そうどす、南座どす。
上方歌舞伎の役者さん達が演じる上方歌舞伎は楽しかったです。
愛之助さんもやがて三二五郎七を演じられるようになるでしょうか。(今でもお似合いのような気がしますが。)

今年もとみさまのブログを本当に楽しませていただき、また勉強もさせていただきました。拙ブログにもお訪ねいただき、ありがとうございました。
これからも曇りのない目と磨きぬかれた言葉で珠玉の劇評を提供してくださるとみさまの姿勢をお手本にさせていただきます。来年もどうぞよろしくお願い申しあげます。

投稿: スキップ | 2006年12月31日 (日) 05時45分

>ハヌルさま
勘三郎丈と勘太郎丈を見るのなら昼の部,ドラマを見るのなら夜の部というところでしたでしょうか。
どちらも感動的な舞台でした。
伝統芸能は拝見する方も長丁場。ゆっくり見てゆきたいです。

投稿: とみ | 2006年12月31日 (日) 00時18分

とみさま。
初南座での顔見世、特に私が観た夜の部は、今年最後の観劇で、愛之助さんを堪能出来、大満足の年の瀬でした。
俊寛では、仁左衛門さんの品と色気に酔い、娘道成寺では、勘三郎さんのエンターティナー性に感動し、雁のたよりでは、藤十郎さんのコミカルさに大笑いし、乗合船では、皆さんの楽しい踊りを観られ、本当に楽しく贅沢な一日を味わえました。
愛之助さんをきっかけに伝統芸に触れ、とても思い出深い年となりました。 来年もマイペースでボチボチと触れていきたいと思います。
TBさせていただきます。
これからもどうぞよろしくお願いします。

投稿: ハヌル | 2006年12月30日 (土) 23時34分

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» 吉例顔見世興行〜十八代目中村勘三郎襲名披露 【夜の部】 [☆ハヌルのそんな感じやねん☆]
12月21日。  京都南座! 玄関先で、イヤホンガイドを貸し出してるのが面白い。 ようやく、足を踏み入れた。 初めての南座。 歌舞伎座みたく古いけど、良い雰囲気。 結構落ち着く。 な〜んか今日の日までが長かったなあ。 考えると、この顔見世興行も終わりに近い日だったんだね。 今回の顔見世だけを考えると、今日までの21日間、この席に色んな人が座ってきた。 そして、今日、22日目、ついにこの席は私の席だ。  ちょっと窮屈だけどとても嬉しい。 十八代目中村勘三郎襲名披... [続きを読む]

受信: 2006年12月30日 (土) 23時36分

» 當る亥歳吉例顔見世興行 其の弐 [地獄ごくらくdiary]
「俊寛」 俊寛僧都:片岡仁左衛門 丹波少将成経:片岡秀太郎 海女千鳥:片岡孝太郎 平判官康頼:片岡愛之助 瀬尾太郎兼康:市川段四郎 丹左衛門尉基康:片岡我當 仁左衛門さんの「俊寛」を観るのは、2004年7月の大阪松竹座以来2度目でした。初見だった前回と違ってストーリ..... [続きを読む]

受信: 2006年12月31日 (日) 05時46分

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