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2006年11月18日 (土)

それぞれの「芋たこなんきん」

06imota_d1 2006年度後期のNHK朝ドラは,藤山直美さん主演で,作家の田辺聖子さんをモデルとし,夫婦愛を中心に家族の絆と昭和大阪の人情を描くドラマ。
タイトルの「芋たこなんきん」は,田辺聖子さんがお好きな言葉で小説中にも登場する。これは,女性が好むものという慣用句だが,「芝居蒟蒻芋南京」たこがおまへん,「芋栗南京」そらぁのどつまりますがな,「芝居蒟蒻芋蛸南瓜」ヘルシー嗜好でんな等諸説ある。ネットで調べてみると,井原西鶴の作品の一節,「とかく女の好むもの 芝居浄瑠璃芋蛸南瓜」が出典のようだ。芝居はまだしも,浄瑠璃が消えてるやおませんか。
芋と南京は納得の全国区。蛸焼きは大阪の主食なので,関西バージョンではは外せない。

↑画像は京嵐山錦味さんから借用した。ドラマにあやかり,芋たこなんきんメニューを用意しているお店が増えている。シアワセ気分になれるので食したいもの。
では,人形浄瑠璃に最も似つかわしい食べもんとはなんぞいなと申し上げるとうどんすきである。味わい食感,義太夫がうどん,人形が具,おだしが三味線である。心も体も温まる。

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コメント

>はるきさま
コメントありがとうございます。
お江戸の歌舞伎隆盛からはぐれ,じっと時節を待つおとみでございます。
>何気ない台詞が義太夫の言い回しそのままであったりして
ほー,義太夫とははるきさまらしい。東京の方は,漫才みたいとおっしいます。
わかぎゑふさんも,仲間と地下鉄に乗っていると,「君たち○○の芸人さん?何かやってよ。」といわれるとか。
田辺さんとおっちゃんの仲の良さは心温まります。市民の誇りだそうです。
マイ「芋蛸南京」は,「芝居浄瑠璃玉菊マンカス」といったところです。

投稿: とみ | 2006年11月19日 (日) 09時49分

とみさん、こんばんは。
先日御紹介の「上方芸能と文化」もいずれ読みたいのですが…
「芋たこなんきん」!!久しぶりに面白い朝ドラで、毎朝録画したものを夜見ています。ドラマも面白いですが、何気ない台詞が義太夫の言い回しそのままであったりして、浄瑠璃の世界が実生活に生きている…と思うのも、東京住まいには又楽しいです。

投稿: はるき | 2006年11月18日 (土) 23時29分

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