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2006年10月16日 (月)

ブラック・ダリア

Benikazaguruma3 ブラック・ダリア The Black Dahlia
監督:ブライアン・デ・パルマ,原作:ジェームス・エルロイ
出演:ジョシュ・ハートネット,スカーレット・ヨハンソン,ヒラリー・スワンク,アーロン・エッカート
第二次世界大戦直後のロサンゼルス。ロス市警のリーとバッキーは,元ボクシングの好敵手で今は相棒同士。「ファイアー&アイス」というスター捜査官だった。リーの恋人ケイとバッキーの3人は微妙な均衡の友情に結ばれていた。
1947年,二人は凶悪強盗犯を追っていたが,ダウンタウンの空き地で,若い女の猟奇死体が見つかり,ロス市警の威信に賭けて二人はその担当に配属される。黒髪に黒いドレス,スターを夢見て欲望の餌食となったその娘は「ブラック・ダリア」と呼ばれる。やがて,捜査線上にダリアと瓜二つの大富豪の娘が浮かぶ。ダリア事件に異常にのめりこむリー。忌まわしい過去を恐れるケイ。ロスの闇に巣食う巨悪は3人の運命を狂わせる。

待ちに待ったデ・パルマのブラック・ダリア。クラシカルな美しい容姿の主演級を揃え,映像的にきらびやかである。凝りに凝った伏線,謎が謎を呼ぶ展開,謎が解けても震撼とするストーリー。のめりこめるほど魅力的である。エルロイ独特のノワールが漂うが,一閃の救いをきちんと用意してくれる。中途が凄惨なほど結末に向かって感動が高揚する。映画はこうでなくては…。
L.Aコンフィデンシャルは4回通ったがこれはどうなるか後日の報告とする。
期待するエントリはこちら,クラッシュの感想はこちら

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映画・テレビ」カテゴリの記事

コメント

>悠さま
二人をブロンドとブルーネットに類型化しているところが少し気になりましたが,日本人の血液型信仰と似たようなものかと思われます。
こーゆーブログやってますので,期待感の錯誤には厳しい自己チェックを行っております。情報をかき集めたうえで鑑賞前に捨て去るということも絶対です。風知草に駄作という辞書はないのはそのためです。
ン,なぜワタクシはこんなこと書いているのでしょう(爆)。

投稿: とみ | 2006年10月22日 (日) 09時24分

見てきました。ヨハンセン、スワンク見てきました。面白かったですよ。ヨハンセンをめぐる男同士の三角関係とか、スワンクの奔放さとか(^^ゞ

投稿: 悠 | 2006年10月22日 (日) 07時41分

>獅子丸さん
君には捜査は無理!

>セニョールさま
手遅れです。見ました。それに,どれほど評判悪くても,エルロイ4部作読破した固定客ですから鑑賞したでしょう(爆)。
はじめまして。ようこそ拙宅に。楽しげな貴宅にもお邪魔させて頂きます。「ブラ・ダリ疑問特集」が完成しましたらお知らせくださいませ。
ご覧のとおり,歌舞伎評と同じく映画評はからきしです。映画は月一足らず。あちらこちらで勉強といきたいところですが,…。

>悠さま
リタ・ヘイワース,キム・ベイシンガー,スカーレット・ヨハンセンの系譜にぞっこんでしょうか。紳士はブロンドに弱い。
さて,ブログは期待はずれという評判で盛り上がってます。
ただ,どのレベルを期待し,どう外れたか。制作者側の宣伝に過大な期待を抱かせる過失があったか,態度を明らかにしない期待はずれ論はフェアじゃありません。
L.A.コンフィデンシャルのバイオレンス,サスペンス,アクション,ロマンス,ジャスティスを期待したら,ド外れ感は否めません。
クラッシュ観賞後のほろ苦い幸福感もチト…。

投稿: とみ | 2006年10月17日 (火) 23時31分

とみさんの感想読んで、う、しまった、16ブロックより、3人の運命を狂わせる、ブラック・ダリアを選択すべきだと(^^ゞ。ヨハンソン、ヒラリースワンクやっぱりみるべきですね(<ちがうか)(^^ゞ

投稿: 悠 | 2006年10月17日 (火) 21時42分

初めまして、お邪魔します。
まだご覧になっていないのなら余計なお世話かもしれませんが、私この「ブラックダリア」には消化不良しています。
ディテールが細かすぎてよくわからん!
近日「ブラ・ダリ疑問特集」を自分のブログで展開する予定です。

投稿: セニョール | 2006年10月17日 (火) 16時16分

瓜二つやタウンやアイスとか、線上とかを捜査したかった。

投稿: BlogPetの獅子丸 | 2006年10月17日 (火) 14時25分

>火夜さま
なんと申しましても総花,博愛,毎日が花博おとみですので,掛値と補正はお願いしますね。
L.A.コンフィデンシャルを借りてきて(先に見てはいけません。),帰宅後ご覧になるといいですよ。クラッシュもいいです。
エルロイは分かりにくいですが,犯罪や不正を憎む心が強いです。治安が悪いために非業の死を遂げなければならない弱者の視点に立ち,憤っておられます。苦しい生活の中で見出した一条の正義を愛しておられます。
甘めの目でご覧くださいませ。

投稿: とみ | 2006年10月17日 (火) 12時51分

どうしようかと迷ってましたが、魅力的なのですね。
物語で見せる映画なのか、観なくては!

投稿: 火夜(熊つかい座) | 2006年10月17日 (火) 06時45分

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ヨハンソン、H・スワンクを見に行ってきました(^^ゞ。ヨハンソンをめぐるリーとバ [続きを読む]

受信: 2006年10月22日 (日) 08時03分

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