2016年10月24日 (月)

平幹二朗さんありがとうございました。とうとうこの日が来てしまいました。

10月23日、平幹二朗さんが82歳でお亡くなりになりました。本当にたくさんの感動をありがとうございました。50年間、最も長い期間心ひかれた男性でした。そんなに早う蜷川さんに会いに行かんかてええのに…。数えてみます。

アンドロマック ピリュス 四季
ハムレット ハムレット
オセロ オセロ
シラノ・ド・ベルジュラック シラノ
マクベス マクベス←玉三郎丈マクベス夫人
卒塔婆小町 老婆 蜷川
三文オペラ マクフィス
王女メディア メディア
近松心中物語 忠兵衛
NINAGAWAマクベス マクベス
元禄港歌 信助
タンゴ 冬の終わりに 清村盛
天守物語 図書之助 辻村寿三郎
オイディプス王 オイディプス
テンペスト プロスペロー
タイタス・アンドロニカス タイタス
獅子を飼う 千利休
ヴェニスの商人 シャイロック
リチャード三世 リチャード三世
メジャーフォーメジャー ヴィンセンショー
クレオパトラ シーザー
十二夜 マルヴォーリオ
グリークス アガメムノン アポロン
冬物語 リオンティーズ
鹿鳴館 影山伯爵
ドレッサー 座長
反逆児 徳川家康
その男 茂兵衛
アントニーとクレオパトラ アントニー
イリアス プリアモス
エレジー 平吉
ミシマダブル モントルイユ夫人、クルップ
こんばんは、父さん 佐藤富士夫
唐版 滝の白糸 銀メガネ
蒼の乱 常世王
炎立つ アラハバキ
ハムレット クローディアス
クレシダ シャンク

クレシダ大阪千秋楽がマイラスト平でした。最後の舞台の千秋楽を拝見できました。わずか2週間前ですよ。なんでやねん。↓よろしかったらポチッとお願いしますm(_ _)m。
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2016年5月13日 (金)

蜷川幸雄さんありがとうございました

5月12日、蜷川幸雄さんが80歳でお亡くなりになりました。本当にたくさんの感動をありがとうございました。40年間、住む町が変わっても、職業や立場が変わっても見続けていたのですから、その吸引力は偉大であられました。また、晩年は、初期の作品の再演が多かったのもうれしかったです。数えてみます。

三文オペラ  鹿賀
王女メディア  嵐
ハムレット  真田 市村 藤原(
近松心中物語  八十助 阿部
NINAGAWAマクベス  北大路
元禄港歌  段田
にごり江 浅丘ルリ子
タンゴ 冬の終わりに  段田
オイディプス王  萬斎
テンペスト 
仮名手本忠臣蔵 近藤正臣
卒塔婆小町 壌晴彦
夏の夜の夢 白石
身毒丸 藤原
リチャード三世 市村
かもめ 原田美枝子
リア王 真田 
パンドラの鐘 大竹
唐版 滝の白糸 藤 大空(
三人姉妹 原田美枝子
グリークス 
マクベス 唐沢
欲望という名の電車 大竹
桜の園 麻見れい
ペリクリーズ 内野
エレクトラ 大竹
タイタス・アンドロニカス 吉田
お気に召すまま 小栗
ロミオとジュリエット 藤原
幻に心もそぞろ狂おしわれら将門 堤
メディア 大竹
NINAGAWA十二夜 菊之助
天保十二年のシェイクスピア 唐沢
間違いの喜劇  小栗
あわれ彼女は娼婦 深津
オレステス 藤原
コリオレイナス 唐沢
恋の骨折り損 北村
藪原検校 古田
エレンディラ 美波
オセロー 吉田
さらばわが愛 覇王別記 東山
わが魂は輝く水なり 萬斎
道元の冒険 阿部
ガラスの仮面 大和田
から騒ぎ 小出
表裏源内蛙合戦 上川
冬物語 唐沢
ムサシ 藤原
コースト・オブ・ユートピア 阿部
ヘンリー六世 上川
じゃじゃ馬ならし 亀治郎
ミシマダブル 東山(
血の婚礼 窪塚
アントニーとクレオパトラ 安蘭
シンベリン 阿部
海辺のカフカ 柳楽
しみじみ日本・乃木大将 風間
トロイラスとクレシダ 山本裕典
ボクの四谷怪談 佐藤隆太
日の浦姫物語 大竹
祈りと怪物 森田
ヘンリー四世 吉田
盲導犬 古田
ヴェニスの商人 猿之助
火のようにさみしい姉がいて 大竹
ジュリアス・シーザー 阿部
元禄港歌・千年の恋の森がマイラスト蜷川でした。↓よろしかったらポチッとお願いしますm(_ _)m。
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2016年1月 1日 (金)

新年あけましておめでとうございます

新年を寿ぎ、皆様の御多幸をお祈り致します。

すっかり休眠しています。

以前のように爆見しなく原点にもどり、細々と観劇していますが、年末年始だけは、恒例の爆見しています。
職場の至近の劇場で、今年はコーラス・ライン、ウエストサイド物語、美女と野獣の長期公演があるとの情報が明らかになっています。かなり改善したはずのエンタメ係数の上昇が懸念されます。
さておき、京都やまちのためになることも心して努めてまいります。

都市美を愛するみなさまと共にあらんことを誓います。↓よろしかったらポチッとお願いしますm(_ _)m。
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2015年3月 1日 (日)

気が付けば3月

今日は蜷川ハムレットを観劇です。 平幹最後のハムレットを観劇して以来、この日が...

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2015年1月 4日 (日)

文楽初春公演初日行ってきました

初春公演らしい華やかなラインナップでした。 今年は手ぬぐいまきはなく、抽選...

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2015年1月 1日 (木)

新年あけましておめでとうございます

2015年となりました。観劇や文化鑑賞はめっきり減らしたこの頃ですが、知性...

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2014年12月31日 (水)

よいお年を

今日は久々の観劇。

大阪四季劇場でライオンキングを拝見してまいりました。家族連れさん中心で、心温まる舞台でした。

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2014年9月16日 (火)

炎立つ 兵庫県立芸術文化センター13日ソワレ ギリシャ悲劇の様式による奥州の命と魂の再生の物語 果敢に挑まれた主演のお二人に心から拍手しました

原作・原案: 高橋克彦  
演出: 栗山民也  
脚本: 木内宏昌
音楽: 金子飛鳥
キャスト
キヨヒラ(雌伏中のエミシの武将):片岡愛之助
イエヒラ(キヨヒラの異父弟):三宅健
ヨシイエ(占領軍ヤマトの武将):益岡徹
カサラ(アラハバキの巫女):新妻聖子
キリ(キヨヒラの妻):宮菜穂子
イシマル(キヨヒラの従者):花王おさむ
ツネキヨ(キヨヒラの父)の霊:松井工
ユウ(キヨヒラ、イエヒラの母):三田和代
アラハバキ(エミシの最高神):平幹二朗

イリアスの続編。敗戦国の人々が苦難の末に、永遠の平和を願って楽土を建国する物語。お衣装と装置、音楽、様式が継続されていますので、つかみはいい感じで劇の世界に誘ってくださいます。

イリアスのカッサンドラ役の新妻聖子さんが、同じカサラという役名で巫女として4人の乙女を従えて物語全体を語ります。アンドロマックに相当するユウは三田和代さん。生き延びるため敵将の妻となり、イエヒラという子を成します。全能の神で戦の行方を翻弄するゼウスにあたるお役・エミシの地霊アラハバキに平幹二朗さん。前回は老王プリアモスであられました。とうとう、神になられました。(蒼の乱では、アラハバキを信奉する蝦夷の族長でした。)
勝者の崩壊も、相似形になっていました。プロットと趣向は洒落ています。
ギリシャとトロイ、ヤマトとエミシ、東京と東北という支配と搾取の関係に心が痛みます。

弟イエヒラは、むき出しの欲望と愚かしい保身により運命に復讐され自滅、兄キヨヒラは、周囲の人々の犠牲のうえに忍従の日々を生き抜き、国土を再生へ導くというところで落とし前をつけられます。この辺りが兄弟喧嘩のレベルに下がってしまったのが惜しかったです。

それぞれの役者さんは期待どおりあるいは期待以上の成果を挙げておられましたが、平和への渇望や運命に立ち向かう人間の高貴さは伝わったのかしらん。

新妻聖子さんは、またまた平幹二朗さんの娘分のお役。めちゃ気になります。↓よろしかったらポチッとお願いしますm(_ _)m。
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2014年8月19日 (火)

松尾塾子供歌舞伎公演2014 in 国立文楽劇場A組 ああ、一巴大夫さん、この時間は一巴大夫さんが生きておられたかった時間…

今年は大阪2公演、東京2公演です。

新版色読売
油屋蔵前人形振の場
昨年は野崎村でしたが、今年はそれからの二人。蔵に閉じ込められた久松を救おうとするお染に横恋慕する善六が絡むという「お染久松もの」の舞踊劇。少年少女のスリリングな恋模様というのが、文楽劇場、松尾塾子供歌舞伎にぴったりの可愛らしい演目です。お染11歳、久松10歳、善六9歳。物語の年齢設定に近いです。主要三役の3人は人形振りで演じます。
主演のお染は坂本龍太さん。身体能力を要求されるお役を綺麗に演じておられました。クールビューティであられます。後見は重要な足遣い一役以外の3人は卒塾生のおにいさん。切れ味よかったです。

 
傾城反魂香
松尾塾子供歌舞伎初挑戦となる名作。主演の吃音の絵師又兵衛と饒舌な女房おとくとが難役でしたが、今年は主演を務める鈴木哲平さんと小野澤優花さんの任にあっておられるので挑戦なさったのではないかと察せられます。舞台に二人きりで、夫婦の情愛を見せる場面が涙を誘い、晴れて土佐の名字をもらって喜びを表現するところが、一転して華やかとなるなど、メリハリ、緩急の息もぴったり。
ワタクシ的には、三津五郎丈と時蔵丈のコンビが一番好きで、紋付袴の晴れ姿におとくの鼓で舞うシーンでいつもドボ泣きになりますが、この日も気持ち良く涙させていただきました。

 
舞踊 墨塗
松羽目ものの狂言仕立の舞踊劇。浮気者の大名、たてまえの悋気で嘘泣きする奥方、二人にいたずらをする太郎冠者の三人がてんやわんやの大騒ぎの後にやるまいぞとなります。
太郎冠者役の石原大雅さんは芝居心のある愉快なお子さんです。B組でおとくをなさるんですね。
松尾塾では、人間国宝の常磐津一巴大夫を中心とする常盤津連中が重しを添えていただきます。なんと、一巴大夫さんが16日の朝、急逝なさったとは、…。信じられません。御冥福を心からお祈り申し上げますが、もっともっと聴きたかったです。今日生きている私たちは、一巴大夫さんが生きたかった時間を生きています。おろそかにできません。↓よろしかったらポチッとお願いしますm(_ _)m。
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2014年7月15日 (火)

白石加代子「百物語」シリーズ第三十二夜第九十八話「橋づくし」 第九十九話「天守物語」 

出   演:白石加代子
構成・演出:鴨下信一

百物語のファイナル。祇園まつりたけなわの京都に来ていただきました。もとより第九十九話「天守物語」と決めておられたとか。第九十八話「橋づくし」は、昭和31年の東京のまちの風情が息づいている佳作の短編ということで選ばれたそうです。
例によりまして装置も意匠も演出も凝っておられました。
少しお声はかすれ気味でしたが、余裕の華やかな語りで客席を魅了しておられました。
一人で多くの人物を語りわける話芸は、文楽の大夫さんと同じですね。↓よろしかったらポチッとお願いしますm(_ _)m。
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«イノセント・ピープル“原爆を作った男たちの65年”