人形は口ほどにものを言い・赤川次郎
赤川次郎氏が文楽を取り上げた演劇エッセイ。文楽が聞く三面記事として人気を博した実録ものであっただけでなく,文学作品として人間の真実を観客に問いかける素晴らしいドラマであることを,現代人にお馴染みの一般的なエンタテイメントを引き合いに,そのおもしろさをクロスオーバーに語る。
舞台芸術に共通する見せ方や感動の取り方が,氏らしく闊達に自在に語られ非常に得したという読後感がある。
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