« 心中への招待状 小林恭二著 | トップページ | プライドと偏見 »

2006年1月13日 (金)

「三島由紀夫」とはなにものだったのか・橋本治著

「三島由紀夫」とはなにものだったのか
橋本 治著
新潮社 (2005.11)
通常24時間以内に発送します。

明日から劇団四季で「鹿鳴館」が上演される。今夜読むには,三島由紀夫戯曲集又はこの本であろうか。著者は三島由紀夫氏が同時代の文壇の寵児であった時代をリアルタイムで体験している。何だか良くわからないけれどみんな読んだと素直に述懐し,純文学の作家がスターになり得た時代であったと説く。
「鹿鳴館」は昭和31年に新劇の女優杉村春子氏のために書き下ろされ,同年11月に初演されている。三島氏はミューズを追い求め先代水谷八重子氏を経て,六世中村歌右衛門丈という存在に帰結した。野村玲子氏,当代水谷八重子氏,四世板東玉三郎丈…。往事に思いを馳せる後継者と同時代に生きることを今夜は素直に喜びたい。

|

« 心中への招待状 小林恭二著 | トップページ | プライドと偏見 »

書籍・雑誌」カテゴリの記事

コメント

>かしまし娘さま
コメントありがとうございます。1月13日夜は成功を祈念し,平幹丈の舞台を思い出し,見られなかった杉村氏に思いを馳せながら,頭の中で仮想配役で三度は上演しました。戯曲集2冊を枕に良い夢をみました。
これまで書評系の記事は月に一度程度しか書いていませんが,はずみをつけてチャレンジしてみます。先達としてご指導くださいませ。

投稿: とみ | 2006年1月19日 (木) 20時39分

おとみ様
"古典めざましタイ”からタイトルを変更いたしました。
今年も4649(笑)お願いいたします。
劇団四季「鹿鳴館」のチケット、購入しよーと思いながらPC操作が上手くいかないまま時が過ぎ…、もうちょっと上演期間が春過ぎまで延びるのでは?なんて勝手に推測してます。
「鹿鳴館」の文庫本まで買ったのに…(泣)
”杉村春子のために書かれたもの”って事にも興味有り。
「三島由紀夫とはなにものだったのか」これも気になってましたが、そーですか。やはり読まねばなるまいな~。
今「憂国」が収録されている文庫を読んでいるので、その後トライしよー。
私からは、三島繋がりで本の話をTBさせて下さいませ。

投稿: かしまし娘 | 2006年1月18日 (水) 08時23分

>悠さま
その平幹丈を今日見てきました。
兵庫県立芸術センターはびわ湖ホールより内装が格段に立派でした。風景は勝てます。
もとい。本題。
めくるめく修辞に酔えます。結局何が言いたいか,共感を持ちにくい人物造形にドン引きになることもあります。
戯曲は宛書きで,役者の技量や美しさを引き出すことが目的。役者さんがそろえば上演オッケーと思われます。
三島さんの想定を超えた俳優さんが出現したら素晴らしいことですね。

投稿: とみ | 2006年1月15日 (日) 23時51分

私、三島さんの小説は、「潮騒」の他、あまり読んだことはないのですが、戯曲は、わかりやすくていいな〜とおもってるんです。サド侯爵夫人、我が友ヒットラー、って観たのは、「鹿鳴館」(平幹二朗、佐久間良子、令息他)近代能学集「葵の上」「卒塔婆小町」「弱法師」だけなんですけど。

投稿: 悠 | 2006年1月15日 (日) 15時36分

>らくがきにんさま
拙ブログへようこそ。
ご覧のとおり,雑食系です。
お忙しいことと存じますが,ときおり覗いてくださいませ。

投稿: とみ | 2006年1月14日 (土) 20時14分

どもども、とみさん・・・おとみさん!、こんばんはぁ~。
こちらにははじめましてです、らくがきにんです。
先日、四季の会報で鹿鳴館の記事を見てちょっと行ってみたいけどおもしろいかなあ?どうかなあ?私にわかるかなあ?と思っているところです。
私は活字が全くだめなので本を読むということをほとんどしたことがないのですが、三島由紀夫さんという人物にはちょっと興味があります。もし、鹿鳴館ご覧になったらぜひぜひ感想教えてくださいー。
四季は来月クレイジーフォーユー観る予定です~。楽しみです♪

投稿: らくがきにん | 2006年1月14日 (土) 02時18分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/106008/8147462

この記事へのトラックバック一覧です: 「三島由紀夫」とはなにものだったのか・橋本治著:

» 三島由紀夫 [バリバリかしまし娘〜まいど!(旧:古典めざましタイ)]
”三島由紀夫没後三十五年”紀伊国屋書店でもフェアが…。 二人の「切腹ごっこ」はやがて映画『憂国』へと結実し、そして自決の日が。身近にいた人が描く、劇的な天才作家の素顔 『回想 回転扉の三島由紀夫』(文春新書)  昭和45年11月25日 …全く思いもかけなかった。とも云えるし、全く自然ななりゆきだとも思えた。 その理由がこの回想記である。 これを書いたのが誰あろう”堂本正樹”。授業受けたじ... [続きを読む]

受信: 2006年1月18日 (水) 08時09分

» 【書名】 「三島由紀夫」とはなにものだったのか[文庫版] [PukiWiki digital-momonga (PukiWiki/TrackBack 0.3)]
[一覧] 書籍一覧 リスト未収録一覧 文庫版などの単著(蔵書) 2005.11 ISBN4-10-105414-2 【書名】 「三島由紀夫」とはなにものだったのか この本の要約 † 関連情報 † この項目に関するオンラインリソース † レビュー... [続きを読む]

受信: 2006年1月30日 (月) 02時41分

« 心中への招待状 小林恭二著 | トップページ | プライドと偏見 »