人間国宝吉田玉男さんがご逝去
吉田 玉男著 / 山川 静夫著
淡交社 (2002.1)
通常1-3週間以内に発送します。
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昨年秋から休演されていた文楽の人間国宝吉田玉男さんが本日,大阪の病院でご逝去のニュースが流れた。悲しい知らせが相次ぐ文楽界であるが,喪失感この上ないお方が逝かれた。長年のご功績に思いを馳せご冥福を祈らせて頂く。
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コメント
>ねもさま
お寄り頂きありがとうございます。
ポスターやご本のお写真に人形遣いさんが写っておられないのに瞬時に識別できます。何という美しさでしょう。大きさ,品格,情愛,怒り,諦念…。菅丞相の全てがございます。
ご存じのとおり文楽は超初心者。師匠方の芸の桁違いの凄さに打ちのめされ見始めたばかりですが,お若い方の会もこまめに鑑賞するように致しております。
明日の文楽を担う男たち,寄り添う女たち,支える識者たち。盤石とまでは言い切れなくとも確かな足取りを感じます。
投稿: とみ | 2006年10月 1日 (日) 00時00分
とみ様
先日はコメントありがとうございました。
↑の本、早速図書館で借りてきて読んでいます。
前にも読んだことがあるような・・・??
朝日新聞で山川静夫さんが1月に「是非上京してください」と電話したところ「行きたいけどなあ」というその声に元気がなかった・・と書かれていて、最後まで演じるつもりでいらしたのだなあとしみじみ思ってしまいました。
これからの文楽はどうなっていくのでしょうね。。。
東京はブームになってるけど、大阪って空席が目立つのですよね?
投稿: ねも | 2006年9月30日 (土) 11時17分
>かしまし娘さま
大変失礼致しました。
もしかして貴方様こそ吉田玉男さま命。泣き暮らし,命も枯れるばかりなのですね。悲しみのあまり,ブログや観劇をやめてしまわれ,亡き方の思い出だけに生きられるかもしれない,或いは師を失い文楽の道の新たな師を求めなければならない苦しいお立場かもという想像力が及ばず,心無い返事を致しました。
前言は撤回します。今は,心より貴方様までご病気になってしまわれないか案じております。藤十郎さまにかけたものと同じ言葉を貴方様に送らせていただきます。どうか,悲しみに耐えないで,涙に身を任せくださいませ。
投稿: とみ | 2006年9月29日 (金) 18時48分
>かしまし娘さま
貴方様の落ち込みはなーんも心配致しません(爆)。
実はワタクシメは,一見で一生記憶するという教義の信者ですので,思い出しては反芻してしまいこむ,戯曲を読んではリプレイ(ウシか!)してゆこうと考えています。
投稿: とみ | 2006年9月28日 (木) 12時40分
とみ様、まいど!
玉男さんの訃報の後、芸能界でも訃報が続き、ドンドン落ち込んで行く一週間です…。
投稿: かしまし娘 | 2006年9月28日 (木) 11時36分
>藤十郎さま
貴宅のお客様のなかには,文楽に傾倒したのが最近で,玉男師匠は晩年しかご存じない方も多くおられます。なかには玉男師匠を拝見できなかった方もおられるようです。いまこそ,玉男師匠を見続けてこられた貴方様の出番ではございませんか。
歌舞伎の世界では「菊吉じじい」という言葉がありますが,「蓑玉じじい(お若いのに失礼)」として生涯語り続ける使命がございます。
幸いブログというツールは,論文の発表でも何でもなく好きに続けられますうえ,コミュニケーションも自在。泣いたり笑ったり心のままの貴方様であられますよう応援させて頂きます。
投稿: とみ | 2006年9月26日 (火) 00時35分
どうもありがとうございます。
実は文楽の劇評をするのがつらくなっている(耳の病気=聴力の低下のせいで)のですが、玉男師匠がご健在な間は続けようと思っていたのです。それでなにか力が抜けてしまった感じです。
ああ、泣きを入れてしまいました。
投稿: 藤十郎 | 2006年9月25日 (月) 21時48分
>藤十郎さま
蓑助さんはじめ,文楽界の皆様の喪失感は計り知れませんが,明日に向かって歩み続けられる足取りに乱れはないと確信します。
ワタクシが一番心配なのは藤十郎さま,貴方様です(涙)。いつも当たり前のように真ん中におられた方が,もう旅立たれたということを納得するまでに心は血を流します。どうか,心の血を流さず,双眸から涙を流されることをお勧めいたします。
ブログをはじめられて半年とか。多くの信奉者もでき,文楽好きの輪は広がりつつございます。このつながりが貴方様の支えになることがよかったように思われます。
ご自宅では,弱音を吐きにくかろうかと存じますので,拙宅でよろしかったら泣きを入れてくださいませ。
投稿: とみ | 2006年9月25日 (月) 19時47分
舞台復帰は無理と思っておりましたが、やはりご健在でいていただきたかったです。
師匠の存在そのものがお弟子さんはもちろん文楽ファンの心の支えになっていたようにも思います。
それにしても86歳まで堂々と主役を勤められたこと、文五郎師匠とともに末永く記憶されることでしょう。
投稿: 藤十郎 | 2006年9月25日 (月) 00時30分