「応挙と芦雪」は奈良県立美術館で10月7日から
江戸絵画が人気を博しているが,天才と奇才との師弟というキャッチコピーで奈良県立美術館で10月7日から特別展が開催される。
師弟の間には愉快なエピソードがある。
応挙に弟子入りした芦雪は,師の画法を身につけるため師の作品の写しに励んだ。ある時,師の描いた手本をそのまま師に見せたところ,師は手直しを入れた。そこで次に芦雪が清書して持っていくと,師は褒めた。芦雪はこれを仲間たちに得意気に語りったため破門されたという。
多芸多才,酒豪,いたずら好きの芦雪は,応挙から3度も破門されたという話も残っている。
また,奈良国立博物館では,毎年秋に正倉院展が開催され,館のメインイベントとなっている。会期は平成18年10月24日(火)~11月12日(日)と丁度,古都の秋と文化を楽しめる。
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コメント
>はるきさま
山中常盤,最近,映画化されてましたね。良いテレビ番組のご紹介ありがとうございました。
絵巻物の人気は源氏の昔から。日本人の想像力に胸をはってしまいます。
投稿: とみ | 2006年10月 2日 (月) 23時01分
とみさん、こんばんは。
よさそうな展覧会ですね!虎ちゃん可愛いvv東京にも来ないかなあ。
江戸絵画といえば。
既に御存知かも知れませんが、今日からの「知るを楽しむ」(教育TV、http://www.nhk.or.jp/shiruraku/200610/monday.html)のテーマだそうです。
投稿: はるき | 2006年10月 2日 (月) 21時57分
>火夜さま
万能の応挙さまですが,花鳥画が多そうですね。大石良雄像は前半。まず前半走ってから後半は検討しましょう。作品楽しみにしています。
>恵美さま
竜虎の対決,昨夜は残念でした。その時間帯,天王山を通過していそうなので早くお家に戻ります。
気を取り直し,応挙の達磨(手も足も出ない。)図もあるようです。
そう言えば阪神電鉄は今日から会社が統合になったのでしたが,なんてこと無さそうです。
投稿: とみ | 2006年10月 1日 (日) 11時27分
竜が天上から、地上の虎を見下ろして笑ってる・・・くぅ~今日は勝ってくれ!阪神タイガース!
投稿: 恵美 | 2006年10月 1日 (日) 08時59分
これは楽しみなのです。
応挙の「大石良雄像」が気になっています。
投稿: 火夜(熊つかい座) | 2006年10月 1日 (日) 06時33分