« 鹿鳴館 in Kyoto 危なげない開幕 | トップページ | 第1回大阪文楽観劇会が満席に…。 »

2006年9月18日 (月)

出口のない海

監督:佐々部清
出演:市川海老蔵,伊勢谷友介,上野樹里,塩谷瞬,香川照之
1945年,駆逐艦の猛攻を受ける潜水艦の艦内。敗色濃厚となった日本軍の起死回生を図る新兵器“回天”に乗り込むべく訓練を受けた4人の若者が搭乗していた。回天は,定員1名,脱出装置なし,後退不能,大量の爆薬を積んで敵艦に突っ込むもというものだ。
元甲子園の優勝投手,ベルリンオリンピックを目指したマラソンランナー,母思いの美貌の青年,弟分で歌の好きな若者。それぞれの青春を回顧する暇もなく,運命の皮肉が名誉ある死を信じる4人を見舞う。

呼吸困難場面のある潜水艦映画は本当に呼吸困難になるため,鑑賞回避も考えたが,16日朝一番に見てしまった。見たからには申し上げねばならないが,普通の若者の命の愛しさと些細なことで左右される生き死にが辛すぎる。深呼吸しての入場をお勧めしたい。

|

« 鹿鳴館 in Kyoto 危なげない開幕 | トップページ | 第1回大阪文楽観劇会が満席に…。 »

映画・テレビ」カテゴリの記事

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 出口のない海:

« 鹿鳴館 in Kyoto 危なげない開幕 | トップページ | 第1回大阪文楽観劇会が満席に…。 »