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2006年7月 9日 (日)

歌舞伎座・坂東玉三郎丈の泉鏡花

歌舞伎座・坂東玉三郎丈の泉鏡花 歌舞伎座・七月大歌舞伎を通しで観劇。坂東玉三郎丈が紡ぎだす泉鏡花の世界。美しい心のありようが,変化のものたちの世界に仮託し,ピュアな出演者たちにより表現されていて心洗われるものとなっている。

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演劇」カテゴリの記事

コメント

>ぴかちゅうさま
なかなか,見たこと以外書かないのですが,仮説を考えるのは楽しいですね。今後ともよろしくお願いいたします。

投稿: とみ | 2006年7月19日 (水) 18時55分

7/23昼と7/30夜の観劇の前に予習をしていたらもうイメージが膨らんで膨らんで今回の4本一挙上演の意義などについて考えてしまい1本書いてしまいました。TBさせていただきましたのでご感想・ご意見などいただけると幸甚に存じますm(_ _)m

投稿: ぴかちゅう | 2006年7月19日 (水) 03時13分

>恵美さま
お顔までは分かりにくいですが,細めの方のうちのいずれかと思われます。かむろが達者な美形揃いで,拵えもかわいい。若い方に良い衣装を着せてあげ,オーラ不足は東銀座が停電するくらいの照明をお願いしたいです。
本当に眷属の皆さんはもちろん,全出演者のがんばりが際立つよい4本立てです。恵美さまも気が急かれることですがお楽しみに!
p.s.
段治郎丈の白雪姫が見たかったじょー。百合と白雪は普通ですが,かつて晃と白雪の二役はありませんので話題性あると思われるのですが…。

投稿: とみ | 2006年7月11日 (火) 12時43分

>眷属の皆さんもオトコマエでパワフル。足も長い!
そん中に、純弥さんもいるのかしら・・。あ~気になる。

投稿: 恵美 | 2006年7月11日 (火) 00時51分

>向日葵さま
帰りがけの絶叫にコメントありがとうございます。しばらく現実に戻れそうもありません。
一日一題を目標に少しずつエントリして参ります。
玉三郎丈がご出演なさらない演目の方がより玉三郎丈を意識してしまうのは気合い入れすぎでしょうか。
夜叉ヶ池の百合さん,山吹の縫子さんとも本当に綺麗な拵えでした。照明もっとガンガンにピンスポしたらんかいと…。申してました。
夜叉ヶ池の晃さんは高潔で上品ですし,学円さんは友情に篤い正義漢ぶりが好感もてました。
吉弥丈の凛とした姥と奥女中は満点です。
眷属の皆さんもオトコマエでパワフル。足も長い!
4本ともハッピーエンドで希望をいただける良い公演でした。

投稿: とみ | 2006年7月10日 (月) 23時02分

なんと昼夜通しとは濃い1日でしたね。
私も初日(昼)、日曜日(夜)と観劇しておりました。
私は夜のほうがお気に入り。昼は、大期待の「海神別荘」より「夜叉が池」に軍配。海神のほうが舞台や音楽は凝っていて素晴らしいですが、歌舞伎座の空間との差に私は驚くばかり・・・。夜叉が池の凝らない演出には好感。シンプルなほうがさまざまなイマジネーションが沸くと実感。
夜の「山吹」が予想外に良し。役者の熱演で、異様な筋と思いきや、しっとりとした切ない情感が伝わる大人の芝居に。最後の花道、回りの御婦人たちがハンカチで目頭を押さえているのを見、私も思わず涙。
「天守物語」は文句なしの美の世界。こちらは多くの方がコメントするでしょうから私は何も申しますまい。図書は海老蔵様ハマリ役ですが、おもがたの段治郎がやっても良かったのではとも思います。(演技力は海老蔵様よりもおもだか若手のほうが上手く思えたのですが・・・・)

投稿: 向日葵 | 2006年7月10日 (月) 21時10分

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» 06/07/18 玉三郎の鏡花作品一挙上演を考える [ぴか の観劇(芸術鑑賞)日記]
当月の七月大歌舞伎に坂東玉三郎監修で泉鏡花の4作品を歌舞伎座の昼夜で上演するという画期的な企画が実現。私もはりきってチケットをとっていた。海外旅行の前にはしっかり下調べをするのと同様、7/23と7/30の観劇前にある程度の予習をしておこうと原作を買って読もうかどうしようかと逡巡。しかしながら原作の科白以外の部分の文章が難しそうなので踏み切れないでいた。 {/book/} 娘につきあう古本屋めぐりの中で偶然に目に入ってきた... [続きを読む]

受信: 2006年7月19日 (水) 03時08分

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