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2006年11月 3日 (金)

デスノート the Last name

デスノート the Last name  Death Note the Last name
監督:金子修介
出演:藤原竜也,松山ケンイチ,戸田恵梨香

死神リュークから手に入れた名前を書くと死ぬデスノートを武器に,犯罪者を粛正し続ける法学生・夜神月(ライト)に,ICPOと警視庁はL(エル)という謎の天才を捜査チームのリーダーに据え,捜査網を月まで伸ばしてきていた。月の目的は,犯罪のない平和な世界を築きその新世界の神となることで,阻む者は父も含めて敵だった。
後編は,第二の死神レムとキラⅡの出現に始まる。救世主の出現と煽るマスコミ。謀略を弄してLの本名を探り出し,殺そうとする月に翻弄され命を落とす人々。Lと月の父も死力を尽くしての全面対決となるが,不確定要素から思わぬ結末へ…。

週間少年ジャンプで連載されたカリスマコミックの実写映画化の後編。
カリスマ性と幼児性を備えた天才俳優・藤原竜也に挑む個性派俳優松山ケンイチという物語そのままの俳優対決に尽きる。あたかも,二人芝居を観る醍醐味を感じさせてくれる。
何でもありのデスノートというプロットながら,デスノートのルールが厳格なので,ゲームとしても楽しめる。

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映画・テレビ」カテゴリの記事

コメント

>ぴかちゅうさま
毎日が映画の日の歌舞伎会会員ですね。
コメントありがとうございます。ミステリーはしっかりしたプロットと破綻のないルールがあれば,人物はエキセントリックな方がよろしいという考えのおとみです。奇矯な人物をそれなりのリアリティで演じていただいたらドラマになります。主人公が大学生にしては幼稚なロジックと感じましたが,読者の年齢構成と主人公の年齢設定のギャップを考えれば納得できました。
凶悪な犯罪が跡を絶たないだけでなく犯罪被害者の人権も守ってくれない国家に対し憤りを感じるのは少年だけではありますまい。この映画のヒットで,犯罪を憎む心を持ち続けようという至極まともな気持ちになりました。
年末年始の観劇まで頑張って倒れこみましょう。

投稿: とみ | 2006年12月23日 (土) 16時34分

12日に観てきて感想をアップしたので何回かTBをトライしてますがダメでした。前編はまぁこんなもんかという感じでしたが、後編はなかなか面白かったので勢いづいて書いております。お目通しいただければ幸いです。
http://blog.goo.ne.jp/pika1214/d/20061221
「犬神家」は悩んでおります。猟奇殺人物は苦手なのですが、菊之助と純子ママがとってもよいと観てきた友人がそそのかすものですから(^^ゞ
とりあえず年内は『ロープ』を含めてあと4回の観劇に力を注ぎます!?

投稿: ぴかちゅう | 2006年12月23日 (土) 15時22分

>木蓮さま
コメント&トラバありがとうございます。
欺瞞がきかない中高生の皆さんが夢中になって読んでおられるのですから本物です。脚本の矛盾も子供は許しませんもの…。
ミステリーは二度見してそやったそやったとナットクするのですが,デスノは一度で落ちたので次は竜也さんのお顔だけ眺めます。
当分はこの熱狂が続くのですね。

投稿: とみ | 2006年11月 8日 (水) 23時43分

こんにちは~
デスノ、ご覧になられたのですね!
原作コミックを知らない方には十分楽しめる内容でしたね。
ラストの藤原ライトの演技は流石!
(得意中の得意?)
コミックファンでも納得の後編でした。
TBさせていただきました。

投稿: 木蓮 | 2006年11月 8日 (水) 12時17分

>dandanさま
原作を拝読しておりませんので,トータルの考察は厳しいですね。広がったストーリーを収束させるのは難しいのですが,後味よく収めておられたように思われます。
初日は長蛇の列でしたとか。人気の高さが伺えます。子供たちも苦しい日常を送っておられるのですね。

投稿: とみ | 2006年11月 4日 (土) 08時41分

とみさま

ご覧になったのですね。
私は漫画も全巻読んだのですが、漫画の欠落部分を補ったいい映画になっていて安心しました。
原作ものは原作自体のファンがいるので、竜也さんが演じられると聞いた時は期待と不安が半々だったのですが杞憂に終わりました。
松山さんが前編よりずっと上手になっていてびっくりしました。二人の物語上でのバトルに演技のバトルがうまく絡んでお芝居としても面白かったです。鹿賀さんが淡白過ぎるように感じたのですが、子供が元気だから大人はあのくらい引いてた方がいいのかしら?

投稿: dandan | 2006年11月 4日 (土) 05時37分

>ハヌルさま
一言だけのエントリにコメントありがとうございます。劇画もブレイクしているようですが,絵と字を同時にあっち見こっち見しないといけませんので苦手です。
藤原さんはとりあえず見るということにしております。幼稚で残酷なお役はこの方でキマリです。
世間は次のロープが楽しみだそうですが,ワタクシは泣く泣く見送りでございます。

投稿: とみ | 2006年11月 3日 (金) 23時12分

とみさま、後編ご覧になったのですか!
私は前編を見逃してしまったことで、我慢できず、コミック12巻、一気に読んでしまいました。 先日前編をTVでやっていましたが、やはり、コミックを読んでしまうと、どうしても凝縮された映画では、むむむ・・・と思いますが、それはそれで楽しんじゃえばいいのか、とも思いますので、後編こそは見逃したくないと思っています。 
深夜で漫画もやっていますが、ついつい忘れるんだ、これが・・・^^;;

投稿: ハヌル | 2006年11月 3日 (金) 22時59分

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松山 ケンイチ(まつやま けんいち、1985年3月5日 - )は、青森県むつ市出身の俳優。 血液型はB型。ホリプロ所属。 公式サイトで使われている略称は「松ケン」。「マツケン」ではない。 デビューのきっかけ HORIPRO×BOON×PARCOの共同企画ホリプロ男性 [続きを読む]

受信: 2006年11月 5日 (日) 00時43分

» デスノート the Last name [Infection coloress.]
デスノート the Last name 後編 監督:金子修介 CAST 藤原竜也 松山ケンイチ 戸田恵梨香 片瀬那奈 中村獅童 後編はいきなりハイテンポで突き進んでいきます。 漫画で言えば、7巻までと12巻ラストを 映画という尺の中で、原作に忠実に 原作の良い部分だけを....... [続きを読む]

受信: 2006年11月 8日 (水) 12時14分

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