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2005年12月 3日 (土)

坂田藤十郎襲名披露興行「京人形」満開

お目当ての「京人形」。ピグマリオンの系譜をくむ和製コッペリア風舞踊劇。伝説の名工左甚五郎は,自作の京人形と酒を酌み交わしご満悦。美しい京人形が,男女の人形振りを踊り分けるという難易度が高く,兼ねる役者・菊様のためにあるような演目。
箱が開いたときは,昼の部一番のどよめきだった。
本題とは関係ないが,南座は京阪電車四条駅上にある。関西ではメジャーな遊園地・ひらかたパークで,九十六年続いた菊人形が明日4日でグランドフィナーレを迎える。駅舎のカウントダウンボードがあと一日となっていた。

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コメント

>るみさま
日曜の昼の部。チケット頑張られましたね。
夕霧名残の正月は値打ちありました。通常より演目も多く長いので満足感がひとしおです。
実はワタクシは松羽目ものが苦手で,幾度か撃沈しています。勧進帳,土蜘蛛,身替座禅,船弁慶,茨木,連獅子…。とほほです。
京人形は一挙手たりとも見逃せません。
また,所感を拝見に参ります。

投稿: とみ | 2005年12月 8日 (木) 01時32分

とみ様、こんばんは。
顔見世、行ってこられたのですね♪
私は日曜日に行ってきます!
昼の部のみの観劇なので、しっかり襲名披露を堪能してきます。
実は私、舞踊劇が苦手なのです。
今回の顔見世は舞踊が多いので、ちょっと不安に思ってました。
でも、とみ様のおっしゃる「菊様のためにあるような演目」の京人形をとっても楽しみにしています。
きっと、とても可愛らしいんでしょうね。

投稿: るみ | 2005年12月 6日 (火) 22時38分

>恵美さま
十二夜を思い出しました。
お父上との息もぴったり。菊五郎劇団のチームワークがすっきりさわやかな一幕でした。出番の少ない俳優さんも大工姿の捕り方さんも全員素敵でした。

投稿: とみ | 2005年12月 4日 (日) 22時02分

>とみさま
>男女の人形振りを踊り分ける
何の危なげもなく、実にスムーズに解り易く、マジンガーと太夫になってましたよね。
もう、菊さまへの見物も、ハラハラなく大いに楽しめるかと。

投稿: 恵美 | 2005年12月 3日 (土) 23時45分

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